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2011年10月26日

とにかく2人で突っ走りましょう

 地域政党・大阪維新の会の方針決定の際、代表の橋下徹・大阪府知事が維新のメンバーに十分諮らずに独断で決めるケースが目立ち、内部から不満が漏れ始めている。
 11月27日投開票の府知事選では、橋下氏の「一本釣り」で、同会幹事長の松井一郎府議の擁立を決定。知事・大阪市長のダブル選で信を問う教育基本条例案についても、府議会での議論を待たずに橋下氏が修正方針を表明しており、「少しワンマンが過ぎるのでは」との声も出ている。
 「代表の意向に異論があるはずがない」
 23日、維新の会の府議や大阪、堺両市議を集めて開かれた全体会議。同会政調会長の浅田均・府議会議長は冒頭、念押しするようにあいさつした。続いて橋下氏が松井氏の擁立方針を伝え、拍手で了承された。
 「知事選の候補者は松井さんがいい」という橋下氏の「天の声」(維新府議)が、浅田氏を通じて松井氏本人に伝えられたのは9月中旬。候補者選定の責任者として、維新外部からの擁立を軸に作業を進めていた松井氏は、突然の後継指名に驚き、二晩連続で行われた浅田氏からの説得攻勢にも固辞し続けた。
 しかし、橋下氏の決意は揺るがず、松井氏は10月2日夜、大阪市内のうどん料理店で橋下氏と向き合い、「何でもやる」と出馬を受け入れた。橋下氏は「とにかく2人で突っ走りましょう」と上機嫌で焼酎をあおり、閉店後はホテルのバーで深夜まで杯を重ねた。
 2人の会談直後、知事選候補として松井氏の名前が報道で浮上すると、維新内部からは「いつ決めたのか」「外部から擁立すると言っていたのに」と反発の声が上がった。同6日、維新は幹部会合を開き、候補者選定を橋下氏に一任することを決定。一部議員からはその後、中田宏・前横浜市長の擁立を橋下氏に直談判する動きもあったが、決定が覆ることはなかった。

(2011年10月25日11時46分 読売新聞)



 大阪都構想、教育改革、公務員改革などの維新の会の政治構想は固まっている。もし、中田宏・前横浜市長などのような維新の会以外の有名人を知事候補にしたら、当選した後に知事と維新の会が政治方針で対立する可能性は高い。名が売れている人間であればあるほど政治理念が強いだろうし、維新の会のロボットになることはないだろう。

 松井氏は維新の会の幹事長であり、大阪都構想、教育改革案、公務員改革案つくりに松井氏は関わってきた人間である。彼が維新の会の代表として大阪府知事に立候補したのは最善の選択である。
 突然の後継指名に驚き、二晩連続で行われた浅田氏からの説得攻勢にも固辞し続けた松井氏であったが、10月2日夜、大阪市内のうどん料理店で橋下氏と向き合い、「何でもやる」と出馬を受け入れたという。
 橋下氏は、「とにかく2人で突っ走りましょう」と松井氏に言ったそうだ。橋下氏と松井氏の二人三脚で維新の会とともに突っ走ればいい。40代の若い二人で既成政党の野合集団と真っ向勝負するのはすごいことだ。日本の政治史で始めてのことだ。

 二人が当選すれば、これからの選挙にも候補者を出して維新の会の市長、議員をどんどん増やしていけばいい。そうすれば大阪は大変革するし、維新流の政治改革が全国に広がっていく。


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Posted by ヒジャイ at 09:13│Comments(0)大阪維新
 
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