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2021年10月20日

自公民を安定与党にしている犯人は共産党である3 河野氏が共産党をグサっと一刺し

自公民を安定与党にしている犯人は共産党である3 河野氏が共産党をグサっと一刺し
 
河野氏がグサっと共産党の弱点を一突きしたね。
河野氏は1984年に社会主義時代のポーランドに留学した経験がある。体験を次のように語った。
「(ポーランドは)自由がない国だった。街は灰色だった。人々もドヨーンとしている。毎日食べるのはジャガイモと酢漬けのキャベツ、赤かぶ。肉は配給キップを持って1時間並んでソーセージが買えた」「外が氷点下でも、宿舎にお湯は出なかった」「一方、共産党幹部は米ドルで好きなものを買っていた。どこが平等なのか」
 ポーランドだけではないソ連配下の全ての社会主義国家は河野氏が述べている通りの社会だった。ソ連が崩壊した根本原因は経済が破綻して貧困社会になったからだ。社会主義国家は貧困社会になり権力者だけが富む社会になる。それが社会主義である。吽野氏の体験談は社会主義の決定的な欠点を突いたものである。
「最初、共産党は連立政権や閣外協力をする。ドアに靴の先を少し入れたら、次はこじ開けて入ってくる。家主を追い出して乗っ取る。それを東欧でやった。何十年も国民は自由や民主主義がないところで虐げられた。今回の衆院選と同じことが、東欧で展開された」
 ソ連圏が拡大したのは河野氏の指摘する通りである。


 ソ連圏に入った国が民主主義国家になろうとするとソ連は軍隊を派遣して弾圧した。ハンガリーは選挙で大統領を選び、議会制民主主義国家をつくろうとしたがソ連軍によって潰された。民主主義を目指した国がソ連の弾圧によって潰された国はハンガリー以外にも多くあった。
 共産党と共闘すれば野党が共産党にのっとられ、『日米安保廃棄』『自衛隊は違憲』『天皇制は廃止』という議論がまた戻ってくると河野氏は指摘し、「自由と民主主義を守るのか、あるいは共産主義への第一歩を踏み出すのか。衆院選はそれが問われる」と演説した。
 共産党の綱領は民主主義革命↓社会主義国家樹立を明記している。共産党は暴力革命は否定しても社会主義国家を目指していることは否定できない。共産党が理想とする社会主義国家の現実は河野氏が指摘する通りの差別と貧困の社会である。 
志位委員長は共産党の長所について問われ、「日本の社会発展の次の段階では、資本主義を乗り越え、社会主義・共産主義の社会への前進をはかる社会主義的変革が、課題となる」と共産党綱領に書いてあることを述べた。野党共闘はその変革のときが来たと志位委員長は断言している。
 共産党の決定的な間違いがある。資本主義を乗り越え社会主義へ前進するというが、それは逆である。資本主義の後退である。社会主義であったソ連は崩壊して資本主義になった。歴史の事実である。資本主義から社会主義になった国は一つもない。多くの社会主義国家は資本主義国家になった。
歴史は、
資本主義↓社会主義 ではなく
社会主義↓資本主義 である。
ロシア革命は
資本主義↓社会主義 ではなかった。
封建専制主義↓社会主義 だったのだ。全ての社会主義国家は封建専制主義を倒して設立した。中国の毛沢東による社会主義革命も封建専制主義を倒して設立した。
ソ連、東欧諸国では、社会主義が崩壊して、
社会主義↓資本主義 になった。

 共産党はロシア革命でロシアが社会主義国家になった時、社会主義国家が理想国家だと信じて結成した。ソ連が崩壊しても社会主義が理想だと信じ込んでいるのが共産党である。社会主義崩壊の現実に目を背けて99年前に抱いた夢の社会主義を今も信じている。共産党が社会主義をどんなにバラ色に描こうと貧困と差別で崩壊したのが社会主義である事実は曲げられない。

河野氏が見たポーランドが社会主義の本質である。だから必然的に社会主義は崩壊した。河野氏の体験談をひっくり返すことはできない。

 河野氏にはもう一歩踏み込んで4野党が合意した安保法案廃棄にもぐさり一突きしてほしい。
共産党が主導した4野党の共闘の条件の中心は安保法制廃棄である。安保法制の廃棄は中国のアジア進出を食い止めるために結成したクワッドを崩壊させてしまう。共産党の目的は安保法制を廃棄することによってクワッドを破壊することだ。

 習近平中国は一帯一路戦略でアジア、アフリカに進出し、支配を拡大している。中国のアジア進出に危機感を抱いている日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国は経済・軍事共闘するのを目的にクワッドを結成した。9月にはクアッドを結成した日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国による首脳会合が米国の首都ホワイトハウスで行われた。参加したのは日本の菅首相、アメリカのバイデン大統領、オーストラリアのモリソン首相、インドのモディ首相である。対面では初めての会合であった。4人の首脳は自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携を強化することを誓った。


 クワッドの目的を実現するために自衛隊は米国、オーストラリアの軍隊とアジアの海洋で軍事訓練をしている。外国の軍隊と共同訓練を可能にしているのが安保法制である。
 共産党が共闘する目的は選挙共闘で4党が与党になった時に「閣外協力」をしながらも絶対に安保法制を廃棄させることである。そして、クワッドから日本を抜けさせる。日本と米国との関係は悪化するだろう。それが共産党が野党共闘する目的である。

 河野氏は「ドアに靴の先を少し入れたら、次はこじ開けて入ってくる。家主を追い出して乗っ取る」のが共産党であると指摘している。まさに安保法制廃棄がそれてある。安保法制廃棄は野党共闘という甘い罠でドアに靴の先を入れることである。ドアをこじ開けて中に入ったら安保法制廃棄に続いてクワッドから日本を脱退させてクワッドを崩壊させる。クワッドの崩壊によって日米の関係を悪化させる。日米悪化を進めていって日米安保廃棄をするというのが共産党の狙いである。

共産党の陰謀を失敗させるために河野氏は、
「立憲民主党よ。クワッドに賛成か否か」
と枝野代表に質問を投げかけてほしい。枝野代表は中国のアジア進出と対抗するクワッドには賛成であるはずだ。しかし、共産党と共闘しているから答えを渋るかもしれない。答えなければ、
「立憲民主党はクワッドを破滅させようと企てている。中国のアジア進出を促進させようとしている」「安保法制を破棄すれば自衛隊が米国などクワッド参加の3カ国との軍事訓練ができなくなる。軍事訓練ができない日本は信用を失いクワッドから脱退しなければならなくなる。クワッドは分裂し中国のアジア進出を許してしまう」
と枝野代表を批判するのだ。
 クワッドの結束が強くなれば4カ国の軍事力で尖閣は安全になるし、中国の台湾侵略も防ぐことができる。日本と結束するのはクワッドだけではない。10月に入ると、沖縄近海で自衛隊は米国、英国、オランダ、カナダ、ニュージーランドの海軍が参加した大規模な合同演習に参加した。安保法制は民主主義国の共闘を強固にして、アジアの平和に貢献する。「安保法制を廃棄する立憲民主、共産党は民主義国の共闘を弱体化させ、中国のアジア支配を助長するものだ」と河野氏は演説し国民に認識させてほしい。


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Posted by ヒジャイ at 11:56│Comments(0)二大政党
 
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