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2022年08月10日

ピークアウト宣言の国が出た 日本のピークアウトはあるか

ピークアウト宣言の国が出た 日本のピークアウトはあるか

ピークアウトに入ったと宣言した国が出た。オーストラリアとニュージーランドである。両国はなにを根拠にピークアウトを宣言したのか。
オーストラリアのバトラー保健相は4日、新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA.4」と「BA.5」で加速した今冬の感染の波が、早期に最悪期を脱している可能性があるとピークアウトの判断をした。
ニュージーランド保健省は、最新の新型コロナウイルス感染の波がピークアウトしたことを示す力強い兆候が見られると明らかにした。新規感染者数が減少し続けていることを根拠にしている。

ピークアウトする時の感染率に興味があるので両国の感染率を調べた。
オーストラリア 感染943万人・人口約2600万人  感染率37、7%

ニュージーランド 感染者157万人・人口数516万人 感染率30%
両国の感染表である。

  オーストラリア    

  ニュージーランド


両国に共通しているのは感染数が安定していることである。オーストラリアは4万人、ニュージーランドは1万人である。日本なら18万人・・・23万人である。両国を参考にしたら日本のピークアウトの感染数は18万人から23万人である。
日本は感染が激増して20万人になり、医療崩壊危機が問題になっているが、外国では20万人はピークアウトの感染数である。
感染病である新型コロナは世界共通の病原菌である。感染力は世界同じである。ロックダウンなど世界と同じコロナ対策をしていたら日本も感染爆発が起こり、50万人以上感染していただろう。そして、ピークアウトが
20万人だっただろう。ところが日本は7月に始まった第7波で初めて20万になった。
 第6波は10万人がピークであったが第5波は2。5万人であった。日本の感染は世界に比べて非常に少なかったのである。それはクラスター対策班のコロナ対策が優れていたからである。クラスター対策班が関わっていない第7波は20万人を超えた。

国の環境の違いによってピークアウトする時の感染率にはある程度の差はあるだろう。ニュージーランドは30%でピークアウトし、オーストラリアは37、7%でピークアウトした。二つの国のピークアウトを見ると30%からはピークアウトの傾向に入るだろうということが予想できる。
米国の感染率を調べた。米国の人口は3億2000万人、感染者は3200万人なので感染率は28、6%である。米国もピークアウトに近づいているので感染は横ばいになっているのだろう。


   米国

現在の米国の一日の感染は12万人前後である。
日本と沖縄について調べた。
日本 感染者1400万・人口Ⅰ億2000万 感染率
11、6%
沖縄 感染者39万 人口145万 感染率26、8%
沖縄の感染率は26、8%である。28、6%の米国に近い。沖縄の感染は次第に増加が少なくなっていき、米国のように横這いになるだろうしかし、日本全体の感染率は11、6%である。沖縄の感染率の半分以下である。非常に低い。感染率は米国の半分以下てある。全国の感染はもっと増加する。沖縄と全国の感染増加の違いが感染表に表れている。

沖縄

 全国

沖縄も全国も感染は増加しているが、沖縄の増加よりも全国の増加が急である。そして、後半の3週間では沖縄の増加率が落ちている。これからの数週間でピークアウトするかどうかが明らかになるだろう。
全国の感染率は11、6%である。ピークアウト宣言をしたオーストラリア、ニュージーランドの3分の1である。全国は沖縄と違って急激に感染が増加する状態にある。これからも全国は急激に増加していくだろう。

第5波で数百人まで感染を少なくした時、ワクチン接種も進んでいたのでコロナ問題は終わったと思った。感染は多くても数千人だろうと思った。しかし、違った。第6波で10万人になり、第7波では20万人を超した。原因はすぐに分かった。菅政権と岸田政権のコロナ対策の違いである。岸田政権ではクラスター対策班のコロナ対策が消えた。だから第6波で10万人、第7波で20万人を超えたのである。

オーストラリア、ニュージーランド、米国を参考にして沖縄、全国の感染予想をした。「たった3国を参考にしただけだから予想の確率は低い」と思うだろう。そうかも知れない。いやその通りである。しかし、専門家の予想よりははるかに正しいという自負がある。専門家のコロナ対策、感染予想はひどすぎ


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