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2023年07月11日

今日の社民党の姿が明日の韓国左翼政党「共に民主党」の姿である

今日の社民党の姿が明日の韓国左翼政党「共に民主党」の姿である

韓国議会の過半数を制している「共に民主党」は福島汚染水海洋投機反対で勢いに乗っている。IAEA総合報告書の内容を説明するために訪韓したグロッシ事務局長の説明をはねつけてIAEA報告書は「非科学的」であると非難した。

韓国野党議員で構成された「福島核汚染水海洋投機阻止国会議員団」が日本にやってきて、参議院議員会館前で集会を開き、汚染水の放流をやめるよう主張した。議員は日本語で『フクシマを忘れない』『放射能汚染水を海に捨てるな』と書かれた紙を掲げてアピールした。
「共に民主党」の処理水放出反対の勢いは放水を止めるほどである。
辺野古移設反対運動の初期の頃は実力で埋め立て工事を阻止する勢いがあった。あの頃に似ている。





しかし、埋め立て工事が進むにつれて反対運動は勢いがなくなっていった。埋め立てをすれば辺野古の海は汚染され、サンゴ、ジュゴン、魚が居なくなるという嘘がばれていったからである。
嘘を市民に信じさせて反対運動を盛り上げるのが左翼のやり方である。そして、嘘が判明するにしたがって反対運動は下火になっていく。それが左翼の運動パターンである。辺野古移設反対運動がそうであった。そして、韓国の汚水処理水放出反対運動も同じである。
日本政府に処理水放出を撤回するよう要求し、韓国政府に処理水放出阻止のため国際海洋法裁判所への提訴および暫定措置請求を促す内容などが盛り込まれている「福島汚染水反対決議案」を一方的に決議した「共に民主党」である。しかし、県民投票で反対が70%以上であったにも関わらず政府は移設工事を進めた。県民投票には法的拘束力がなかったからだ。
「福島汚染水反対決議案」にも処理水放水を止める権限はない。放水の権限は日本政府にあって、韓国にはないからだ。それに韓国政府は放水を認めている。野党である「共に民主党」には韓国内でさえ止める権限はない。
「共に民主党」の処理水放出運動は辺野古移設反対運動とそっくりである。そっくりであるのには理由がある。「共に民主党」のイデオロギーは日本左翼の社会党イデオロギーと同じであるからだ。韓国の左翼イデオロギーは日本でつくり上げたイデオロギーをそのまま受け継いだものなのだ。

左翼政党の正義党に招待されたのは社民党であった。社民党のイデオロギーは社会党の時に韓国に受け入れられ、韓国に深く浸透した。正義党、「共に民主党」にとって社民党は日本の有力政党であり、尊敬する政党である。社民党議員を韓国に招待したのは日本の国会議員も汚染水放流に反対している」と主張し、韓日間の国際的な連帯を示したかったからである。社民党は仲間である韓国左翼の提案に乗ったのである。

福島汚染水反対運動が辺野古移設反対運動と同じなのは偶然ではない。日本の左翼イデオロギーが韓国の左翼政党のイデオロギーは同じだからである。放水反対運動が盛り上がったのは辺野古移設反対運動と同じであり、敗北するのも同じ運命である。
日本政府が処理水を放出することによって海が汚染されないことが実証される。
放水した時に反対運動は最大に盛り上がるだろう。しかし、時が経つにつれて下火になっていく。数カ月たてば放水が安全であるという認識が韓国民に広がる。安全であるということが韓国民に広がれば広がるほどに「共に民主党」の支持率は下がっていく。今の社民党のように議席が激減することはないと思うが、与党に返り咲くのは不可能になるくらいに支持率は下がるだろう。それが日韓の左翼の運命である。


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Posted by ヒジャイ at 13:42│Comments(0)アジア情勢
 
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