てぃーだブログ › 沖縄・日本・アジア・世界 内なる民主主義 › 沖縄に内なる民主主義はあるか › 石嶺香織宮古島市議は普通の主婦ではない。偏ったイデオロギーの政治活動家だ。

2017年03月22日

石嶺香織宮古島市議は普通の主婦ではない。偏ったイデオロギーの政治活動家だ。




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石嶺香織宮古島市議は普通の主婦ではない。偏ったイデオロギーの政治活動家だ。


石嶺香織氏が宮古島市議会議員補選に立候補した時の発言である。

私が市議補選に立候補しようと思った一番の理由は、宮古島へのミサイル基地建設を止めたいという思いからです。昨年6月に楚南有香子さんと「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」を立ち上げてから、このミサイル基地建設における様々な問題点を知り、それを広く伝えることに取り組んできました。
まず、国防のためにミサイルを配備することで有事においては南西諸島が犠牲になるという問題、宮古島では国民保護計画の具体案が立てられていないため市民は逃げることもできないという問題、平時においては地下水の汚染の恐れがあるという問題、オスプレイが運用され、日米共同訓練が想定されるという問題。
このような様々な問題を考えたとき、私が思ったのは「ミサイル基地ができたら宮古島には住めない。」ということでした。宮古島市民が、これからも安心して平和に暮らしていくためには、ミサイル基地建設を止めなければなりません。
「まず、国防のためにミサイルを配備することで有事においては南西諸島が犠牲になるという問題、宮古島では国民保護計画の具体案が立てられていないため市民は逃げることもできないという問題」

石嶺香織市議は政治に素人であることを強調し、素人の立場から宮古島市の平和を訴えている。しかし、彼女の発言は巧みであり、素人を装ったプロの発言である。

第2次世界大戦が終わって3年後に生まれた私たちの子供の頃は第3次世界大戦が起こるだろうという噂が強かった。そして、第3次世界大戦は核戦争なると雑誌にも掲載していたし私たちもそう思っていた。
嘉手納弾薬庫には核爆弾があるから戦争が始まれば沖縄は真っ先に核ミサイルが飛んできて沖縄島は消えてなくなると言われていた。第3次世界大戦=沖縄消滅=死が私たちの運命であると信じていた。小学3年生の頃である。嘉手納飛行場・嘉手納弾薬庫の近くに住んでいた私にとって核戦争は現実的な問題であったし、死を予感させるものであった。戦争が起こるには攻撃をしてくる敵国が存在しなければならない。日本・米国の敵はソ連であり中国である。沖縄の隣に中国はあるから中国が沖縄に核ミサイルを飛ばすだろうと考えていた。
中学1年生の時キューバ危機が起こった。ケネディ大統領はソ連との戦争も辞さないと公言した。いよいよ第3次世界大戦が起こるのだと私は恐怖した。ソ連と米国が戦争すれば中国はソ連に味方して、沖縄に核ミサイルを飛ばすだろう。沖縄に住む私の生命は風前のともしびであった。緊迫は高まり、いよいよ戦争が始まるという寸前に戦争は中止になった。ケネディ大統領の毅然とした対応によって免れたと中学生の私は思った。だから私にとってケネディ大統領は第3次世界大戦を食い止めた大ヒーローだった。
それからの私はソ連と中国の情勢に関心を持つようになった。しかし、社会主義国ソ連と中国の情報はほとんどなかった。情報を外に出すことはなかったからだ。両国は秘密主義国家だった。米国はオーブンで多くの情報が入ってくるのにソ連・中国はほとんど情報が入ってこなかったのである。私は両国を信頼できなかった。どんなに共産主義が素晴らしかろうと秘密主義の国であるソ連と中国は悪い国であると私は思っていた。

 私が少年の頃、沖縄に核ミサイルを撃ち込むのは中国であると考えたように石嶺市議が普通の主婦であっなら宮古島市にミサイルを配置した時に攻撃する国は中国しかいないと考えるのが普通である。であれば尖閣で暗躍している中国公船に関心を持つのは当然である。ところが石嶺市議は「南西諸島が犠牲になる」と言いながら、尖閣の中国公船の動きについて一言も触れていない。それは変である。考えられるのは彼女が政治的に偏っている目的を持った政治活動家であり普通の主婦ではないだろうということである。

石嶺香織市議は「国防のためにミサイルを配備することで有事においては南西諸島が犠牲になる」と述べているが、どの国が攻撃するかを述べていない。小学低学年の私なら石嶺香織市議の説明に頷くだろうが、高学年の私なら手を上げて、「どの国が攻めてくるのですか」と質問しただろう。石嶺香織市議は私の質問に答えることができるだろうか。恐らく中国の名前を出さないであいまいな答えをするだろう。

韓国と日本が戦争した時に南西諸島より九州が犠牲になるのは確実である。ロシアと戦争した時は北海道や本州が犠牲になる。ベトナムと戦争した時は軍事力が弱いベトナムでは簡単に自衛隊が勝つ。南西諸島が犠牲になることはない。フィリピンなど他のアジアの国々と戦争しても自衛隊が圧倒して南西諸島が犠牲になることはない。南西諸島が犠牲になる可能性が高いのは中国と戦争をした時である。ところが石嶺香織市議はどの国と戦争になったら南西諸島が犠牲になるという説明をしていない。戦争相手国の名前を出すのを避けて「有事になると」という表現を使っている。「有事になると」と「戦争になると」は同じ意味だが、石嶺市議は「戦争」を使わないで「有事」という言葉を使っている。それは故意に使っている。「戦争」なら相手国がどこであるかをイメージするが「有事」なら戦争相手国をイメージしない。戦争相手国をイメージさせないために「有事」を使っている。
石嶺香織市議は宮古島市にミサイル基地ができればどの国が攻撃するかは不明にしたまま、とにもかくにも宮古島市が危険になるということをイメージさせる目的で「有事」を使っているのである。これは人間心理を計算した高度な言葉使いである。政治活動家でなければできない言葉使いである。
 石嶺香織市議は宮古上布を学ぶために宮古島に移住したと言っているが本当だろうか。宮古上布を学ぶのは口実であり本当は政治活動をするために宮古島に移住したのではないかと疑ってしまう。

宮古島市議会(棚原芳樹議長)は21日午前に開かれた3月定例会で、石嶺香織市議に対する辞職勧告決議を賛成多数(賛成20、反対3)で可決した。辞職勧告決議で分かるように宮古島市は保守議員20人、革新議員3人と圧倒的に保守が多い。多島から宮古上布を学ぶために移住してきたのに石嶺議員は圧倒的少数派になることを選んだのである。宮古島市のような離島に住み伝統の宮古上布を学びたければ地元の住民と親しくする努力をしなければならない。ところが石嶺市議は圧倒的少数派の政治家になったのである。編である。

石嶺香織市議が辞職勧告されたのは彼女のフェイスブック上で、米海兵隊の訓練を受けた陸上自衛隊部隊が宮古島に配備されたら「絶対に婦女暴行事件が起こる」などと投稿したからである。決議では「投稿は自衛隊員、米海兵隊員に対する職業的差別であり、断じて許すことができない暴言と言わざるを得ず、市議会の品位を著しく傷つけるものだ」と述べている。決議の通りである。石嶺市議は自衛隊員や米海兵隊員に対して職業的差別の暴言を吐いたのである。
石嶺市議は、投稿は既に謝罪・撤回しているとした上で「私は市民が選んでくれた議員であると自覚している。決して議会が選んだ議員ではない。辞職勧告を拒否する」と述べているが、石嶺市議は選挙の時に「絶対に婦女暴行事件が起こる」とは公言していない。公言すれば落選する可能性が高かったから公言しなかったのだ。当選した直後にフェイスブックで公言したのは議員の地位を利用して自衛隊のイメージを悪くしようという狙いがあったからだ。その狙いは失敗したが石嶺市議の思想はちっとも変っていないし反省もしていないだろう。
石嶺市議は、投稿はすでに謝罪・撤回していると言うが、米海兵隊が婦女暴行魔であることは撤回していない。決議の「米海兵隊員に対する職業的差別」指摘に対して石嶺市議は釈明していない。石嶺市議は本当は謝罪・撤回はしていないし、するはずがない。

自衛隊は国民を守ることを使命としている。そのような自衛隊員が米海兵隊と訓練をしたくらいで「絶対に婦女暴行事件が起こる」と発言すること自体が自衛隊に対する冒涜である。抗議が殺到するのは当然である。自衛隊員の母親から「息子が侮辱された」などといった切実な訴えの抗議があったという。しかし、そのような抗議に石嶺市議が心を打たれて反省するということはあり得ない。石嶺市議は母親の抗議にも平気であるだろう。本音では母親に反論したいが反論すれば再び非難が殺到するから反論をしないのだ。反論することを避けた石嶺市議の頭の中では次なる自衛隊や海兵隊のイメージダウンさせることを模索しているだろう。そして、自衛隊の宮古島市駐留を阻止する方法を仲間と一緒に模索しているだろう。

石嶺市議が選挙の時に言った「私は政治は素人で、特別な知識もありません。しかし、普通の市民が、市民の感覚で、市民のために政治に参加していけることが大切なのではないかと考えました」は嘘であることがはっきりしてきた。彼女は政治に素人ではない。彼女は宮古島市への自衛隊駐留に反対しているだけではない。石嶺市議は反自衛隊、反海兵隊というよりむしろ反米反安部政権のイデオロギーが強い政治活動家である。
 宮古上布を学ぶために移住したというのがますます怪しくなってきた。石嶺市議は政治活動をするのが目的で宮古島市に移住してきた可能性が高い。東村議員になった高江区の伊佐真二共産党員の父親と同じように。


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この記事へのコメント
>石嶺市議「国防のためミサイル配備で有事に南西諸島が犠牲になる」

たぶん、石嶺議員は裏表なしで(=軍事素人なので)その様に想っている。
凡そ、自衛隊や在沖縄米軍基地問題に言及する賛成派と反対派も、どちらかに同調する方やメディアや議員や知識人も、軍事を語る事において一切軍事知識がなく、基地配備是非問題に対し誰1人も戦略的に、地勢的に、国際政治情勢的に言及する事がなく、在る種の賛成派と反対派の政治思想的な論調に終始しているのが今や国民の常識に為っているからです、なさけないことです。

石嶺議員の「ミサイル配備で南西諸島が犠牲」の真面目な発言は、宮古島陸自配備反対派の念仏である「国際法上、軍隊の居ない島は攻める事が出来ないの平和に為る」の言い替えで在り、小ども染みた妄想詭弁に過ぎません。軍事知識が基本に無いので堂々と妄想詭弁が為されるのです。そう言う妄想人には、「有史以前から軍隊の居ない平和な南シナ海を中國が堂々と南沙西沙諸島侵奪して、軍事基地化出来た事実と整合性が無いだろ」と質すと、途端に返事しなく為ります。そして、更に同じ南シナ海でもEEZ島嶼に軍隊2千人配備しているインドネシアに、習主席が手出し出来ていません。その理由を質しても答える事が出来ません、軍事基地配備は戦略的・地勢的・国際政治情勢的に最適の地に為される事実さえ知らないのです。

そもそも、宮古島の政治家が「国防のためミサイル配備で有事に南西諸島が犠牲になる」と主張したら、自衛隊員でなくても嘲笑ものです。ミサイル配備の宮古島を攻めて、中國がなんのプラスになるのでしょうか。27年前のイラク戦争を忘れているのでしょうか、今の戦争は直接外敵首都に先制攻撃します、先ずサイバー攻撃で社会インフラ網を混乱させて、対地巡航ミサイルでメディアや政府建物施設や空港や発電所や軍事基地殲滅させ、次いでステルス戦闘爆撃機の空爆で止めを刺すのが戦術で、最期に地上戦闘部隊が上陸して来て地上戦略戦闘仕出します。

ボーダーライン辺りの地方の軍事基地を攻める時間など中國に余裕が在りません。宮古島配備の対地対艦巡航ミサイルは、同じミサイルを海自も空自も保有している。自衛隊のミサイルの凄い点は海・空・陸のどの地点からでも、東シナ海の同じ1つのマトに誤差数十センチ内で何発も同時着弾させる〇〇〇衛星システムが在る事です。同時着弾とは、何時何分何秒と時間合せて同時に当てるのです、撃たれる方は防ぎ様が在りません。
Posted by 坂田 at 2017年04月01日 16:31
 
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