2011年12月25日
「玉津氏、議事録改ざん」はでっちあげかも
「玉津氏、議事録改ざん」という大きい見出しがあり、「関係者によると、玉津氏は『自分の意図と異なる』として、発言の修正を職員に指示した」と書いてある。こう書いてあるのだから、記者はちゃんと取材をした上で書いただろう思うのが当然である。ところが玉津氏は、「まったくの事実無根」と延べ、「会議録の文字起こしを担当した者は一生懸命聞き取り、一言一句、そのまま記載したものだと理解している」と答えている。
よく考えてみると、テープから起こした議事録はいくつもあり、こまごまとしたことを玉津氏が覚えているはずがない。もし、玉津氏が改ざんしたとすると玉津氏はすべての議事録をチェックし、「全部をみれないでしょう」の部分を見つけ、「全部を見れないということであれば・・・」に改ざんするように指示したことになる。
問題は玉津教育長にテープと議事録を細かくチェックする時間的な余裕があるかということだ。教育長にそんな暇はないだろう。玉津教育長にテープと議事録を細かくチェックしたとは考えられない。
玉津教育長が改ざんを指示したと仮定した場合を検討してみよう。もし玉津教育長が改ざんを指示するならば、秘密を漏らさないと信用できる人物に指示するだろう。情報が漏れれば、誰が洩らしたかはすぐにわかるはずだ。洩らした人物は玉津教育長の信頼を失い左遷させられる。改ざんを指示したことを簡単に記者に漏らすようなことはない。
「玉津氏、議事録改ざん」の信憑性はどうもあやしい。
Posted by ヒジャイ at 12:36│Comments(0)
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