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2022年03月29日

ロシアとの協定受諾は国民投票で決める ゼレンスキー大統領の民主主義精神は素晴らしい

ロシアとの協定受諾は国民投票で決める ゼレンスキー大統領の民主主義精神は素晴らしい

ゼレンスキー大統領はロシアの独立系メディアにロシア語で話した。
「安全保障と中立化、非核国であること。これらについては受け入れられないわけではない」
ロシアと妥協できる面があることを話した後に妥協できない面も話した。
 ウクライナとロシアの協定は第三国によって保証されること、そして、国民投票を行い、承認されなければならないと述べた。それに、
〇ウクライナの非軍事化は受け入れられない。
〇ウクライナの主権と領土の一体性については譲れない。
と話した。
 ゼレンスキー大統領はロシアとの協定はウクライナ政府が決定するのではなく最終的には国民投票で決定すると決めている。「ウクライナのことはウクライナ国民が決める」という民主主義の原点をゼレンスキー大統領は最優先している。交渉人を脅迫や買収でロシアに有利な協定書をつくったとしても国民が納得しなければ協約は成立しない。ロシアの脅迫、脅しは通用しないということだ。ゼレンスキー大統領は国民投票の期間は停戦することを要求している。国民はロシアに有利な条件には反対するだろう。
 ゼレンキスキー大統領は「ウクライナの主権と領土の一体性については譲れない」と述べている。ウクライナの領土すべてにウクライナの法律を適用するということである。ウクライナにはウクライナの主権が及んでいない治外法権となっている地域がある。親ロシア派が2014年に独立宣言をして支配しているドネツクとルガンスクとロシアが併合したクレミヤ半島である。ゼレンシキー大統領は3地域もウクライナの主権を適用すると主張しているのだ。領地についてはロシアに一切妥協しないつもりだ。それはウクライナ国民も同じだろう。
 ウクライナ全土を自由と民主主義にする。ゼレンスキー大統領とウクライナ国民が望んでいることである。ロシア軍と戦うのもウクライナの自由と民主主義を実現するためである。自由、民主主義は家族、友人、国民への愛である。愛がウクライナの戦いを強固にしている。

ロシア軍との激しい戦闘が続いていた首都キエフ近郊の都市イルピンを奪還した。ウクライナを完全に開放するまでウクライナの戦いは続く。



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