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2016年05月23日

強かん殺人事件があってもアジアの平和のために米軍基地は駐留すべき






新発売・沖縄内なる民主主義8 A4版  148ページ
定価1620円(税込み)

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オスプレイの民間機AW609のデモンストレーション映像を紹介する。360度回転、左移動、右移動、バックが自在である。とにかくすごい飛行機である。新聞社やテレビ局とても欲しい飛行機である。
画像をクリックすればユーチューブ映像になります。



強かん殺人事件があってもアジアの平和のために米軍基地は駐留すべき

 信じられない事件である。
沖縄県うるま市の女性会社員島袋里奈さん(20)が犠牲になった死体遺棄容疑で逮捕されたシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)は沖縄女性と結婚し、3カ月になる赤ちゃんがいる。シンザトという名前を見たとき、母親が沖縄人でハーフだろうと思っていたがそうではなかった。彼の母は黒人であり、父も黒人のようだ。彼のDNAは沖縄とは関係がなかった。
シンザトという名前は奥さんの姓であった。結婚したのでシンザトを名乗るようになった。旧姓は「Gadoson(ギャドソン)」である。Gadosonからシンザトに改名したのは彼は沖縄女性の妻を愛し沖縄が好きで沖縄に永住する気持ちがあったからではないかと私は思う。そうでなければシンザトに改名したことの理由にならない。気まぐれで姓を変えることはあり得ない。シンザトという姓はDNAではなく沖縄や妻を愛する彼の心がつけたものであったと思う。
シンザト・ケネフ容疑者は4月ごろ沖縄市から与那原町与那原の妻の実家に引っ越し、妻と生後間もない子供の3人で暮らしていた。妻の両親はシンザト・ケネフの家族のために家を改造したという。妻の両親とも仲がよかったことが窺える。

シンザト・ケネフ容疑者は黒人である。両親は娘の彼氏が黒人であることに最初は戸惑ったとおもう。しかし、シンザト・ケネフ容疑者の人柄のよさに両親は娘との結婚を認めた。核家族の時代である現在は長男の家族と親が住まない傾向にあるのに、シンザト・ケネフ容疑者は妻の両親と住む決心をし、両親は娘の家族と住むために家を改造したのである。奥さんの両親とシンザト・ケネフ容疑者は懇親な関係であっただろう。
シンザト・ケネフ容疑者の生後数カ月の子どもを抱っこしている姿が見られ、奥さんと手をつないで幸せそうに歩いている姿も見られている。住み始めたのは4月下旬頃で、奥さんと乳児を連れ、菓子折りを持って周囲の家々にあいさつに訪れたという。「体格は大きかったが、怖そうな印象はなかった」と周囲の人は言っている。
シンザト・ケネフ容疑者宅の近所に住む男性は「ハーイ」と声をかけると笑顔で答えていたと言っている。また、与那原町への転居前に住んでいた沖縄市のアパートに住む女性(36)は「うちの子どもと外で会うと『コンニチハ』と笑顔であいさつしてきた。やさしい感じだった」と話している。
シンザト・ケネフ容疑者の生活からは彼が強かん殺人をやる人間とはどうしても思えない。

シンザト・ケネフ容疑者を記事にする時、彼を元海兵隊と紹介する。海兵隊と言えば「殴り込み部隊」とも渾名されるくらいの戦闘専門の部隊である。シンザト容疑者が元海兵隊だから戦闘訓練を受けた兵士と思ってしまうが、彼は兵士ではなかった。
2009年9月から11年9月まではキヤンプ・キンザーで資金管理の職に就いていて、2011年9月から14年9月まではワシントンDCの海兵隊に属し、軍需品・装備の調達や使用法の指導、備品管理などを担当していた。そして、沖縄に転勤した。
朝日新聞デジタルは、米海兵隊員として沖縄に派遣されたシンザト容疑者が日本人女性と知り合って結婚し、妻と日本で暮らすために2年ほど前に海兵隊を辞め、その後、米軍嘉手納基地でインターネット関連の仕事に携わっていたと書いている。2年前まではワシントンDCの海兵隊に属していたので計算が少し合わないが、シンザト容疑者が沖縄で妻と一緒に暮らす決心をしたことは確実である。
そのシンザト容疑者がどうして残忍な強かん殺人をしたのか。理解できない。彼は海兵隊所属ではあったが彼の職は資金や軍需品などの管理であり兵士ではなかった。そして、沖縄女性と結婚したのを機会に海兵隊を辞めている。現在は嘉手納飛行場内のコンピューターや電気の配線の仕事をしている民間会社に勤めている。
沖縄女性と結婚して、姓をシンザトという女性の姓に変え、生まれたばかりの子どもと幸せに生活していたシンザト・ケネフ容疑者。彼が強かん殺人をやるとは考えられない。しかし、彼は強かん殺人をやったと自供した。

シンザト・ケネフ容疑者は強かんをする女性を数時間探し回った。そして、うるま市の州崎でジョギングをしている島袋さんを見つけ、背後からこん棒で頭を殴り、強かんをやり、島袋さんの首を絞め、ナイフで腹部を刺して殺害した。骨にナイフで刺した痕跡があったという。骨に痕跡があったということは強い殺意で深く刺したからであろう。動かなくなった島袋さんをスーツケースに入れて運んだという。スーツケースまで準備していたというのは最初から殺す積もりであり計画的な犯行であると推理することができる。
このような冷酷で残忍な殺人をシンザト・ケネフ容疑者がやったとは信じられない。魔法に掛けられたとしか思えない。こんなことを言うとミステリーじみた話になるが、魔法か催眠術などを掛けられない限り起こり得ない犯行であるとしか思えない。幸せな家庭を築いていたシンザト・ケネフ容疑者は4月28日に魔法にかかり沖縄の歴史でも類を見ない冷酷で残忍な殺人を犯したと思ってしまう。そのくらいにシンザト・ケネフ容疑者の犯行は彼の生活の様子とは結びつかない。しかし、彼は20歳になる島袋さんを襲い、強かんし殺害したのである。

4月29日未明に島袋さんの携帯電話の位置情報が途絶えたうるま市州崎の周辺を通行した車両を調べたところ、米軍関係者が使う「Yナンバー」の車が浮上。5月16日に任意で事情聴取を受けたシンザト容疑者は翌日に大量の睡眠薬を飲んで自殺を図り救急車で病院に運ばれた。その翌日は大量の酒を飲んで自殺を図り再び救急車で病院に運ばれた。

死体遺棄の疑いで逮捕されたシンザト容疑者は死体遺棄場所を自供した、自供に基づいて恩納村の雑木林から島袋さんの遺体が見つかった。シンザト・ケネフ容疑者が島袋さんを殺害したのは確実となった。

沖縄の米軍人は24000人であり、シンザト・ケネフ容疑者のような民間人が米軍関係の会社に勤めているのが4000人である。今度の強かん殺人は24000人の中の軍人ではなく4000人の中の民間人が事件を起こした。
それはなにを意味するか。
日米協定を変えても、再発防止、綱紀粛正を徹底的にやっても今度の事件を防ぐことはできなかったということである。シンザト・ケネフ容疑者は沖縄人女性と結婚し、子供が生まれ、妻の両親の家に住むようになったのてある。彼に再発防止や綱紀粛正の教育をやる必要はないと考えるのが普通である。ところが沖縄の生活に溶け込んでいると思われたシンザト・ケネフ容疑者が強かん殺人をしたのである。

自らの経験を踏まえ、性的暴行の被害者支援に取り組んでいる東京在住のオーストラリア人キャサリン・フィッシャーさんは、米軍関係者による犯罪がなくならないのは日本政府は「怒っているふり」をし、米政府は「再発防止を約束するふり」をするが、実際の行動に結びついていないからと述べているが、キャサリンさんの指摘は間違っている。米軍は再発防止の教育をしている。しかし、教育で犯罪がゼロになることはあり得ない。それに今回のシンザト・ケネフ容疑者のケースは再発防止で防ぐことのできる犯罪ではない。
朝日新聞は犯罪を無くすために基地縮小を提案しているが、基地縮小をしても犯罪がなくならないことを示しているのが今回の事件である。
米軍関係者の犯罪をゼロにするには沖縄の全米軍基地を撤去する以外にはない。また、米人の犯罪をゼロにするには沖縄在住の全米人を沖縄から退去させなければならない。
「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」(高里鈴代、糸数慶子共同代表)などは22日午後2時から、被害女性への追悼と米軍の撤退を求める抗議集会を開いた。彼らの主張する通り、米軍関係者の犯罪を無くすには全米軍の撤退以外にはない。

彼らの主張は米軍関係者の犯罪をなくすには米軍を撤退させるという単純な理屈である。例えば学校で教師のわいせつ行為を無くすには学校を無くせばいいという理屈であり。交通事故死をなくすにはすべての自動車を撤去しろという理屈と同じである。しかし、彼らはすべての学校を廃校にしろとか自動車を撤去しろとは主張しない。理由は学校や自動車は必要だと考えているからである。もし、シンザト・ケネフ容疑者のように教師が強かん殺人を犯し、死体を遺棄したとしても学校を廃止しろと彼女たちが主張することはないだろう。学校は必要であると考えているからである。しかし、米軍基地は沖縄に必要がないと彼女たちは考えている。だから、米軍基地撤去を主張するのである。
根本的な問題はシンザト・ケネフ容疑者の犯罪ではなく米軍基地が必要か否かの問題である。

沖縄の米軍基地は必要である
共産党一党独裁国家中国と北朝鮮が存在する間は沖縄の米軍基地は必要である。米軍は日本だけでなくアジアの民主主義国家の平和と安全を守っている。沖縄の米軍基地もその一翼を担っている。
韓国と北朝鮮は緊張状態が続いている。もし、北朝鮮が韓国に攻めて来たら嘉手納飛行場から戦闘機が韓国に行き北朝鮮軍を攻撃するし、普天間飛行場から海兵隊を乗せたオスプレイが飛び立つ。一つの中国を主張している中国共産党の人民解放軍が台湾を攻撃したら米軍は台湾を守るために沖縄の米軍基地から戦争に参加する。尖閣諸島を中国が攻撃して戦争になったら米軍は参加する。その米軍の態度が北朝鮮、中国への抑止力となって平和を維持している。
米軍が存在するから東アジアの平和は保たれているのであって、米軍がいなくなれば東アジアは不安定な状態になるだろう。
北朝鮮は韓国への攻撃が強まるだろう。台湾には人民解放軍が侵略していくだろうし、香港も人民解放軍が武力支配するだろう。
日本は自衛隊が強いから人民解放軍の侵略はないと思うが、尖閣諸島への公船の侵入が繰り返され、八重山や宮古島の漁師は尖閣での漁ができなくなり、尖閣は不安定な状態になるだろう。南沙諸島は中国の侵略が拡大するだろう。
アジアの民主主義国家は中国に侵略されていき、不安定になるだろう。

アジアの民主主義国家の平和を守るためには沖縄の米軍基地は必要である。シンザト・ケネフ容疑者によって20歳の若い島袋さんが強かん殺害されたとしても、それが理由で米軍基地を撤去することはあってはいけないことである。

北朝鮮や共産党一党独裁国家の恐ろしさを知らない女性たちが「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」を結成し、米軍関係者による強姦殺害を理由に米軍基地撤去を主張するのである。彼女たちは超近視眼であり、米軍の犯罪だけしか見えない。米軍は犯罪集団と思い込んでいる。米軍が撤退した時の東アジアがどうなるかを検討する能力がない。だから、東アジアの政治問題を理解もしないで米軍関係者の犯罪を理由に米軍撤退を主張するのである。

心配なのはシンザト・ケネフ容疑者の奥さんである。幸せの絶頂から奈落の底に落ちてしまった奥さん。20歳の若い女性を強かん殺人の責任は妻である自分にも責任があると思い、乳飲み子を抱えながら、
「私のなにが夫に恐ろしい犯罪をやらせてしまったのか・・・・」
と悩み苦しんでいるのではないだろうか。
 奥さんには一日も早い心のケアが必要である。

【沖縄の声】テレビ朝日「橋下×羽鳥の新番組(仮)」について、橋下氏は沖縄のことを理解していない[桜H28/5/20] 2016/04/22 に公開
2016/05/20 に公開
平成28年5月19日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆­氏が「テレビ朝日”橋下×羽鳥の新番組(仮)”」について、コラムコーナー”又吉康隆­のこれだけは言いたい”では「橋下氏は沖縄のことを理解していない」のテーマについて­解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月5月19日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
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Posted by ヒジャイ at 16:49│Comments(0)米軍基地
 
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