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2018年04月25日

福田事務次官セクハラをテレ朝ではなく新潮で発表した本当の理由



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福田氏セクハラをテレ朝ではなく新潮で発表した本当の理由
、財務省事務次官のセクハラ問題は世間が注目するだろうし、最初にテレ朝で発表すれば確実に視聴率は上がっただろう。こんなおいしいドル箱ネタを自社で放映しないで、新潮に提供したのである。
 テレ朝は19日の記者会見でなぜテレ朝ではなく新潮が発表したかについて説明をした。
福田前事務次官のセクハラ発言を隠し取りした女子社員が上司にセクハラの事実を話し、
「報じるべきではないか」
と相談したものの、上司は放送することで本人が特定され、二次被害が心配されることなどを理由に「報道は難しい」と伝えた。
このため、女子社員は、
「次官という責任の重い立場にある人物による不適切な行為が表に出なければ、今後もセクハラ被害が黙認され続けるのではないか」
との思いから週刊新潮に連絡して取材を受け、録音の一部も提供したとテレ朝は説明した。
 新潮で財務省事務次官のセクハラ問題を最初に発表した原因は女子社員の二次被害を防ぎたかったことと、女子社員が上司に内緒で新潮にセクハラテープを提供したからだと19日の記者会見で発表したが、テレ朝の説明には矛盾がある。
もし、テレ朝が女子社員を守りたかったらテレ朝の社員であることを隠し続けたはずである。ところが19日に新潮のネタ元がテレ朝の女子社員であることを発表したのだ。それだけではない。隠し取りは4月4日の福田前事務次官と会食した時にやったということも発表した。それは女子社員が誰であるかを公表したに等しい。これでは女子社員の二次被害をテレ朝のほうが無視したことになる。
テレ朝で放映しなかったのは、本当は女子社員を守るためではなく、テレ朝でテープを流すよりも新潮の週刊誌の文字で発表したほうが効果があったからである。
テープをテレビで流したら私のように疑う人が多く出たはずである。録音してテープの音を調べる人も多かったはずである。最近は個人でも音を分析てきる機材を持っている人はたくさんいる。
調べてテープが三つの場所の合成であることが分かるのは時間の問題である。
もし、テレ朝がテープを放映したら他のテレビ局も徹底してテープについて調べただろう。
テレ朝でテープを公開すればテープが本物かどうかを疑われてしまう可能性が高かった。だから、テレ朝が放映するわけにはいかなかった。しかし、テレ朝としては福田前事務次官のセクハラを公開して、安倍内閣をピンチに追い込みたかった。そこで思い浮かんだのが新潮の週刊誌で発表することだった。
週刊誌で発表すれば記事内容を全て信じさせることができる。実際に新潮の週刊誌を読んだほとんどの人が信じた。報道関係者も新潮の記事を完全に信じ込んで福田前事務次官のセクハラをこれでもかこれでもかと批判した。放送業界は福田前事務次官のセクハラ非難一色になった。テレ朝の狙い通りになったのである。
 次のように記事で書かれているなら、みんな信じてしまう。

記者 財務省と森友学園、どうなんですかね。
福田 今日ね、今日ね・・・抱きしめていい?
記者 ダメですよ。
福田 いいじゃん。(中略)
記者 福田さんは引責辞任はないですよね?
福田 もちろんやめないよ。だから浮気しようね。
記者 今回の森友案件で、一番大変だったことってなんですか?
福田 いろいろ大変だったけど、これからがうんこだから。胸触っていい?
記者 ダメですよ。
福田 手しばっていい?
記者 そういうことホントやめてください。

 テレビやユーチューブの映像になると、記者の言葉は全てテロップになる。話のつながりがおかしく感じる。映像の場合は会話の不自然さを感じるのだ。テレビの視聴者がテープに疑いを持ってしまう。それを避けてテープの内容を信じさせるためにテレ朝は新潮に情報を提供したのである。
 新潮の週刊誌発表によって放送業界や新聞業界や評論家たちが朝テレの狙い通りに行動し、テレ朝の共犯者にさせられてしまったのである。
 
野党政治家、放送界、弁護士、評論家による福田前事務次官への反セクハラ攻撃が怒涛のごとく始まった。それがテレ朝の狙いでありテレ朝の狙いは予想以上だった。予想以上の効果はテレ朝の計画に狂いを生じさせた。福田前事務次官の早すぎる辞任である。
テレ朝はこんなに早く辞任するとは予想していなかっただろう。福田前事務次官が辞任をしないと予想していたテレ朝は福田前事務次官を追い詰めるために次の手を用意していた。ところが次の手を打つ前に福田前事務次官は辞任を決めた。慌てたテレ朝は予定していた次の手を披露した。それが19日の深夜の記者会見である。
 テレ朝が公表したのは、テレ朝の女子社員が一年半前から福田事務次官と一対一の会食インタビューをしていたが、福田前事務次官はセクハラ発言を繰り返していた。セクハラ被害に悩んでいた女子社員はセクハラを防ぐために4月4日に会食した時に隠し取りをした。それが新潮の記事であるということである。
○新潮への情報提供者はテレ朝の女子社員である。
○女子社員は一年半前からセクハラ行為を受けていた。
○4月4日に隠し取りをした。
この三点がテレ朝が準備していた第二の爆弾であった。女子社員が隠し取りしたという録音テープの一部も公開した。
新潮が発表したのだから、誰もが新潮が取材したと思っていただろう。テレ朝が黙っていれば誰もテレ朝の女子社員がネタ元とは思わなかったはずである。もし、女子社員の二次被害を防ぎたかったら女子社員の存在を伏せるのが普通である。しかし、テレ朝は女子社員の存在を発表したのである。しかも、4月4日に福田前事務次官と会食をした女性であると女子社員の正体を明らかにしたのである。

公表した録音テープを参考にするとテレ朝の嘘が分かってしまう。
嘘1・テープは三か所の合成であることを専門家が指摘している。ということは、新潮に提供したテープは女子社員が4月4日に録音したテープというのは嘘である。
嘘2・テープ専門家が合成したはずである。女子社員がテープの合成をしたとは考えられない。女子社員が新潮に提供したテープは女子社員が準備したテープではなかった。
嘘3・新潮にセクハラ情報を提供したのは女子社員ではなくテレ朝の幹部である。テレ朝の幹部と新潮の幹部が相談して新潮の週刊誌に福田前事務次官のセクハラを掲載したのである。

 残念ながら、テレ朝の仕掛けは大成功している。
 ほとんどの政治家や評論家がテープは4月4日にテレ朝の女子社員が隠し取りしたと信じている。女子社員が一人で新潮に情報提供したとも信じている。冷静に検討していけば嘘であることは分かる。しかし、嘘とは思っていない。
 テレ朝が女子社員の二次被害を防ぐために発表しなかったのも当然であると主張している政治家、評論家がほとんどである。それなのにテレ朝が4月4日に福田前事務次官と会食した女性社員であると女性社員の正体を明らかにしたことを誰も問題にしない。
でっち上げ報道が猛烈に安倍内閣に圧力をかけているのが日本のマスコミ・政界である。


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Posted by ヒジャイ at 14:29│Comments(0)二大政党
 
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