2021年01月30日

アートハイク

「内なる民主主義25」に掲載したアートハイク。


南島の
草木に出でぬ
四季なれど
触れて匂わん
風は秋なり

高校生の時に俳句に興味を持ち、俳句をつくるようになったが、困ったのが季語であった。俳句
には必ず季節を表す季語を使わなければならないという。しかし、高校生には春夏秋冬、花、枯
れ葉などしか分からない。

岩に生ゆ小さな気にも赤二つ

のように俳句をつくった。しかし、亜熱帯の沖縄には四季ごとに自然は変わらないし、冬に花がさ
いているし、秋になっても枯れ葉になる木はほとんどない。春は花で表現することはできても秋を
表現できる自然現象を見つけるのは困難であった。苦し紛れにつくったのが「南東の」の短歌で
ある。この気持ちを字数の関係で俳句では表現できなかった。短歌でしか表現できなかった。季節
にこだわったら沖縄では俳句をつくるのが難しいのと季語の勉強をする気もなかった私は季語
に固執しなくなった。

詩は叙事詩、叙景詩、抒情詩と発展してきた。叙事詩は古事記のように物語性が強い、叙景詩は
和歌・俳句のように自然風景を描く。抒情詩は感情を中心に描く。現代詩は抒情詩である。である
から俳句を抒情詩としてつくっていこうと考えるようになった。ただ、熱心に俳句つくりをやっ
ていないし、こつこつとやっているわけでもない。急に書きたくなる時があって、その時につくって
いる。多分、仕事でストレスがたまった時だろう。

写真に俳句や詩を書き込みたくなったが、ワードではできない。息子に聞いたら、フォトデラッ
クスというのがあり、息子は持っていて、私にくれた。説明書もなしにフォトデラックスを勉強し
た。写真に文字を書くことができた。フォトデラックスで写真から抽象画のようなのをつくれる
ようになった。写真を自由自在に変形してつくったのがアートハイクである。自由で楽しい















































Posted by ヒジャイ at 21:53│Comments(0)
 
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