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2016年03月26日

下地幹郎よ、「馬毛島に普天間を」と馬鹿げた案はつくるな






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沖縄県民は翁長知事に騙されている
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下地幹郎よ、「馬毛島に普天間を」と馬鹿げた案はつくるな

下地幹郎氏がおおさか維新に入るのは反対だった。彼は尻軽というか、情緒不安定というか。思考が浅いというか。とにかく最低の政治家だ。
 普天間飛行場をフィリピンに移設したほうがいいと言ってフィリピンのアロヨ前大統領に持ち掛けたことがあった。フィリピンは米軍駐留に反対した過去があり、米軍基地をつくらせない法律がすでにある。その事実を下地氏は知らなかったのである。それに日本には思いやり予算があり、米基地の維持費を日本が受け持つが、フィリピンに米軍基地をつくれば負担は全て米国が持たなければならない。フィリピンに普天間飛行場を移設できない理由があった。それなのに下地氏はフィリピンに行った。アロヨ全大統領は社交辞令で下地氏の話に合わせたが、下地氏はそれも知らないでフィリピン移設ができると思い込んでいた。
 嘉手納飛行場移設を主張したこともあったが、嘉手納飛行場案はとっくの昔に破綻していた。宜野湾市長選の時、沖縄の新聞社に普天間飛行場移設のインタビューを受けて下地島移設を主張していた。下地島は革新や地元の住民が反対していて移設が無理であることはすでに分かっている。
 そして、今度は鹿児島県の馬毛島に暫定的な移転をするという案を出した。琉球新報にそのことが載っている。
「馬毛島に普天間を」 おおさか維新、暫定移転を提言
 【東京】2019年2月までの米軍普天間飛行場の運用停止(5年以内運用停止)の確実な実現に向け、おおさか維新の会は24日までに、普天間の機能の暫定的な移転を含めて、鹿児島県の馬毛島(西之表市)を活用する新たな案を出す方針を固めた。おおさか維新の政務調査会長の下地幹郎衆院議員らが25日に馬毛島を視察する。同島を含めて数カ所の調査を進めた上で5月に訪米し、米高官らとの本格交渉に臨む考え。

 同党は米軍の対北朝鮮戦略基盤の構築や沖縄の基地負担軽減に向けて、独自案の集約を進めている。沖縄の米軍基地負担軽減に関しては、馬毛島に在沖米軍の訓練移転を進めることで騒音問題の解消などにつなげることを目的としている。
 馬毛島は種子島の西約12キロにある無人島で、政府は現在、硫黄島で実施されている米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として検討を進めているが、地元の反対などで計画が進んでいない。
 一方、同島は無人島となって以降、個人所有となっているが、おおさか維新は土地所有者とも接触した上で馬毛島の活用について検討を進めているという。
 下地氏は取材に対して「国と県との和解が行き詰まりの状態となっている。これまでの政府、沖縄県の主張にこだわらず、新たな提案を出して結果をつくり、普天間の閉鎖状態につなげていきたい」と述べた。(琉球新報社)

 馬毛島については、普天間飛行場の県外移設が不可能であるのを説明するために「沖縄に内なる民主主義はある」に書いてある。


彼らは政府や官僚が「県外移設」を真剣にやろうと思えば実現すると主張し、「県外移設」ができないのは政府や官僚が真剣に取り組んでいないからだと主張している。多くの県民は沖縄の政治家や知識人の影響で政府がその気になれば「県外移設」ができると信じている。本当にそうだろうか。

馬毛島は鹿児島県にある無人島である。住民の住んでいる島から12キロメートル離れた場所に馬毛島はある。馬毛島は米軍空母艦載機の離着陸訓練の候補地になっていた。完成すれば嘉手納飛行場の戦闘機も馬毛島で離着陸訓練をやる予定であった。
馬毛島のある鹿児島県西之表市の市議会議員らが来県し、嘉手納飛行場を視察した。市議たちは嘉手納飛行場の戦闘機のごう音に驚いた。嘉手納飛行場を視察した市議たちを中心に馬毛島の離着陸訓練への反対運動が広がった。県や地元4市町の反対によって馬毛島の滑走路の建設は中止している。
12キロも離れている無人島の「馬毛島」で戦闘機の離着陸訓練する滑走路を造ることでさえ反対するのが本土の住民たちである。沖縄の米軍基地反対派の人たちは米軍基地被害のひどさや海兵隊員の恐ろしさを本土の人たちに発信し続けてきた。だから本土の住民は米海兵隊がやってくることに恐怖し拒否反応が起こる。
普天間飛行場の大きさは馬毛島の離着陸訓練用滑走路の比ではない。普天間飛行場移転となると馬毛島と違って海兵隊もやってくる。住民の住んでいる場所から12キロメートルも離れている馬毛島の離着陸訓練用滑走路建設にさえ反対するのだから、普天間飛行場の移設ならもっと激しい反対運動が起こるだろう。西之表市の市議会議員らの「馬毛島」の陸上着陸訓練滑走路建設への拒否反応をみれば、本土の住民が普天間飛行場を受け入れるのは不可能であることがわかる。(沖縄に内なる民主主義はある)

 普天間飛行場の県外移設は不可能であるという例に12キロメートルも離れた無人島の馬毛島のことを書いた。ところが下地氏は馬毛島に普天間飛行場の暫定移転案を出すのである。土地所有者はずっと前から賛成している。しかし、住民、議員が反対しているから離着陸訓練用の滑走路建設ができない。地主が賛成しても住民、議員が反対している間は離着陸訓練はできない。
 離着陸訓練さえ許さないのに普天間飛行場の暫定移転ができるはずがない。下地幹郎よ、馬鹿げた案をつくるな。

2016/03/18 に公開
平成28年3月17日木曜日に放送された『沖縄の声』。政府と沖縄県との代執行訴訟は­、政府は「辺野古移設が唯一の解決策」、県は「辺野古移設阻止」という互いに譲らない­まま和解成立となった。本日は、キャスターの又吉康隆が「安倍政権の暫定案和解に失望­」をテーマに政府と県の和解について批判していきます。
※ネット生放送配信:平成28年月3月17日、19:00~
出演:
  又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千­人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、­全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
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メリッサ・国吉とカレン・平良による「島人ぬ宝」。
色々な歌手の「島人ぬ宝」をユーチューブで聞いていたら、ブラジルの二人の少女の歌に出会った。少女たちの姓は国吉と平良である。二人とも沖縄系の少女だろうと予想して、検索したら予想通りだった。二人とも沖縄系だった。
のびのびとした二人の歌に魅かれ、2年前から聞き続けている。
この時、二人は10歳である



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Posted by ヒジャイ at 00:07│Comments(1)米軍基地
この記事へのコメント
ないない、無理無理。
沖縄から離れていると乗員の兵士を送り迎えするのが面倒なので米軍も
そんな不便なことろは嫌がる。
それが県内移設の理由。
そもそも県外を言い出したのは日本側で米軍ではない。
Posted by 名無し at 2016年12月23日 19:26
 
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