2017年03月31日

キャンプ・シュワブ前県民集会の赤嶺政賢衆議員を批判する




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キャンプ・シュワブ前県民集会の赤嶺政賢衆議員を批判する

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照屋寛徳衆議員の次に登壇したのが共産党の赤嶺政賢衆議員であった。彼は1947年12月18日に沖縄県那覇市の農家に生まれた。那覇市立高良小学校、那覇市立小禄中学校、沖縄県立那覇高等学校から東京教育大学(現筑波大学)文学部に進み卒業した。
赤嶺衆議員は東京教育大学在学中の1967年に日本共産党に入党した。共産党は各大学に民青という組織があり、勧誘・オルグを積極的にやっている。私も琉大に入学すると高校の先輩グループに勧誘された経験がある。大学で共産党員になった者が教員や公務員、医者、税理士、弁護士など多くの仕事に就職して、職場で政治活動をしていく。警察や検事の中にも共産党員が居るということである。
赤嶺政賢氏は高校の教員をしていたが、1985年に那覇市議会議員選挙に出馬し、初当選した。赤嶺政賢氏のように教員から市会議員や村議員になった共産党員は多い。私の後輩は読谷村議員になった。
赤嶺氏は那覇市議会議員を3期務めた後、2000年の第42回衆議院議員総選挙に日本共産党公認で沖縄1区から出馬。沖縄1区では公明党前職の白保台一に敗れたが、重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、当選。その後も比例で5選する。
2014年の第47回衆議院議員総選挙では、翁長雄志沖縄県知事が推薦する「オール沖縄」の候補として沖縄1区から出馬。社会民主党、生活の党、沖縄社会大衆党、緑の党、そして基地の県内移設に反対して自民党を除名された「新風会」の支援を受け、國場幸之助、下地幹郎を破り小選挙区で初当選し、6選した。赤嶺衆議員は「オール沖縄」ブームによって初めて小選挙区で当選した。日本共産党が小選挙区で議席を獲得するのは第41回衆議院議員総選挙以来18年ぶりである。
 比例区で当選してきたように県民の赤嶺氏支持は今一であるが、県民や革新に留まらず共産党の沖縄自民党への思想的な影響は大きい。
 2010年に県議会は米軍基地を全面返還したら9155億5千万円の経済効果があると発表した。その理論を国会の予算委員会で閣僚を前に自信たっぷりに理路整然と弁舌したのが赤嶺衆議員であった。首相も閣僚も一人として赤嶺氏に反論する者はいなかった。沖縄2紙も繰り返し9155億5千万円の経済効果を発表し、米軍基地を返還すれば経済効果があるという考えは仲井眞知事や自民党も認めるようになっていった。翁長知事が「米軍基地は経済発展の阻害要因である」と発言しているのは9155億5千万円の経済効果を根拠にしている。それを信じている県民も多いだろう。
私は2012に出版した「沖縄に内なる民主主義はあるか」で9155億5千万円経済効果の間違いを書いた。しかし、この4年間でますます9155億5千万円経済効果が広がっていった。残念である。私が経済効果を批判したのは、それが米軍基地撤去に利用されるのが歴然としていたからである。これまでは米軍基地は経済効果があると主張してきたのが保守であった。だから軍事基地には反対だが経済効果があるから全面撤去には反対してきた。その主張を崩す目的でつくったのが米軍基地を全面返還したら9155億5千万円の経済効果があるという理屈であった。その理屈は広がっていき、次第に沖縄自民党の米軍基地の経済効果の声はしぼんでいった。それどころか翁長知事は米軍基地は経済発展の阻害要因であると断言するようになった。共産党の狙いが成功したのである。赤嶺衆議員が予算委員会で堂々と弁舌したのは沖縄自民党や識者に大きな効果があったと言えよう。

 その赤嶺議員が「北部訓練場の返還する4000ヘクタールは米軍が使う必要がないものであり、また、返還予定地にある6基のヘリパットも古くて使い物にならない。米軍は必要のない土地やヘリパットを返還して、その代わりに機能性の高い4基のヘリパットを建設して米軍基地を強化しようとしている」と述べ、4000ヘクタール返還は米軍基地強化が目的であると言うようになった。赤嶺議員のこの理屈がヘリパッド建設反対派の主張になった。
 そして、翁長知事が4000ヘクタールの返還を歓迎すると発言したことも赤嶺議員の理屈を根拠に非難された。非難され翁長知事は「4000ヘクタールの返還歓迎」を撤回し、ヘリパット建設に反対する発言をするようになった。この時に、「米軍基地を全面返還したら9155億5千万円の経済効果がある」という理屈は無視されたのである。
 赤嶺議員は「米軍基地を全面返還したら9155億5千万円の経済効果がある」と予算委員会で堂々と弁舌した。その理論からすると北部訓練場の4000ヘクタール返還は莫大な経済効果があることになるが、返還が現実になっていくと基地返還の経済効果は一言も言わないで、返還は基地強化につながると主張したのである。赤嶺議員のこの矛盾は彼が共産党員であるが故の矛盾である。
 共産党は反米主義である。日米安保を廃棄して日本の米軍基地を全て撤去するのが共産党の目的である。だから、9155億5千万円の経済効果は米軍基地撤去を県民に賛成させる目的につくった嘘の理論である。また、返還される4000ヘクタールは必要がなく米軍基地強化が目的であるというのもヘリパッド建設反対に県民を賛成させるための嘘の理屈である。
 嘘の理屈をどんどんいう赤嶺共産党員に反論できないのが沖縄の自民党や識者である。残念である。

 赤嶺衆議員はキャンプ・シュワブの県民集会で、違法に駐車しているマイクロバスの上に立ち、安倍政権が憲法違反であることを述べ、岩礁破砕の権限は翁長知事にはないと政府が述べたことを違法であると言い、法律を破っているのは安部内閣であるとまくしたてた。集会に集まっている人たちは赤嶺衆議員の言ったことを信じ、安部内閣が法律を破っていると信じるだろう。自民党県連や識者も赤嶺議員の言ったことが本当かもしれないと思うだろう。しかし、そうではない。赤嶺衆議員のほうが嘘をついている。自民党県連や識者が一つだけ信じてほしいことがある。それはこのような政治問題で政府は違法行為を絶対にしないということである。絶対にというのは大袈裟かもしれないが、政府は違法行為を徹底して避けなければならない。もし、違法行為が発覚すればその政権は崩壊するからである。

 赤嶺議員は森友学園に安部首相100万円寄付したことはないと言い、100万円寄付したことが事実であれば首相も議員も辞めると言ったことを取り上げ、100万円寄付したのは事実だから首相を辞めろと言った。そのくらいに政府の違法行為は崩壊につながる。だから、名護漁協が漁業権を放棄した大浦湾の海域では岩礁破砕許可の権限が翁長知事になく、翁長知事に岩礁破砕の申請をしなくていいと政府が言っているのは合法であると確信するべきである。
漁業権の放棄をめぐっては過去に判例がある。大分県の埋め立て事業をめぐって、福岡高裁で争われたことがあり、昭和48年の確定判決では漁業権放棄に伴う変更免許は不要だとの判断を高裁は示した。だから過去の判例からすると名護漁協が漁業権を放棄した大浦湾の埋め立て予定地では政府が県に申請をする必要がないということである。政府は法的に合法であるという理論だけでなく過去の判例もあるから岩礁破砕の申請はしないのである。政府は法を破ることはしない。法治主義は日本国家の根本でもあるからだ。
 裁判になれば翁長知事が敗北するのは確実である。

 翁長知事は知事選に立候補した時、選挙に勝つために共産党と手を結んだ。彼は沖縄で開かれた安保廃棄中央実行委員会全国大会に参加して共産党と手を組むことを宣言したのである。

 

 
選挙戦術は成功して知事選には大勝利した。しかし、次第に共産党に取り込まれていき、いまでは共産党の言いなりである。
 仲井眞知事の埋め立て承認を取り消すことは違法であり、裁判で負けるのは確実だった。それでも翁長知事は取り消しをした。そして最高裁で取り消しは違法行為であると判定された。  
4000ヘクタールの北部訓練場の返還を歓迎すると言った翁長知事であったが共産党の圧力があるとすぐに取り消した。翁長知事が共産党の言いなりになったからである。今回の岩礁破砕申請問題も裁判になれば翁長知事が敗北するのは確実である。それでも共産党の言いなりになっている翁長知事は訴訟を起こすだろう。
  

Posted by ヒジャイ at 13:49Comments(0)

2017年03月30日

キャンプ・シュワブ前県民集会の照屋寛徳衆議員を批判する




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キャンプ・シュワブ前県民集会の照屋寛徳衆議員を批判する


 3月25日のキャンプ・シュワブ前県民集会で沖縄革新の国会議員が次々と演説をしたが、最初に演説したのが照屋寛徳衆議員(てるや かんとく、1945年7月24日 - )であった。彼は2003年、第43回衆議院議員総選挙に沖縄2区から社民党公認で出馬し、当選した。そして、44・45回の総選挙でも沖縄2区で当選を重ねた。2010年、社民党国会対策委員長に就任。福島瑞穂党首の4選後、党幹事長への起用が持ち上がったが、照屋氏は社民党歴の浅さを理由に辞退した。
 社民党は衆議員2人、参議院2人の少数政党である。社会党時代は自民党の対立政党として存在し、政権政党になったこともあるが、皮肉にも政権党になったその後は支持者が激減し、今では政党を維持できるかできないかの瀬戸際まで追い詰められている。議員4人の中で照屋氏だけが選挙区当選者であり3人は比例で当選している。

 ヘリパッド建設阻止運動で4つの容疑逮捕・起訴された沖縄平和運動センターの山城議長も社民党員であるが、照屋議員とは前原高校の先輩後輩の関係であり、照屋議員が山城議長を同志というほどに二人はとても親しい関係にある。山城議長が拘留された時は毎週面会をしていた。
 
 照屋議員はマイクロバス上の演説で、山城議長の152日間の拘留は国家権力の弾圧との闘いであると言った。山城議長は大衆運動家であり議員ではないから彼の闘いの場はヘリパッド建設の現場であったりキャンプ・シュワブであったり、いわゆる彼の闘いは議会ではなく現場である。彼の闘いの目的は議会で建設を阻止するのではなく現場で建設を阻止することである。だから山城議長の闘いは建設を進めるために反対運動を排除する国家権力である警察との闘いになる。山城議長が国家権力の弾圧との闘いであるというのは理解できる。しかし、照屋氏は山城議長のような大衆運動家ではない。国会議員である。国会議員は国会で法律をつくる闘いをするのであり、現場で実力で建設工事を阻止する闘いをするのではない。国会議員はいわゆる国家の法律をつくるのだから国家権力者である。たとえ野党であっても国会議員であるから国家権力者である。社民党が社会党であった時は政権を握ったこともある。社会党議員の村山富一氏は首相にもなった。政権を握るか握らないかは国会で過半数を握るか握らないかで左右されるが国会議員であるなら野党であっても本質的に国家権力者である。政権を握ったら権力者であり、政権を握らなかったら権力者ではないというのは狭い考えである。国会で自分が反対した法律が決まっても国会議員であるなら決まった法律を国民に守らせる義務がある。法を守らせる立場の国会議員は権力者である。野党だから権力者でないと思うのは間違いである。

山城議長は4つの容疑で逮捕された。容疑の中に彼の政治思想は含まれていないし思想表現も含まれていない。日本は思想心情の自由を保障しているし、表現の自由も保障している。山城議長を逮捕した4つの容疑は威力業務妨害、公務執行妨害罪、傷害罪である。思想とは関係がない。どんな思想を持っていようと、右翼であろうと左翼であろうと、そして政治には無関心なノンポリであろうとキャンプ・シュワブの前にブロックを並べたり、機動隊や防衛局職員に暴力を振るい傷を負わせたならば警察が逮捕するのは当然である。
左翼イデオロギーの塊である山城議長は自分の行為を正しいと信じているから逮捕・拘留を権力の弾圧であると思い込むのは納得できるが、照屋議員は国会議員である。運動家ではない。国会議員である照屋氏は議会制民主主義を根本的に理解し、国家を担わなければならない存在である。例え、山城議長とはイデオロギーが同じで彼と同志であったとしても、山城議長が過激な運動によって違法行為の疑いで逮捕されたことは国会議員としては認めなければならない。もし、照屋議員が山城議長逮捕・拘留を権力の弾圧であると考えるならば運動が正しければ日本の法秩序を破ってもいいと照屋議員は考えていることになる。照屋議員がそのように考えているならば先頭に立って法を守るべき国会議員である照屋氏が法の破壊者となってしまう。
国会議員としての責任があるならば、たとえ辺野古基地建設に反対であっても法を守った反対運動をやるべきであると山城議長を指導するべきである。国会議員である照屋議員は国会で辺野古建設阻止の闘いを展開するべきである。

演説の照屋議員は日本には中央政府と地方政府があるといい。中央政府対沖縄政府、名護政府の闘いを想定している。国会議員であるなら法律を制定する国会、県議会、市議会が重要な存在であり、辺野古建設阻止も議会で追及するべきであると考えるべきであるのに照屋議員にはその考えがないようである。照屋議員には国会議員としての自覚はない。だから、国道329号線という違法な場所で県民集会を開いても平気なのだ。

照屋議員は弁護士であり、しかも国会議員である。そんな照屋議員が山城議長の違法行為を正当化し、違法な国道の県民集会に参加するのである。弁護士として国会議員として失格である。
照屋議員に沖縄の未来を語る資格はない。山城議長と一緒に辺野古基地建設阻止運動をしたいのなら国会議員を辞めてキャンプ・シュワブで違法行為をしたほうがいい。
  

Posted by ヒジャイ at 12:39Comments(0)

2017年03月29日

沖縄革新議員が国道の県民集会に参加。法治主義を破る彼らに議員資格はない




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沖縄革新議員が国道の県民集会に参加。法治主義を破る彼らに議員資格はない

25日(土)のキャンプ・シュワプのゲート前県民集会に行って集会のビデオを撮りたかったが、神奈川県の小田原市に行く用事があったのでキャンプ・シュワブに行けなかった。帰って来たのは昨日の月曜日である。毎週月曜日の夜は三線教室に通っている。去年の3月から通っているから1年になる。なかなか上達しない。今日は眼のレーザー治療の検診があった。治療は順調であるとのこと。

 沖縄紙2紙は25日(土)の前県民集会をキャンプ・シュワプのゲート前と書いてあるが、写真で分かる通り、国道329号線の上も下もキャンプ・シュワブであり、鉄条網が張り巡らされている。国道329号線だけが民間地域である。ゲート前に県民集会ができる広場はない。キャンプ・シュワブ前で県民集会をやるということは国道329号線で県民集会をやるということになる。県民集会は国道329号線で開いたのである。

だから、ユーチューブにアップロードしている県民集会の映像を見ると歩道が集会場になっているのである。演説はマイクロバスの上でやっているがマイクロバスが駐車しているのは国道である。国道にマイクロバスを駐車するなんて明らかに違法である。違法駐車のマイクロバスの上で法を守るべき県知事や国会議員が堂々と演説をしているのである。県警はこの違法な県民集会を許可したのだろうか。許可したのなら県警は法の番人ではない。沖縄革新のわがままを許す沖縄革新従属警察である。そうあってはほしくない。警察は三権分立を守り法の番人として違法行為は敢然と取り締まってほしいものである。

 国道は車が通るためにつくったものである。歩道は人が歩くためにつくったものである。国道で県民集会を開いてはいけない。それは常識である。実際に国道で県民集会を開いているから県民は国道で県民集会をやってもいいんだと思ってしまうだろうが、それは間違いである。国道で県民集会をやってはいけないに決まっている。    


 
 違法に駐車しているマイクロバスに「違法な埋立工事の即時中止」の横断幕を掲げ、演説をするのが沖縄革新である。違法行為をしながら合法を違法だと非難しているのが沖縄革新なのである。
 違法なマイクロバスで演説をしているのが沖縄革新の国会議員である。国会は国の法律をつくるところである。法律をつくる立場の国会議員が違法なマイクロバスの上で演説をしたのである。 
どんなに素晴らしい演説をしたとしても違法な行為の演説であり、その真実性は失ってしまう。
 国道329 号線で演説をした照屋寛徳、糸数慶子、玉城デニー、赤嶺 政賢、糸数 慶子、仲里 利信、伊波洋一の7人の国会議員には国会議員としての自覚がないといっても過言ではない。

 それにしても7人の国会議員と翁長知事が参加した県民集会であったにもかかわらず参加者は主催者発表でたった3500人しかいなかった。主催者発表であるから水増し人数だろう。本当は半分の1700人くらいであっただろう。国会議員7人と翁長知事が参加したというのにたった1700人くらいとは・・・・。あまりにも少ない。主催者発表である3500人でも非常に少ない。7人の国会議員と翁長知事が参加したのならせめて10000人くらい参加するものでなければならないだろう。
 キャンプ・シュワブ前の国道329号線での集会であるから1万人も集まるというのは困難であると思うが、1700人は少なすぎる。翁長知事も国会議員も県民の選挙で選ばれたのだから県民の支持があるというのは言えるが、それは選挙の時であり、それ以後もずっと同じ支持が続いているとは言えない。支持率は上がったり下がったりして変動するものだ。
 3月25日の県民集会が翁長知事と国会議員7人が参加したにも関わらずおよそ1700人くらいしか集まらなかったということは彼らへの支持率は下がっていると推理せざるを得ない。

 国道で県民集会をやる沖縄革新は平気で違法行為をする自分勝手な政治集団である。支持率が落ちるのは当然である。

  

Posted by ヒジャイ at 10:30Comments(0)

2017年03月25日

稲葉博と添田充啓の拘留延期を報道しない沖縄2紙は本土差別している

稲葉博と添田充啓の拘留延期を報道しない沖縄2紙は本土差別している
 長期拘留されていたのは山城議長だけではない。拘留が延期されている稲葉博(66)と添田充啓(44)の二人も山城議長と一緒に長期拘留されていた。二人とも山城議長と共謀したとして威力業務妨害罪に問われた。そして、二人とも無罪を主張した。拘留、起訴内容も同じであるのに山城議長は保釈されて二人は保釈されなかった。
 長期拘留は国の不当弾圧だと主張し続けてきた沖縄二紙であるから、山城議長一人だけが保釈され、二人が保釈されないで長期拘留されていることを問題視するべきではないだろうか。
 アムネスティ・インターナショナルのような国際人権団体も山城氏の即時釈放を訴え、抗議の輪は遠く離れたニューヨーク市にも広がっている」と沖縄2紙は世界的にも長期勾留に対する非難が高まっていると報じた。山城議長は保釈された。しかし、保釈されたのは山城議長一人だけである。二人は釈放されていない。二人の長期拘留はまだ続いている。二人の長期拘留を県民が知れば検察、裁判所への批判はますます強くなるはずである。しかし、沖縄2紙による二人の長期拘留についての報道が全然ない。まるで長期拘留されている者は存在しないかのようである。なぜ沖縄2紙は人権問題だ、反対運動への弾圧だ、二人を早く釈放しろと報道しないのか。
 変である。なぜなのか。二人は稲葉博と添田充啓であるが姓から二人が本土の人間であることが分かる。そういえば山城議長と彼らが逮捕された時に山城議長だけの名前が報道され、二人の名前は報道されなかった。その後も二人の名前は報道されなかった。
 3月17日の公判でも「山城被告と共謀したとして威力業務妨害罪に問われた66歳の男と、公務執行妨害と傷害の罪に問われた44歳の男も否認した」と二人の名前は報道していない。多くの県民は二人は普通の市民だから名前を公表していないと思っているだろう。しかし、それは違う。
二人の名前を知ったのは多くのネット記事を調べたからからである。最初は一般市民だから名前を公表していないと思っていたが、ネットで調べると添田充啓という容疑者はかなり有名な人物であり、名前を隠す必要はないことがわかった。名前を伏せる必要がないのに名前を伏せているのである。なぜ名前を伏せるのか。報道するのに不都合なことがあるのだろうか。いや、不都合であるから伏せていると考えざるを得ない。
山城議長と一緒に逮捕されたのは三人であった。一人はすでに保釈されている。保釈された人物も名前から本土の人間であることが分かる。そして拘留されている二人も本土の人間である。逮捕された4人の中で沖縄県民は山城議長だけて他の三人は本土の人間である。本土の人間であろうとなかろうと無罪を主張している二人の釈放を要求する報道を沖縄2紙がやるのは至極当然である。しかし、報道しない。報道しない原因を考えてみた。
拘留が続いていけばいくほど二人につての県民の関心は高まっていくだろう。二人の名前を何度も報道していけば二人が本土の人間であることが県民に知れ渡っていく。すると県民はヘリパット建設阻止運動には多くの本土人がいるのではないかと思うだろう。何しろ逮捕された4人の内3人は本土の人間であり沖縄県民は山城議長一人であるのだ。
本土の人間たちによってヘリパット建設阻止運動は展開していると県民は思うようになる。沖縄2紙はそのことを恐れて二人が拘留されているを報道しない可能性が高い。

どんな理由があろうとも、山城議長の保釈は大々的に報道し、拘留されている本土の人間二人を報道しないのは本土差別である。山城議長の長期拘留は人権侵害であると主張したのは沖縄2紙である。沖縄県民である山城議長だけが人間ではない。本土の二人だって人間である。山城議長よりも長く拘留されている二人は山城議長以上に人権侵害をやられている。沖縄2紙が人権侵害を重視するなら拘留されている二人の人権侵害報道は大きく報道するべきである。報道しないのは沖縄2紙には強い本土差別があるということである。
本土による沖縄差別を主張している沖縄2紙が本当は本土差別をしているのである。
本土の沖縄差別を調べていくと、差別の原因は差別をしている本土ではなく差別されている沖縄にあることが分かる。しかし、沖縄2紙の本土差別は差別されている本土ではなく沖縄2紙にある。沖縄差別も本土差別も原因は沖縄にあるのである。
  

Posted by ヒジャイ at 00:07Comments(0)

2017年03月22日

石嶺香織宮古島市議は普通の主婦ではない。偏ったイデオロギーの政治活動家だ。




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石嶺香織宮古島市議は普通の主婦ではない。偏ったイデオロギーの政治活動家だ。


石嶺香織氏が宮古島市議会議員補選に立候補した時の発言である。

私が市議補選に立候補しようと思った一番の理由は、宮古島へのミサイル基地建設を止めたいという思いからです。昨年6月に楚南有香子さんと「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」を立ち上げてから、このミサイル基地建設における様々な問題点を知り、それを広く伝えることに取り組んできました。
まず、国防のためにミサイルを配備することで有事においては南西諸島が犠牲になるという問題、宮古島では国民保護計画の具体案が立てられていないため市民は逃げることもできないという問題、平時においては地下水の汚染の恐れがあるという問題、オスプレイが運用され、日米共同訓練が想定されるという問題。
このような様々な問題を考えたとき、私が思ったのは「ミサイル基地ができたら宮古島には住めない。」ということでした。宮古島市民が、これからも安心して平和に暮らしていくためには、ミサイル基地建設を止めなければなりません。
「まず、国防のためにミサイルを配備することで有事においては南西諸島が犠牲になるという問題、宮古島では国民保護計画の具体案が立てられていないため市民は逃げることもできないという問題」

石嶺香織市議は政治に素人であることを強調し、素人の立場から宮古島市の平和を訴えている。しかし、彼女の発言は巧みであり、素人を装ったプロの発言である。

第2次世界大戦が終わって3年後に生まれた私たちの子供の頃は第3次世界大戦が起こるだろうという噂が強かった。そして、第3次世界大戦は核戦争なると雑誌にも掲載していたし私たちもそう思っていた。
嘉手納弾薬庫には核爆弾があるから戦争が始まれば沖縄は真っ先に核ミサイルが飛んできて沖縄島は消えてなくなると言われていた。第3次世界大戦=沖縄消滅=死が私たちの運命であると信じていた。小学3年生の頃である。嘉手納飛行場・嘉手納弾薬庫の近くに住んでいた私にとって核戦争は現実的な問題であったし、死を予感させるものであった。戦争が起こるには攻撃をしてくる敵国が存在しなければならない。日本・米国の敵はソ連であり中国である。沖縄の隣に中国はあるから中国が沖縄に核ミサイルを飛ばすだろうと考えていた。
中学1年生の時キューバ危機が起こった。ケネディ大統領はソ連との戦争も辞さないと公言した。いよいよ第3次世界大戦が起こるのだと私は恐怖した。ソ連と米国が戦争すれば中国はソ連に味方して、沖縄に核ミサイルを飛ばすだろう。沖縄に住む私の生命は風前のともしびであった。緊迫は高まり、いよいよ戦争が始まるという寸前に戦争は中止になった。ケネディ大統領の毅然とした対応によって免れたと中学生の私は思った。だから私にとってケネディ大統領は第3次世界大戦を食い止めた大ヒーローだった。
それからの私はソ連と中国の情勢に関心を持つようになった。しかし、社会主義国ソ連と中国の情報はほとんどなかった。情報を外に出すことはなかったからだ。両国は秘密主義国家だった。米国はオーブンで多くの情報が入ってくるのにソ連・中国はほとんど情報が入ってこなかったのである。私は両国を信頼できなかった。どんなに共産主義が素晴らしかろうと秘密主義の国であるソ連と中国は悪い国であると私は思っていた。

 私が少年の頃、沖縄に核ミサイルを撃ち込むのは中国であると考えたように石嶺市議が普通の主婦であっなら宮古島市にミサイルを配置した時に攻撃する国は中国しかいないと考えるのが普通である。であれば尖閣で暗躍している中国公船に関心を持つのは当然である。ところが石嶺市議は「南西諸島が犠牲になる」と言いながら、尖閣の中国公船の動きについて一言も触れていない。それは変である。考えられるのは彼女が政治的に偏っている目的を持った政治活動家であり普通の主婦ではないだろうということである。

石嶺香織市議は「国防のためにミサイルを配備することで有事においては南西諸島が犠牲になる」と述べているが、どの国が攻撃するかを述べていない。小学低学年の私なら石嶺香織市議の説明に頷くだろうが、高学年の私なら手を上げて、「どの国が攻めてくるのですか」と質問しただろう。石嶺香織市議は私の質問に答えることができるだろうか。恐らく中国の名前を出さないであいまいな答えをするだろう。

韓国と日本が戦争した時に南西諸島より九州が犠牲になるのは確実である。ロシアと戦争した時は北海道や本州が犠牲になる。ベトナムと戦争した時は軍事力が弱いベトナムでは簡単に自衛隊が勝つ。南西諸島が犠牲になることはない。フィリピンなど他のアジアの国々と戦争しても自衛隊が圧倒して南西諸島が犠牲になることはない。南西諸島が犠牲になる可能性が高いのは中国と戦争をした時である。ところが石嶺香織市議はどの国と戦争になったら南西諸島が犠牲になるという説明をしていない。戦争相手国の名前を出すのを避けて「有事になると」という表現を使っている。「有事になると」と「戦争になると」は同じ意味だが、石嶺市議は「戦争」を使わないで「有事」という言葉を使っている。それは故意に使っている。「戦争」なら相手国がどこであるかをイメージするが「有事」なら戦争相手国をイメージしない。戦争相手国をイメージさせないために「有事」を使っている。
石嶺香織市議は宮古島市にミサイル基地ができればどの国が攻撃するかは不明にしたまま、とにもかくにも宮古島市が危険になるということをイメージさせる目的で「有事」を使っているのである。これは人間心理を計算した高度な言葉使いである。政治活動家でなければできない言葉使いである。
 石嶺香織市議は宮古上布を学ぶために宮古島に移住したと言っているが本当だろうか。宮古上布を学ぶのは口実であり本当は政治活動をするために宮古島に移住したのではないかと疑ってしまう。

宮古島市議会(棚原芳樹議長)は21日午前に開かれた3月定例会で、石嶺香織市議に対する辞職勧告決議を賛成多数(賛成20、反対3)で可決した。辞職勧告決議で分かるように宮古島市は保守議員20人、革新議員3人と圧倒的に保守が多い。多島から宮古上布を学ぶために移住してきたのに石嶺議員は圧倒的少数派になることを選んだのである。宮古島市のような離島に住み伝統の宮古上布を学びたければ地元の住民と親しくする努力をしなければならない。ところが石嶺市議は圧倒的少数派の政治家になったのである。編である。

石嶺香織市議が辞職勧告されたのは彼女のフェイスブック上で、米海兵隊の訓練を受けた陸上自衛隊部隊が宮古島に配備されたら「絶対に婦女暴行事件が起こる」などと投稿したからである。決議では「投稿は自衛隊員、米海兵隊員に対する職業的差別であり、断じて許すことができない暴言と言わざるを得ず、市議会の品位を著しく傷つけるものだ」と述べている。決議の通りである。石嶺市議は自衛隊員や米海兵隊員に対して職業的差別の暴言を吐いたのである。
石嶺市議は、投稿は既に謝罪・撤回しているとした上で「私は市民が選んでくれた議員であると自覚している。決して議会が選んだ議員ではない。辞職勧告を拒否する」と述べているが、石嶺市議は選挙の時に「絶対に婦女暴行事件が起こる」とは公言していない。公言すれば落選する可能性が高かったから公言しなかったのだ。当選した直後にフェイスブックで公言したのは議員の地位を利用して自衛隊のイメージを悪くしようという狙いがあったからだ。その狙いは失敗したが石嶺市議の思想はちっとも変っていないし反省もしていないだろう。
石嶺市議は、投稿はすでに謝罪・撤回していると言うが、米海兵隊が婦女暴行魔であることは撤回していない。決議の「米海兵隊員に対する職業的差別」指摘に対して石嶺市議は釈明していない。石嶺市議は本当は謝罪・撤回はしていないし、するはずがない。

自衛隊は国民を守ることを使命としている。そのような自衛隊員が米海兵隊と訓練をしたくらいで「絶対に婦女暴行事件が起こる」と発言すること自体が自衛隊に対する冒涜である。抗議が殺到するのは当然である。自衛隊員の母親から「息子が侮辱された」などといった切実な訴えの抗議があったという。しかし、そのような抗議に石嶺市議が心を打たれて反省するということはあり得ない。石嶺市議は母親の抗議にも平気であるだろう。本音では母親に反論したいが反論すれば再び非難が殺到するから反論をしないのだ。反論することを避けた石嶺市議の頭の中では次なる自衛隊や海兵隊のイメージダウンさせることを模索しているだろう。そして、自衛隊の宮古島市駐留を阻止する方法を仲間と一緒に模索しているだろう。

石嶺市議が選挙の時に言った「私は政治は素人で、特別な知識もありません。しかし、普通の市民が、市民の感覚で、市民のために政治に参加していけることが大切なのではないかと考えました」は嘘であることがはっきりしてきた。彼女は政治に素人ではない。彼女は宮古島市への自衛隊駐留に反対しているだけではない。石嶺市議は反自衛隊、反海兵隊というよりむしろ反米反安部政権のイデオロギーが強い政治活動家である。
 宮古上布を学ぶために移住したというのがますます怪しくなってきた。石嶺市議は政治活動をするのが目的で宮古島市に移住してきた可能性が高い。東村議員になった高江区の伊佐真二共産党員の父親と同じように。
  

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2017年03月20日

山城議長の逮捕・起訴は「揺るがぬ信念」からではない。お調子者だったからである




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山城議長の逮捕・起訴は「揺るがぬ信念」からではない。お調子者だったからである
 山城議長が保釈された。保釈金は700万円である。那覇地裁は検察の主張を認めて保釈しなかったが、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)は18日午後、地検の抗告を退け、保釈を認める決定をした。山城議長は同日午後8時ごろ那覇拘置支所を出た。
 しかし、保釈であって釈放ではない。つまり条件つきの釈放である。条件は関係者との接触制限である、だから、自由に行動することはできない。今までのように辺野古飛行場建設阻止運動の先頭に立って暴れまくることはできないだろう。もし、そんなことをすれば保釈は取り消されて再び拘置所行きだ。

山城議長は反対運動への参加については「できるだけ参加したいが、弁護団と相談して可能な限り関わりたい」と述べるにとどめている。今までの山城議長ならキャンプ・シュワブに戻って警察の弾圧に屈しないで闘うと言っただろうが、トーンダウンして弁護団と相談して行動すると言っている。積極的に運動に参加するとは言っていない。これからの山城議長の闘いの場所はキャンプ・シュワブではない。裁判所になる。ゲートを封鎖したり、機動隊に罵声を浴びせたり、殴ったりする威勢のいい山城議長はもういない。彼がキャンプ・シュワブで暴れまくるのはもう見られないだろう。
山城議長は逮捕されたことを「まごうことなき不当弾圧だ」と言っている。本当に不当弾圧と思うなら裁判は不当であるから裁判を拒否すればいい。しかし、山城議長にはそんな勇気もなければ強い信念もないようである。彼は裁判を受けるようである。翁長知事が承認取り消しの裁判で違法行為であると裁決された時、裁判所は政府に味方していると言い、日本には三権分立はない。独裁政治だと非難していたのは山城機長であり沖縄革新である。であるならば山城議長の裁判でも政府に都合のいい判決が下ることを彼らは想定しているはずである。そんな裁判なんか受けないと断固拒否するのが筋というものである。ところが無罪を主張して裁判を受けるようである。政府に味方する裁判であるなら山城議長に無罪を言い渡すことはあり得ない。裁判を拒否するのが当然であるのに裁判を受けるという山城議長はなんて根性がない人間なんだ。根性があるなら徹底して裁判拒否闘争をするべきである。独裁体制の裁判を受けないで山城議長の真骨頂を誇示してもらいたいものである。

沖縄タイムスは17日の公判の山城議長の発言の「闘いは不滅だ」拘束は「まごうことなき不当弾圧だ」を引用しながら「揺るがぬ信念に貫かれた山城議長の声が法廷に響いた」と述べている。
「揺るがぬ信念」には笑ってしまう。山城議長の「揺るがぬ信念」とは保釈の条件である「関係者接触は制限」を受け入れて、「弁護団と相談して可能な限り関わりたい」ものである。つまり保釈の条件に屈したのが山城議長の「揺るがぬ信念」である。「揺るがぬ信念」であれば相手がどんなに強かろうが、政府であろうが、体制であろうが屈しないで抵抗していくものである。ところが逮捕される前の威勢は消えてしまい裁判所の要求を銭部受け入れている。あまりにも軽すぎる山城議長の「揺るがぬ信念」である。


「イエローラインを超えたよ。捕まえに来いよ」
と警護員をからかいなかせら手招きをしている山城議長である。彼はその後にイエローラインを超えたために逮捕された。

キャンプ・シャワブから出てきた基地従業員の車に襲い掛かる。

名護署で警護している機動隊を山城議長は何度もグーパンチで殴った。



青テントを退去するように張り紙をしようとした防衛局職員グループで取り囲み、尋問という名のリンチをした。

金網を乗り越えようとした山城議長は警護している機動隊をペンチで殴った。

 立ち入り禁止のために張ってある鉄条網を山城議長はペンチで切っている。

 こんな行為を「ゆるがぬ信念」でやっていたら、訴訟を起こされたくらいでは信念少しも揺るがないだろう。しかし、保釈された山城議長は自分の行動については弁護団と相談するというのである。つまり裁判所のいう通りの行動をするというのである。「逮捕されようがなにされようが信念を貫くのだ」とは言っていない。「弁護団と相談して可能な限り関わりたい」と保釈の条件を無批判に受け入れている。これでは山城議長がずっと怒りを込めて批判している体制の法律のいいなりになるということである。だらしない山城議長の信念である。沖縄タイムスのいう山城議長の「揺るがぬ信念」はその程度のものである。

 そもそもが「ゆるがぬ信念」で長期拘留の原因となった威力業務妨害や公務執行妨害・傷害、器物損壊をやったのではなかった。写真にあるような暴力行為をしてもずっと逮捕されることはなかった。イエローラインを超えた時も名護拘置所に入れられたがすぐに釈放された。逮捕されなかったから山城議長は調子に乗って暴力行為をエスカレートしていったのである。山城議長に沖縄タイムスが指摘しているような「ゆるがぬ信念」があったわけではない。長期拘留、起訴はないと思い込んでいた山城議長が「調子に乗った」だけである。山城議長は信念の人ではなく、お調子者である
山城議長がキャンプ・シュワブで逮捕されるのを覚悟で再び過激な運動をやっていたのなら彼に「ゆるがぬ信念」があることを認めるが、お調子者でしかない山城議長が逮捕、長期拘留を覚悟して過激な運動をしたとはかんがえられない。
 
 山城議長の拘留・起訴に苦笑いしているのが共産党だろう。共産党は逮捕される恐れがある行動はしない。ヘリパッド建設阻止運動で軍用地に入ると逮捕される可能性があるという噂が広がった時に共産党は軍用地に入らないように統一連に指示した。だから統一連は県道70号線の集会だけで、軍用地内には入らなくなった。軍用地内に入ったのが山城議長の沖縄平和運動センターの社民党系、中核派革マル派である。軍用地に入らなかったのが統一連などの共産党系である。だから共産党系の運動家は一人も逮捕されていない。逮捕されたのは社民党系か中核派や革マル派である。
 共産党は山城議長が逮捕・起訴されるのは時間の問題と思っていただろう。だから、逮捕された時に「やっぱりな」と苦笑いしただろう。共産党は山城議長のようなドジはしない。違法行為はするが逮捕されるような違法行為はしない。県道70号線での集会は違法行為であるが逮捕はされないから毎日やったのである。一方では安慶田副知事辞任に追い込むような策略をやる。いわゆる共産党は知能犯である。

  

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2017年03月18日

山城議長が保釈されなかった理由




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山城議長が保釈されなかった理由
 昨日、3月17日に山城議長の初公判が行われた。私はブログで初公判が行われた後に保釈されると書いた。しかし、保釈されなかった。

 初公判の後に保釈申請が提出さり、那覇地裁は17日夜、公務執行妨害と傷害両罪に関する弁護側の保釈請求を認めた。威力業務妨害罪に関しては、既に認められていた。しかし、検察の拘留延期の要請が認められて山城議長は保釈されなかった。それには明確な理由があった。

山城議長は4つの容疑で取り調べを受けている。威力業務妨害罪に関しては、既に起訴されている。だから保釈を許可していた。しかし、残りの3つの容疑は起訴されていなかったから保釈は認められていなかった。
今回も那覇地裁は17日の公判で審理された事件の保釈は認めた。しかし、まだ審理されていない別事件があり、その事件についてはまだ審理されていないから保釈しないよう検察は請求し、那覇地裁は検察の請求を認めて保釈請求は退けられたのである。

そういえば、威力業務妨害罪に関しては、既に保釈が認められていたことを今まで報道したことはなかった。マスコミも照屋衆議員などの山城博治議長の長期勾留に抗議する集団の幹部はそのことを知っていたはずである。照屋衆議員は弁護士である。彼が知らないはずはない。マスコミも集団幹部も知っていたのにその事実を隠していたのだ。なぜか、理由ははっきりしている。山城議長の長期拘留は国の弾圧であるという運動を盛り上げるためだ。
運動を盛り上げるために運動を沈下されるような事実は隠ぺいする。それが沖縄革新や沖縄2紙の体質である。
4つの容疑で取り調べされ、黙秘を続けている山城議長が長期拘留されるのは当然である。自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)被告(53)は否認をしたので2016年10月25日から2017年1月23日の3カ月間拘留された。彼女は初公判後に保釈された。山城議長も高樹沙耶と同じように拘束され、同じように保釈が認められている。山城議長と高樹沙耶が違うのは、高樹沙耶は大麻取締法違反一つの容疑だったのに対して、山城議長は4つの容疑で取り調べを受けていることだ。4つの容疑の審理が終わるまでは保釈されないだろう。長期拘留は弾圧ではなくて、単純明快な法的手続きの範疇である。

そのことを丁寧に新聞で説明すればほとんどの人は山城議長の長期拘留を納得すると思う。「長期勾留は人権侵害だ」「政治弾圧をするな」という主張は法を無視した身勝手な主張であると県民は思うようになるだろう。そうならないために裁判のシステムやそれによる長期拘留の理由を沖縄革新や沖縄2紙は隠しているのである。

反基地運動を盛り上げるために沖縄革新や沖縄2紙は多くの隠ぺいをやっている。それが沖縄の実態である。
  

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2017年03月16日

宮古島石嶺香織市議のフェイスブック炎上から「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」の正体が分かってきた




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宮古島石嶺香織市議のフェイスブック炎上から「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」の正体が分かってきた

宮古島市の石嶺香織市議は3月9日、陸上自衛隊が同市へ配備されたら「絶対に婦女暴行事件が起こる」などと、自身のフェイスブックに投稿した。
自衛隊が婦女暴行事件を絶対に起こすという香織市議のフェイスブックに批判が集中し、フェイスブックは炎上した。

・自衛隊員に対する冒涜に他ならない。
・こういう発言をできてしまう人間が議員に混じることが多くなってきてる。
・こういう偏った思想の持ち主は市議にふさわしめくない
・単に自衛隊反対って言えばいいのに。
・こんなのが議員って宮古島大丈夫か?
・人としてこの発言はおかしい。
・自衛隊にそういうことはない。
・自衛隊反対の理論を間違った方向に展開してしまった結果。

このような批判が殺到した。もっと鋭い批判もあったとようだが香織市議が削除したようだ。批判の多さに驚いた香織市議は削除すると同時に弁解をした。ところが弁解が再び批判され炎上した。
弁解は説明不足であったことを補うような内容で「絶対に婦女暴行事件が起こる」という考えは同じだった。香織市議が自衛隊が絶対に婦女暴行事件を起こす根拠として説明したのが、陸自が米国で海兵隊と共に実働訓練をしていることだった。香織市議は「海兵隊からこのような訓練を受けた陸自が宮古島に来たら、米軍が来なくても絶対に婦女暴行事件が起こる」と説明したのである。なぜ海兵隊から訓練を受けた自衛隊は婦女暴行をするのかというと「海兵隊は人をころすことに対して感情をころすように訓練されている。彼らと合同の訓練を行った自衛隊員たちはそうして感情をころすように訓練されている」「海兵隊からこのような訓練を受けた陸自が宮古島に来たら、米軍が来なくても絶対に婦女暴行事件が起こる」と説明し、「沖縄本島で起こった数々の事件がそれを証明している」と決めつけたのである。そして、「宮古島に来る自衛隊は今までの自衛隊ではない」と述べた。
海兵隊と自衛隊の訓練はずっと前からやっていた。しかし、くんれんを受けた自衛隊が婦女暴行をした事件は発生していない。この事実を知れば、海兵隊と訓練をしても自衛隊が婦女暴行をしないことは明らかである。
香織市議は陸自が米国で海兵隊と共に実働訓練をしているとのニュースを見たことを引き合いに出しているが。もしこの時に初めて海兵隊と自衛隊の訓練を知ったならば香織市議の知識不足である。

石嶺香織市議は今年1月に陸上自衛隊配備反対と地下水を守ることを公約にして市議補選に立候補して初当選を果たした新米市議である。新米仕儀であっても、公約に陸上自衛隊配備反対を掲げているのだから自衛隊の基本的な知識はなければならない。海兵隊と自衛隊の訓練は何年も前からやっているから、もし、香織市議の言う通りであるなら、自衛隊による婦女暴行事件は何件も起こるはずだが、実際は全然起こっていない。そんなことさえ香織市議は知っていないようである。いや、知らないはずはない。知っていたはずである。自衛隊に関心があるのだから知っていて当然である。知っていながら「自衛隊は婦女暴行をする」と書いたのは市議の立場ほ利用して、自衛隊のマイナスイメージを広げるのが目的であったのではないかと考えられる。だから9日のフェイスブックでは謝罪ではなく、自分の主張が正当であることの根拠を書いたのだ。ところが9日のフェイスブックにも批判が殺到したのである。当然のことである。批判が殺到したので、香織市議は12日に再び釈明をした。
香織市議は、陸自に新設される「水陸機動団」が離島奪還作戦を想定して米海兵隊から訓練を受けていると現状を説明した上で、
「米軍による事件事故が多発していることへの強い不安と、陸自が海兵隊の訓練を受けていることを結びつけ、不適切な表現をしてしまいました」
「言葉足らずな表現から、意図するところとは違う誤解を生んでしまいました。私が批判しているのは、自衛隊員個々の人格に対してではなく、戦争のための軍隊という仕組みに対してです」などと釈明した。これで批判の殺到は静まった。

石嶺香織市議は1980年(昭和55年)生まれの36歳である。彼女は宮古島市生まれではない。福岡県出身であり。大阪外語大を中退し、大阪の障害者施設に4年間勤務した後、2008年(平成20年)に宮古上布を学ぶために宮古島に移住した。だから、宮古島に住んで9年程である。宮古上布を学ぶために移住した彼女は宮古島市議会議員の補選に立候補した。そして見事当選をした。
石嶺香織市議が立候補した時の写真である。子供をおぶっている。

子供をおぶっている写真を見て、ある写真を思い出した。
この写真である。

この母親は東京の板橋区在住の女性で、「本当に怒っていて、私は。0歳児の時も、1歳児の時も、2歳児の時も(保育園に)落ちた。保育園に落ちたせいで、さよなら私の自立っていう気持ちになっています」と訴えた。彼女の訴えから「保育園落ちた。サヨナラ私の自立」というキャッチフレーズが生まれた。テレビ朝日や日テレなど多くのマスコミが報道し、国会でも彼女の発言から保育園が問題になった。
子供を抱えて訴えているのは石川澄恵という女性である。彼女はいつも子供を抱えて行動をしていた。彼女は、2歳の息子が通う認証保育所は狭く園庭もなく、月齢の大きな子どもたちは自由に動き回ることも ままならないと発言。国が進めようとしている小規模保育への3歳児以降の入所拡大は「非常に危険。ありえない」と安倍政権を批判した。
報道からは石川澄恵という女性は普通の人であり、政治には関係がなく、保育園の窮状を訴えているように見える。しかし、彼女は安部政権を批判している。


普通の主婦が批判しているように見えるが、彼女は普通の主婦ではなかった。共産党員であった。普通の主婦を装って政権批判をしたのだ。

・2015年7月、「戦争立法反対!ママの渋谷ジャック」に参加!

・2015年9月、安保法案反対国会前デモに参加!

・2015年11月、「安保法案に反対するママの会@板橋など」を立ち上げ!

・2016年4月9日、東京都板橋区で開催された「日本共産党演説会」で演説!

・2016年5月5日、子どもの日に安保法反対と安倍批判!


・2016年6月25日、新宿で共産党「女性大街頭宣伝(レッドウェーブ宣伝)」で街頭演説!


・2016年11月3日日比谷野外音楽堂で「待機児解消へ保育所増やそう!処遇改善で保育士増やそう!子どもたちによりよい保育を!11.3大集会」に参加!

共産党活動をしていた彼女が普通の主婦の振りをして、2017年2月24日に、永田町の議員会館で多くのテレビカメラの前で「本当に怒っていて、保育園に落ちたせいで、さよなら私の自立」などと訴えたのである。

石川澄恵は共産党員であり、日米安保廃棄主義者である。ところが2017年2月24日には赤ちゃんを抱えながら共産党員であることを隠し、普通の主婦を装ってテレビカメラの前に立ったのである。そして、赤ちゃんを抱いた彼女の訴えに世間は同情し注目した。
共産党員であることを隠し、赤ちゃんを抱いた保育園を落ちた普通の母親としての姿は世間の同情を集め、支持率も高くなる。石川澄恵の狙いは成功した。そして、彼女は普通の母親として安部政権を批判したのである。共産党の最大目的である反安部政権支持者を増やすために。

石川澄恵と同じように子供をおんぶして宮古島補選に立候補したのが石嶺香織市議である。彼女は宮古島市に来て9年しか経っていない。主婦で政治に素人の他島の女性が市議会選に立候補するのは常識的に考えれば無理である。そんな彼女が立候補して当選するには彼女をバックアップする強力な政治集団なければならない。

その政治集団が「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」である。

石嶺かおりとてぃだぬふぁの活動
2016年12月19日
記者会見・石嶺かおりとてぃだぬふぁネット始動
陸自配備に反対する市長を誕生させ、女性で陸自配備に反対する市議を擁立したいと考えて「てぃだぬふぁ」で話し合いを重ねてきました。共同代表の楚南が、同じく共同代表の石嶺の背中を推す形で石嶺の市議補選での擁立を決断したのが12月16日です。それから、大急ぎで選挙のための後援会組織として「てぃだぬふぁネット」を創設し代表を涌谷桐子、事務局長を楚南有香子が担うことにしました。そして19日に出馬表明の記者会見を行いました。

市議選へ立候補します。
石嶺かおり

私が市議補選に立候補しようと思った一番の理由は、宮古島へのミサイル基地建設を止めたいという思いからです。昨年6月に楚南有香子さんと「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」を立ち上げてから、このミサイル基地建設における様々な問題点を知り、それを広く伝えることに取り組んできました。
まず、国防のためにミサイルを配備することで有事においては南西諸島が犠牲になるという問題、宮古島では国民保護計画の具体案が立てられていないため市民は逃げることもできないという問題、平時においては地下水の汚染の恐れがあるという問題、オスプレイが運用され、日米共同訓練が想定されるという問題。
このような様々な問題を考えたとき、私が思ったのは「ミサイル基地ができたら宮古島には住めない。」ということでした。宮古島市民が、これからも安心して平和に暮らしていくためには、ミサイル基地建設を止めなければなりません。

石嶺香織市議には中国の脅威が全然感じられない。普通の主婦であるなら、中国公船が尖閣では何回も日本の領海に侵入している報道を見れば、いつかは中国の軍艦が侵入するのではないかと心配する。政治に素人である人のほうが中国の侵入を気にするだろう。特に宮古島市、石垣市、与那国町の中国に近い島々の人たちはそうだろう。
尖閣の中国公船の侵入がなければ石嶺香織市議のようにミサイル基地に不安を持つのもあり得るが、自衛隊基地は宮古を中国の侵入から守るのを目的にしているのだから自衛隊配備に安心する市民のほうが多いはずである。「ミサイル基地ができたら宮古島には住めない。」と考えるのがおかしい。たとえ自衛隊配備に反対だとしても亜通の主婦であるならば尖閣への不安を話すはずである。しかし、石嶺市議の頭には尖閣のことはないようである。完全に尖閣虫である。石嶺香織市議は普通の主婦とは思えない。彼女が石川澄恵のような共産党員とは断定できないが、反自衛隊思想家であるのは間違いないだろう。政治思想はかなり高いが、石川澄恵と同じで素人にみせるための演出として赤ちゃんをおぶっていると考えてもいいだろう

「私は政治は素人で、特別な知識もありません。しかし、普通の市民が、市民の感覚で、市民のために政治に参加していけることが大切なのではないかと考えました」と石嶺市議は自分が素人であることを強調している。しかし、素人が市議になろうとはしないだろう。それに赤ちゃんおんぶする演出もしないだろう。「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」は素人の会に見せた玄人政治集団である。
手登根さんのフェイスブックにてぃだぬふぁがユーチューブにアップロードした映像を紹介していた。ところが暫くするとユーチューブから削除されてしまった。手登根さんのフェイスブックに掲載されたら批判が殺到するというのが定番になっているから、それを避けるために削除されたかもしれない。映像には子供をだっこしている女性が役所に抗議文出しているいたので、子供をだっこしていることを取り上げようと思ったので映像から数点画像化した。それかこの画像である。


画像を見ると普通の光景である。母親は役所のカウンターに置いてある抗議文を読み上げているだけである。削除するくらいの映像ではないと思うのだが削除していた。
石川澄恵や石嶺香織市議と同じように子供を政治に利用していることを書くために画像にしたが、もうひとつ画像にしたい場面があったので手登根さんのフェイスブックを開いて映像を再生したら、映像は削除されていた。

彼女が抱いている子供は2、3歳であり赤ちゃんではない。実はこの後、子供は抱かれていることを嫌がる。無理やり抱いていることが分かる。次の場面では子供が走り回っている。私は走り回っている場面を撮りたかった。そして、てぃだぬふぁが子供を政治に利用していることを書きたかった。しかし、映像は削除されていた。残念である。  
子どもを抱きながらカウンターの抗議文を呼んでいる母親の名前は楚南有香子という。彼女は「 てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」の共同代表である。彼女は子どもの頃から父母の政治運動を見ながら育ったという。彼女父母の影響を強くうけた。父母の政治運動を引き継いで 「てぃだぬふぁ」を結成したと言えるだろう。彼女は素人ではない。鍛え抜かれたベテランである。

親子2代というと高江区のヘノパッド建設反対運動をやっている伊佐真次氏が頭に浮かぶ。彼は親子3代共産党員である。父の時に一家は泡瀬から高江区に移住した。その頃は高江区で米軍の訓練を行っていた頃である。
伊佐氏は三上千恵のドキュメント映画「標的の村」の中心的な人物であったが、彼が共産党員であることは知られていなかった。「標的の村」でも普通の高江区民として描かれている。彼が東村議員になって初めて共産党員であることが明らかになった。
「標的の村」をつくった三上千恵さんが宮古島の「てぃだぬふぁ」に執心しているところは高江に似ている。


反対側から取った映像に変わる彼女は再び子供を抱いている。隣には赤ちゃんを抱いている市議になる前の石嶺香織が映っている。
なぜ、役所に抗議文を渡すのに子供をだっこする必要があるのか。抗議文出す行為より、その行為をビデオでとってユーチャーブで流す目的のために子供を抱いているとしか思えない。政治アピールに子供を利用しているのである。

フェイスブックや映像を見れば、石嶺市議や楚南「てぃだぬふぁ」郷土代表が赤ちゃんや子供を政治に利用している政治集団であることが分かる。

「てぃだぬふぁ」のフェイスブックを調べていくと、もうひとつおもしろいことが分かった。私は2月5日のブログ「宮古島市長選に見られた共産党の翁長知事囲い込み」で翁長知事がオール沖縄勢力の選考委員会が選出し、社大党と社民党が公認した医師の下地晃氏ではなく、選考委員会選出に不満を持って立候補した前県議の奥平一夫氏(67)の応援をしたのは共産党による翁長知事囲い込みであったと書いたが、そのことが間違っていないことが分かった。そして、「てぃだぬふぁ」が反自衛隊に徹した政治集団であることも明らかになった。
「てぃだぬふぁ」は下地候補ではなく奥平候補を支持する理由を下地候補は出馬表明や公開討論会で「自衛隊に反対する立場ではない、反対でも賛成でもない」と発言したことで、「下地晃氏は自衛隊容認だ」であるから「てぃだぬふぁ」は下地候補に反発し、奥平候補は自衛隊配備に反対しているので奥平候補を支持したと述べている。奥平候補と石嶺候補の対談も行われた。つまり奥平候補と石嶺候補はセットだったのである。

石嶺候補は奥平候補を支持する理由を述べている。
「25人の議員の中で3人しか野党議員がいない中、配備が進められようとする今この時に、反対の声を上げる議員を増やすことが必要だと考えました。
そして何より、反対の意思を明確に示す市長が必要です。
1月15日に告示される市長選挙・市議補選の最大の争点は、陸自配備問題だと考えます。
出馬会見で私は一本化を望むと発言しましたが、その後の討論会などで各候補の陸自配備に対する考えは明確になってきました。
私は、市長候補は奥平一夫さんを支持します。4人の候補者の中で条件なしで反対を訴えているのは、奥平一夫さんだけです」
25人の議員の中で3人しか野党議員がいないのが宮古島市のようだ。圧倒的に保守が強い市である。石嶺香織候補が当選したから野党は4人になった。

なぜ翁長知事は下地候補ではなく奥平候補を応援したのか、「てぃだぬふぁ」と同じように奥平候補の自衛隊配備反対に賛成だったからか。もしそうであったら納得することができるが、翁長知事の考えは奥平候補と同じではなかった。翁長知事は宮古テレビのインタビューに「宮古島市への陸自配備については賛成も反対もしない」と公言している。翁長知事は奥平候補より下地候補の主張に近かったのだ。それにも拘わらず、「オール沖縄」が推薦した下地候補ではなく「オール沖縄」の選出に背いた奥平氏を応援したのである。原因は共産党の圧力以外にはない。「宮古島市長選に見られた共産党の翁長知事囲い込み」は「てぃだぬふぁ」の主張からも分かったのである。

「てぃだぬふぁ」が共産党の配下にあると断言はできないが共産党の影響を強く受けている政治集団であるのは確かであるだろう。
  

Posted by ヒジャイ at 20:24Comments(1)

2017年03月12日

「沖縄を返せ」は日本に沖縄を返せという歌である。歌の意味も知らずに歌う連中の無知よ




新発売・沖縄内なる民主主義11 A5版  定価1512円(税込み)
新発売・おっかあを殺したのは俺じゃねえ A5版  定価1458円(税込み)

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
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「沖縄を返せ」は日本に沖縄を返せという歌である。歌の意味も知らずに歌う連中の無知よ

固き土を破りて 民族の怒りに燃える島 沖縄よ
我等と我等の祖先が血と汗をもて 守り育てた 沖縄よ
我等は叫ぶ沖縄よ 我等のものだ沖縄は
沖縄を返せ (返せ) 沖縄を返せ

この歌は沖縄の人間がつくったものではない。本土の公務員がつくった歌である。だから。民族とは日本民族のことである。「我等のものだ沖縄は」とは沖縄は日本のものだということであり、沖縄を日本に返せと主張しているのがこの歌である。

私はこの歌が嫌いだった。「民族の怒りに燃える島」と民族主義であるのと、「我等のものだ沖縄は」と沖縄を「我ら(日本)」の所有物だと主張していることだ。沖縄は誰の所有物でもない。沖縄は沖縄だという思いが私には強かった。

「沖縄を返せ」は祖国復帰運動の象徴的な歌だった。祖国復帰するのは沖縄人は日本民族であり、本土は母なる祖国であるから祖国に復帰するのは当然であるというのが祖国復帰運動であったが、それでは本土が軍国主義国家でも復帰するのかという疑問が私にはあった。もし、軍国主義であったなら本土に復帰しない方がいい。本土が民主主義国家であること、沖縄は弱小であり沖縄だけで米国と交渉するのは不利であり、日本の施政権下になれば米国とはもっと有利に交渉できるから私は施政権を日本の政権下に置くのは賛成だった。日本は祖国だから復帰するという祖国復帰運動の思想には反対だった。「沖縄を返せ」は日本本土の人間が沖縄は日本だから日本に返せと主張している歌である。もし、沖縄に石油が大量に埋蔵されていて独立したほうが豊かになれるとしたら祖国復帰運動をやらないだろう。沖縄の損得で復帰は考えるべきであると、高校生の頃の私は考えていたから祖国復帰運動に反発していた。もう、50年以上も前のことである。

祖国復帰前は「沖縄を返せ」は沖縄は日本だから日本に返せという意味で歌っていたが、祖国復帰した後は、沖縄は沖縄人のものだから沖縄に返せという意味に変え、反日反米の歌にしている。沖縄革新のご都合主義の「沖縄を返せ」である。

  

Posted by ヒジャイ at 09:31Comments(0)

2017年03月04日

沖縄革新の反対運動は敗北する運命にある。そういうことである




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沖縄革新の反対運動は敗北する運命にある。そういうことである

米軍基地建設への反対運動中に公務執行妨害などの容疑で逮捕・起訴された沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)の拘留が4カ月以上続いている。山城博治議長ら3人の釈放を求める集会(主催・同実行委員会)が24日、那覇地裁前の城岳公園であり、約2千人(主催者発表)が「長期勾留は人権侵害だ」「政治弾圧をするな」などと抗議の声を上げた。
 山城議長は1つの容疑で逮捕されたのではない。4つの容疑で逮捕されて拘留されている。「長期勾留は人権侵害だ」というが、起訴されたのは1つか2つであり、4つ起訴されたわけではない。まだ取り調べ中である。長期拘留をしているのではなく容疑が4つあり、しかも山城議長は黙秘して、自分がやった犯罪を認めていないから取り調べは長引いている。長期拘留の原因は山城議長にある。
 主催した実行委員会は4つの容疑と黙秘が4カ月以上の拘留の原因であることを知っている。もし、山城議長がすべての容疑を認めていたら、検察はすでに起訴していただろうし山城議長は釈放されていただろう。黙秘を続けているから取り調べは長引いているのだ。

 学生の頃、米民政府の敷地に入った学生たちがバスごと那覇警察署に連行されて5、60人逮捕されたことがあった。私も逮捕された学生の一人だった。私はコザ警察所の留置場に拘留された。私たちは警察の取り調べの時には黙秘するように教えられた。もし「やらなかった」といって否認をすると、裁判の時にやったことが証明されると、やったのにやらなかったいったことは嘘をついたことになり、偽証罪が加わると教えられた。だから、やったかやらなかったかを肯定も否定もしない「黙秘します」を言うように教えられた。私たちは「黙秘します」を貫いた。そうすると拘留期間は最長になる。もし、「やりました」と容疑を認めればすぐに釈放される。
 あの頃はまだ中核は沖縄に入っていなかった。琉大の学生自治会を握っていた革マルと国費・自費などで本土の大学に進学している学生たちと一緒に米民政府内に入ったから彼らも逮捕された。ところが彼らは自分の素性を話し、
米民政府内に入ったことを認めたので一週間も経ない内に釈放された。起訴もされなかった。私たち琉大、沖大、国大の革マル派の学生たちは最後まで黙秘を貫いた。簡単に自供した本土学生を闘争の自覚がないといって軽蔑したものである。
 私は黙秘を続け、自分の氏名も言わなかった。しかし、私の素性はばれた。黙秘をしている学生を知っているかどうかを確かめるためにコザ警察署内の警官は留置場にやってきて私たちを見た。警官の中に実家の隣の家の警官が居て、私の顔を見た途端に私だと分かった。
 一週間後に母親との面会がセットされた。私の母親は長男である私にはしつけを厳しくした。ウチナー口の敬語を教え、学校の成績はいいほうであったのに私より成績のいい生徒と比べて、いつも私をいさめていた。私は母親が嫌いだった。中学の頃からは母親に反抗をし続けていた。
母親は私が留置場に入っていることを叱るだろうと思っていた。叱られても私は平気だったが、取り調べ室に入り母親を見た私は大きなショックを受けた。母親は痩せて皺が増え、10歳も年を取ったように老けていた。母親の顔は怒りではなく悲しみと心配の顔だった。
「ごはんはちゃんと食べているかい」
「夜は眠れるかい」
「寒くはないかい」
まるで私が牢獄に押し込められて悲惨な生活をしているように思い込んでいるようだった。日頃の気丈で厳しい母親の姿はなかった。
「なぜ、留置場に入れられるようなことをしたのだ」
「隣近所の人に恥ずかしい」
「親戚に合わす顔がない」
「もう、あんたは私の子供ではないからね」
「あんたに帰る家はないからね」
と私を叱責する言葉を予想していたが、母親の口から出た言葉は私を心配する言葉だけだった。叱責されたほうが私にとっては精神的には楽だった。親に縛られないで自由に生きるのを望んでいたから、母親に、私の真剣な考えを知らないくせにつべこべ言うなと言い返して口喧嘩をし、家に帰らないで自由に生きることができたからだ。
 私を心配する母親に私は留置場は普通の部屋と同じであり食事は朝昼晩と三食あり、3日に一度はシャワーで浴びることができ、睡眠は十分に取れるし、たばこは吸わないから留置場のほうが健康的な生活ができると母親の心配を取り除く努力をした。
 母親にはまいったが、しかし、母親のために早く留置場から出ようとは思わなかった。私は最後まで黙秘を貫いた。他の学生たちも黙秘を貫いた。それが私たちのプライドであった。

 山城議長も黙秘を続けているだろう。反体制運動をしているのなら当然のことだ。黙秘をしているから4カ月も拘留されている。それも覚悟の上だ。もし、山城議長が自供して罪を認めていたら、早く釈放されていたと思うが、そうなると、山城議長はリーダーとしての信頼を失うだろう。
「長期勾留は人権侵害だ」「政治弾圧をするな」などと抗議の声を上げた連中は拘置に耐えられなくて警察権力に敗北した人間として見るだろう。そして、彼らは山城議長を軽蔑し、リーダーの座から引きずり下ろすだろう。
彼らは山城議長が黙秘を貫き長期拘留されることを望んでいる。そして、黙秘を続ければ取り調べは長くなることも知っている。知った上で、「長期拘留は人権侵害だ」と裁判所前でやるのだ。彼らは保釈を許可しない裁判官に抗議しているのだろうか。それは違う。彼らは抗議をしている振りをしているのだ。彼らは彼らの抗議を裁判官に聞いてもらいたいのではない。彼らの抗議が新聞やテレビで報道されることを計算し、市民に彼らの抗議を知ってほしいのだ。そして、法に素人の市民に裁判官が理不尽なことをやっていると思わせたいのだ。そして、参加者を増やしていきたいのだ。

「山城博治さんたちの早期釈放を求める会」共同代表で元裁判官の仲宗根勇氏(76)は「長期勾留に正当性はない。逮捕も勾留も違法だ」と主張しているが、元裁判官なら山城議長が釈放されない理由を知っている。知っていながら「長期勾留に正当性はない」というのである。4つの容疑で逮捕され、取り調べでは黙秘しているのなら4カ月以上も拘置されるのは裁判官にとっては常識である。裁判官の常識さえない仲宗根勇氏は元裁判官を語る資格はない。彼は「逮捕も勾留も違法だ」と言っている。もう、反基地運動に狂っているおじいである。狂ったおじいは最高裁が20日付で保釈を認めない決定を出したことに対し、「裁判所が、政府の反基地運動つぶしに一役も二役も買っている」と言っている。本当に反基地運動に狂っているおじい以外の何者でもない。
 共同代表の山内徳信氏(82)は、山城議長らの釈放を求める4万人以上の署名を那覇地裁に提出したことを説明した上で、「釈放を勝ち取るには民衆の力しかない」と時代錯誤としか思えない主張をした。日本は議会制民主主義国家であり三権分立国家である。警察は民主主義のルールに則って山城議長を逮捕して取り調べている。裁判所は法律に則って山城議長の拘留を延長を容認している。民主主義のルールに則った山城議長の拘置に民衆が釈放を勝ち取るために運動をすることはない。
 最高裁が保釈を認めなかったのである。どうして市民が法の最高権威である最高裁の決定を否定するというのだ。否定する方がおかしいと思うだろう。山内氏は「釈放を勝ち取るには民衆の力しかない」と言っているが、釈放を勝ち取るほどの民衆は居ない。居るのは反基地運動に走っている少数の人間たちだ。
 裁判所前集会の写真を見ると、沖教祖の旗が見える。



主催者発表の2000人集会は民衆の集会ではない。参加者は沖教祖系と自治労系である。いわゆる公務員たちである。彼らは民間労働者でもなければ一般市民でもない。国民の税金を給料にしている公務員と元公務員である。この集会はいわゆる公務員中心の集会である。
彼らは自分たちが絶対に正しいと信じている。自分たちの主張と違えば政府も警察も裁判も全て不正であると決めつける。だから、那覇地裁の中に入り、違法な行為も平気でやる。

これは教職員が1967年に立法院を取り囲んだときの写真である。


彼らは教員の政治活動を規制する教公二法を採決しようとしている立法院の会議場になだれ込み議員を襲って教公二法の成立を阻止した。この教員たちが現在70歳台になっている。彼らは自分たちの主張を通すためには市民の選挙で選ばれた議員でさえ襲って自分たちに都合の悪い法律の成立を阻止するのである。沖教祖は沖縄の議会をマヒさせることができるくらいの強大な勢力を誇っていた。この自信と強固な思想は今も受け継がれている。受け継いでいる沖教祖自治労の元公務員・公務員が山城議長釈放集会にやってきて、裁判所敷地内になだれこんだのである。
違法進入した裁判所で彼らは「ヒロジを返せ」のシュプレイコールをやり、「沖縄を返せ」や山城議長作詞の「沖縄の未来は沖縄が拓く」を大合唱した。彼らは沖縄の未来は自分たちが拓くものである信じている。しかし、彼らに沖縄の未来を拓くことはできない。彼らはヘリパッド建設阻止運動をやり、辺野古飛行場建設反対運動をやっている。いわゆる反米反基地運動をやっているだけである。そんな運動が沖縄の未来を拓くことはできるはずがないのに彼らは沖縄の未来を拓くものであると信じているのである。それは現実を冷静にみることができない狂った盲信である。
そんな彼らは「憲法上の権利と自由を否定する権力の暴走を許さない。裁判所が本来の人権、民主主義の砦(とりで)としての責務を全うし、即時釈放すべきだ」とする抗議文を決議した。
麻薬の不法所持容疑で逮捕された高樹沙耶は一つの容疑だけで3カ月拘留された。黙秘したり否認している容疑者を長期拘留することは普通に行われている。山城議長は米軍北部訓練所内の有刺鉄線1本を切ったこと、沖縄防衛局職員を工事用道路上に設置されたテント内に共謀して押し込んで転倒させたこと、米軍キャンプ・シュワブゲート前にコンクリートブロック1486個を積み上げたことの4つの容疑で逮捕された。それだけのことである。山城議長でなくて普通の市民でもそんなことをやれば逮捕されるし、黙秘をすれば4カ月以上拘置されるのは普通のことである。検察の取り調べで普通に行われていることであり小さな問題であるのに彼らは山城議長については「憲法上の権利と自由を否定する権力の暴走」と憲法問題まで持ち出すのである。小さな問題であるのに憲法問題まで発展させるのは彼らの運動が沖縄の未来を拓くものでありリーダーが山城議長であると信じているからである。だから単純な違法行為による逮捕も自由への弾圧に見えてしまうのだ。
彼らは米軍基地が全て撤去した沖縄をイメージするだろう。彼らがイメージする沖縄は平和で緑豊かな世界であるだろう。しかし、それは彼らの自分勝手な妄想である。現実ではない。彼らは妄想を生きているだけである。
彼らは沖縄は米軍の軍事植民地であり、軍事植民地からの解放を唱えて、復帰前は祖国復帰運動をやり復帰後は米軍基地撤去運動をやってきた。彼らは沖縄の経済復興にも議会制民主主義の発展になんの努力もしていない。沖縄の貧困救済と民主化に努力したのは日本政府と米政府であった。彼らではない。そんな彼らだから山城議長の暴力行為を美化し、違法行為を憲法の名の元に正当化するのである。法律は憲法に則って制定している。警察も裁判所も法律に則って行動している。憲法を捻じ曲げているのは彼らである。そんな彼らの運動を支持する市民は減り続けている。これからも減り続けるだろう。

山内徳信氏は「(山城議長の)釈放を勝ち取るには民衆の力しかない」と言っているが、そんな民衆は居ない。彼らだけである。彼らと一緒に運動をする民衆を集めるために、
「長期拘留は人権侵害だ」
「長期勾留に正当性はない。逮捕も勾留も違法だ」
「政治弾圧をするな」
「憲法上の権利と自由を否定する権力の暴走を許さない」「裁判所が本来の人権、民主主義の砦(とりで)としての責務を全うし、即時釈放すべきだ」
などともっともらしい言葉を連ねているが、それは彼らのエゴを正当化するための言葉であって真実ではない。彼らの言葉に騙されて参加する市民は居るだろう。しかし、そんな市民は少ないし、参加すれば彼らのエゴイストぶりを目にして去っていくだろう。

 米軍キャンプ・シュワブゲート前に東京都のJR巣鴨駅を中心に活動している「OLDs(オールズ)」のメンバー5人が駆けつけ、新基地建設反対を訴えている。60歳以上のメンバーで構成される同団体は、安全保障関連法に反対して活動していた若者グループ「SEALDs(シールズ)」に影響を受け「高齢」を意味する「OLD」から「オールズ」と名付けたと説明している。共同代表の家森健氏(64)=東京=は「10年前にも沖縄を訪れたが、基地が異常に多い状態は変わっていない。さらに新基地を辺野古に造るとは何事か。許してはいけない」と言った。
 素人の市民を装っているが彼らはゴリゴリの左翼活動家である。恐らく共産党員だろう。「SEALDs」のバックには共産党が存在している。バックに共産党が居たからあれよあれよと有名になり活躍したのである。「オールズ」もバックに共産党が居るだろう。素人の振りをしているが彼がゴリゴリの活動家であることは、「さらに新基地を辺野古に造るとは何事か。許してはいけない」という嘘で分かる。辺野古基地は普天間飛行場の移設のためであって新基地ではない。辺野古基地ができると普天間飛行場は閉鎖・撤去され、返還される。辺野古基地は米軍用地に建設されるから普天間飛行場が返還されると米軍用地が減るのだ。そんなことは辺野古基地建設に関心あれば誰でも知っていることだ。
 しかし、家森氏は辺野古には新基地を造り、米軍基地が増えるように話している。それは普天間飛行場の辺野古移設を知らない市民に米軍基地が増えるようなイメージを持たすために嘘をついているのだ。それは故意に嘘をついている。それが彼らの得意な詭弁である。

 照屋寛徳衆院議員も嘘をついた。彼は「山城博治さんたちの早期釈放を求める会」の共同代表である。彼は演説した。弁護士である彼は山城代表が長期拘留されている法的理由を知っているが、演説ではその説明は一切しなかった。それに彼は第一回公判が3月17日であることを2月3日に知ったがそのことについても話さなかった。3月17日に公判があることを知ったら3月17日までは拘留されると多くの人は考えるはずである。すると早期釈放の運動もしぼんでしまう。だから話さなかったのである。
 照屋衆議員が2月3日に知ったのだから、沖縄2紙も知っていただろう。しかし、沖縄タイムスが3月17日に最初の公判があると報道したのは1カ月後の3月2日であった。2月24日に開かれた「山城博治さんたちの早期釈放を求める会」の集会の1週間後であった。照屋衆議員も沖縄タイムスも集会を盛り上げるために第1回公判が3月17日に開かれることを隠していたのである。
 第1回公判が3月17日に開かれることを知った県民はその日に保釈されるだろうと考え、「山城博治さんたちの早期釈放を求める会」の集会は軽いものになるだろう。嘘や隠ぺいを繰り返す彼らの運動が萎んでいくのは当然である。

 彼らはキャンプ・シュワブに1万人集まれば辺野古基地建設は阻止できると言うが、エゴイストで嘘をつく彼らが1万人集めることは絶対にできない。不可能である。彼らはヘリパッド建設阻止を豪語しながらも阻止できなかったし、建設は予定通りに進みヘリパッドは予定通り完成した。辺野古飛行場も同じように予定通りに建設されるだろう。

沖縄革新の反対運動は敗北する運命にある。そういうことである。
  

Posted by ヒジャイ at 16:31Comments(0)

2017年03月01日

県道で県民大会やる沖縄の革新 沖縄は無法地帯




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県道で県民大会やる沖縄の革新 沖縄は無法地帯
ヘリパッドの完成が間近に迫った頃に「高江オスプレイヘリパッド・辺野古新基地を許さない県民大会」が開催された。建設中のヘリパッドは東村の高江区ではなく国頭村の安波区である。高江のヘリパッド2基はすでに完成している。新たに建設されるのは国頭村の返還予定の北部訓練場にある6基のヘリパッドを4基に減らして移設するヘリパッドある。国頭村にあるヘリパッドだから国頭村内に移すのである。ところがヘリパッド建設反対の革新は高江ヘリパッドというのである。安波区ヘリパッドではなく高江ヘリパッドとすれば高江区の住民の被害が大きいとイメージさせることができるからである。
辺野古も新基地建設ではなく、普天間飛行場の移設であるから辺野古移設基地である。辺野古飛行場が完成して普天間飛行場を移設すれば普天間飛行場は返還される。米軍基地ではなくなる。米軍基地は縮小するのである。そんなイメージを県民に持たさないために辺野古新基地といって、あたかも米軍基地が増えるようなイメージをつくっているのである。

「高江オスプレイヘリパッド・辺野古新基地を許さない県民大会」は「基地の県内移設に反対する県民会議」が主催している。


 県民大会を開いている場所は下の写真をみれば分かるように車道でやっているのである。この場所はN1ゲートの前の県道70号線である。日本は民主主義国家であるから主張も自由であるし、県民大会を開くのも自由である。しかし、県道70号線で県民大会をやってはいけない。県道70号線は車と人が通る目的で造ったのであり、集会を開くために造ったのではない。県民大会を開くのなら県民大会を開くことができる広場でやらなければいけない。しかし、「基地の県内移設に反対する県民会議」は県道70号線で県民大会を開いたのである。そして、次々と革新系政治家や活動家が演説をした。

 県民がヘリパッド建設に反対しているように彼らは主張するが、ヘリパッド建設を国頭村長と東村長は容認している。つまり地元はヘリパッド建設を容認しているのだから県民が反対しているとは言えないし、彼らのヘリパッド建設反対は彼らの個的な主張であって、県民、国頭村、東村の主張とは相いれないものである。
 県道70号線で集会を開いて地元の人に迷惑をかけ、地元とは違う主張をしたのが革新である。ヘリパッド建設に東村長や国頭村長が反対し、村長と一緒になって建設阻止運動をしたのなら革新の主張も納得することができるが、村民に選ばれた地元の村長と違う主張をして、県道70号線を占拠するのは大衆運動ではない。身勝手な左翼運動である。共産党は、おんぼろになった6つのヘリパッドがある必要のない4000ヘクタールの軍用地を返還して、機能性の高い4つのヘリパッドを建設して米軍基地を強化するのが目的だと主張してヘリパッド建設阻止運動をやった。共産党の理屈が左翼に広まった。そして、地元はヘリパッド建設を容認しているのに建設阻止運動を展開したのである。
県道で県民大会をやるのは違法行為である。違法行為をやりながら「沖縄の宝・やん

 ばるの森をこわすな」と主張しても、県民が素直に受け入れることはできないだろう。
写真で分かるように大会参加者の車が数キロに渡って片側駐車しているために一方通行になっている。大会を開いているN1ムゲートでは車が通れない時もあり、車は渋滞した。県道70号線を利用している県民は県道の政治集会に反発するだけだろう。

県道70号線を車や座り込みで占拠し、違法行為を繰り返してきたヘリパッド建設阻止運動であったが、ヘリパッドは予定通り完成した。建設を阻止することはできなかったし、延期させることもできなかった。彼らがやったのは県道70号線を封鎖して市民や農業をしている車に迷惑をかけただけである。市民に迷惑をかけたのがヘリパッド建設阻止運動であった。

もう一つあった。国民の税金を4倍以上も浪費させたことである。ヘリパッドの総工費は当初の契約額は6億1300万円であったが、完成したヘリパッドの総工費は当初契約額の4・1倍の25億1627万円に膨れ上がっていたのである。原因について沖縄防衛局は「工事に反対する方々により長期にわたり物件や車両が放置され、通行が困難な状態が続いていたことから、これに伴い当初計画からの変更が必要となった」と回答した。
契約変更書類によると、N1地区では第7回の変更契約で警備業務を追加して6億156万円の費用が生じ、続く第8回の変更でヘリコプターによる資材空輸などで3億1946万円を増額した。G地区も警備業務などの追加で2億2726万円、資材空輸などで6億2089万円増えた。ヘリパッド建設阻止運動は地元の人や県道を利用する市民に迷惑をかけただけでなく、国民の税金も4倍以上に浪費させたのである。


写真は1年前と最近の那覇空港第二滑走路埋め立て工事の写真である。


工事の周囲には機動隊は一人もいない。ヘリパッド建設や辺野古のキャンプ・シュワブのように反対運動家たちが居ないからだ。反対運動家たちが居なければ機動隊も居ないのだ。第二滑走路の工事は順調に進んでいる。ヘリパッド建設のように4・1倍の費用になることもない。

自分勝手でやりたい放題のヘリパッド建設阻止運動は建設を阻止することはできなかったかわりに村民に迷惑をかけ、国民の税金を浪費させた。
ヘリパッドが完成したから、ヘリパッド建設阻止運動家たちは辺野古飛行場建設阻止運動に移った。
辺野古でも安波のヘリパッド建設と同じことが繰り返されるだけであるだろう。辺野古飛行場建設阻止運動は違法行為を繰り返し、取り締まる機動隊の経費に国や県の税金を使う。そして、阻止運動の効果はなく建設工事は順調に進む。

議会制民主主義国家では国民に選ばれた政治家が法治主義によって政治をする。法を破り身勝手で違法な運動をする沖縄革新は今までもこれからもしぼんでいくだけである。沖縄革新に未来はない。
  

Posted by ヒジャイ at 16:58Comments(0)