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2021年10月16日

9月に激減10月になっても減少 日本のコロナ対策はすごい

9月に激減10月になっても減少 日本のコロナ対策はすごい

通っている三線教室が二カ月ぶりに再開した。県の緊急事態宣言が解除されたからだ。三線教室は嘉手納町の南区のコミュニティーセンターでやっている。読谷村の自宅から40分くらいかけて徒歩で通っている。歩くのは好きだ。
久しぶりに三線教室の帰りにスナックに行こうと思っていた。しかし、南町通りにある午後6時から開店するスナック風酔が閉まっていた。変だなと思った。シャッターに張り紙が貼ってあった。張り紙には10月1日から31日まで営業しないと書いてあった。緊急事態宣言は解除されたのだから営業すると思っていたが10月は閉めるようである。残念である。
三線教室は8時に終わる。サンエーで買い物をしてから家路に向かった。居酒屋は開いていた。大通りの居酒屋は客で賑わっていた。しかし、港町通りのスナック街は暗かった。一軒のスナック以外はネオンが点いていなかった。なぜだろう。不思議に思いながら通り過ぎた。
次の週の三線教室で、スナックがなぜ閉まっているか三線教室の人に聞いた。高良さんの説明では、酒は出していいがカラオケは禁じられているという。高良さんの知っているスナックはカラオケができないと商売にならないといって閉めているそうだ。ほとんどのスナックが店を開けるのは夜の8、9時頃である。緊急事態制限は解除されたが飲食店の営業は9時までとなっている。9時までの営業なので閉めているスナックが多いのだろう。
港町通り以外の場所のスナックも調べた。全てのスナックが10月31日まで営業しないという張り紙を貼ってあった。どうやら嘉手納町のほとんどのスナックは10月は閉店するようだ。この傾向は嘉手納町だけでなく沖縄県全体の傾向だと思う。

・・・これが原因だったのかあ・・・・

緊急事態宣言は9月30日に解除された。だから10月になると横ばいになり、それから徐々に感染は増えていくだろうと思っていた。ところが10月に入っても感染は減っていった。そんなはずはない。横ばいから徐々に増えていくはずだと思っていた私は減少する原因が分からないで戸惑った。嘉手納町のほとんどのスナックが閉まっていることを知り、感染が増えていない原因が分かった。もし、スナックが営業を始めていたらすぐに下げ止まりになっていたはすである。下げ止まりがしばらく続いた後にゆっくりと感染が増えていただろう。ただ、増え方はとてもスローであったはずだ。ワクチン接種は進んでいる。飲食店は二回ワクチン接種した人を客ととして受け入れる傾向になる。感染はかなり押さえられるだろう。と予想していた。予想外に感染が10月になっても減少したので原因はなんだろうと思っていた。緊急事態が解除されてもほとんどのスナックは解除されていないのと同じ状態だったのだ。
酒の提供は許可を受けていない店は8時半まで、許可店でも9時までである。これでも感染拡大はかなり押さえると思う。ところが多くの小さなスナックはそれでは商売できないからと閉めているようだ。全ての飲食店が営業を再開していると思うのは間違いで酒とカラオケで商売している小さなスナックは閉店が続いている。全国でも閉店しているスナックは多いだろう。緊急事態宣言を解除しても感染が減少している原因のひとつは閉店しているスナックが多いことである。
地方自治体の規制の強化は続いている。飲食店がコロナ対策をしているか否かを調査し、対策していると認めた飲食店に営業許可を出している。許可なしに営業している店には忠告し、従わなければ違反金を請求する裁判を起こしている。自治体の規制強化は緊急事態宣言が解除されても続いている。だから10月以後も感染が減少したのである。

東京都がすごい。8月13日には1日の感染が5773人だったのに、10月14日にはなんと64人になった。110分の1に減少したのだ。まさに激減である(15日は57人)。こんなに減少するとは・・・・。都職員が飲食店取り締まりを厳しくしたからこのような結果が出ている。

新型コロナは感染症である。新型コロナは新型コロナの感染の仕方がある。感染を110分の1に減少させたということはコロナ感染を押さえる方法を実施したからである。激減させたのは神でもなければ自然の力でもない。緊急事態宣言を厳しく実施したから急激に減少したのである。解除しても感染減少しているのは減少させる規制を実施しているからである。
緊急事態宣言がコロナ感染を激減させる方法でなかったらコロナ対策は失敗して感染拡大していた。感染が減少したのは感染対策である緊急事態宣言が適切であったからである。それ以外の理由はない。緊急事態宣言には押谷教授のコロナ感染論が適用されている。
コロナは三蜜のクラスターで感染する。クラスター見つけて潰すことによって感染を止める。しかし、飲食店のクラスターは発見が困難であり、クラスター潰しができない。だから、飲食店の夜の営業をストップしてクラスターを発生させないという理論によって緊急事態宣言期間中は飲食店の8時以後の営業をストップしたのである。取り締まるのは自治体の職員である。過去4回の緊急事態宣言では職員の手抜きがあり、徹底することはなかった。だから、感染は減ったが徹底して減らすことはて゜きなかった。しかし、感染が2万5000人を超したことで自治体は真剣に取り組んだ。真剣に取り組んだから感染は激減したのである。全国の感染は8月20日には2万5163人だったのが10月12日に608人と23分の1に減少した。緊急事態宣言を徹底したことで感染を激減させた。すごいことである。
感染専門家は緊急事態宣言によって東京都や全国の感染が減少し始めた時にはリバウンドがあると予想していた。彼らの空気感染論ではリバウンドが起こるのである。ところが専門家の予想とは逆にリバウンドするどころか感染は激減していった。空気感染論では説明できない事態が起こったのである。専門家は激減の理由を説明しようとしたが、明確な説明ができない状態になった。当然である。激減させたのはクラスター感染論によるものであり空気感染論には存在しない理論なのだ。

押谷教授の新型コロナ対策論を厚労省のクラスター対策班が実施した。感染者が2万5000人を超えた時に緊急事態宣言で徹底したクラスター潰しを実行したのが菅政権と地方自治体であった。初めて押谷教授のコロナ対策論が徹底されたのだ。だから、感染は激減したのである。



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この記事へのコメント
又吉さん、ブログ中盤の計算ですが、5773➗64=90.20では?
つまり90分の1では……?
Posted by ファン at 2021年10月18日 08:17
 
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