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2016年08月10日

あなたたち 沖縄を弄ぶなよ ・「物食ゆすどぅ我が御主」の左藤優






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 安波ヘリパッドだ。高江ヘリパッドではない。
 
建設されるN-1地区、H地区、G地区は国頭村安波である。高江ではない。だから高江ヘリパッドではない。安波ヘリパッドだ。N-4地区だけが高江ヘリパッドである。

高江中学校からの距離
N4地区・・・1,5km    N1地区・・・2,5km    H地区・・・2km   G地区・・・2,8km
1km離れていたらオスプレイの騒音被害はない。
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あなたたち 沖縄を弄ぶなよ
「物食ゆすどぅ我が御主」の左藤優

沖縄には「命どぅ宝」と並んで有名な格言がある。「物呉ゆすどぅ我が御主(むぬくゆすどぅ わがうすう)」である。直訳すると「物をくれるのが私のご主人」である。ただ、単純に物をあげるというのではなく、生活手段を提供するのを「物呉ゆすどぅ」と言ったのだろう。生活手段を与えてくれるのが私のご主人ということだ。琉球王国時代は土地を所有しているのは琉球王朝であった。農民は琉球王朝から土地を貸してもらって生活をしていた。生きていくための土地を貸してくれるがご主人である。また、農民の女子は召使、男子は下男として琉球王朝に雇われた。
武士同士の権力争いで戦争が起こり、勝った武士が支配する。農民にとって誰が勝とうが負けようが関係がない。農民にとってはとにもかくにも「物呉ゆすどぅ」武士が「我が御主」である。搾取され貧困だった農民にとっては、思想や人格は関係なく生きていく手段を与えてくれる者を主人として選んだのである。それが「物呉ゆすどぅ我が御主」のことわざである。「命どぅ宝」は反戦平和の格言として有名になったが、「物食ゆすどぅ我が御主」は聞かなくなった。この二つの格言は子供の頃によく聞いたが、高校生になると私はこの二つの格言が嫌いだった。
高校生の時、フランス革命のように自由、平等の権利を求めて闘ったことを習った。日本でも四民平等の新しい国をつくるために坂本龍馬たちは命を懸けて戦った。死を恐れぬ人たちが支配者と戦ったから人間の自由を勝ちとったのである。自由を求めて支配者を倒す映画も多かった。私は教科書や映画に感化されて、人間は生まれながらに自由であるし、自由は支配者と戦い、支配者を倒して得るものだと考えるようになった。

もし、「命どぅ宝」といって支配者と戦わないで「物食ゆすどぅ我が御主」と支配者のいいなりになっていたら奴隷生活に甘んじてしまい、自由な社会を築くことはできない。だから、沖縄の二つの格言が嫌いだった。奴隷精神の格言にしか私には思えなかったし、沖縄の格言とは信じたくなかった。
琉球大学に入学すると図書館で「命どぅ宝」と「物食ゆすどぅ我が御主」について調べた。教師の説明とは違う、もっと深い意味があることを期待したからだ。しかし、教師の説明と同じだった。二つの格言は琉球王朝に支配され、極貧に甘んじている農民から生まれた格言であった。沖縄は台風や干ばつの被害が多く、ソテツ地獄と呼ばれる餓死者が出るような事態が毎年のようにやってきた。生きることさえ困難な生活の中から「命どぅ宝」と「物食ゆすどぅ我が御主」は生まれたことを知った。
沖縄は小さい島で、土は養分の少ない赤土である。農業に向いていない。毎年暴風がやってくる。暴風がやってこないと干ばつになる。私はことわざを調べて沖縄が非常に貧しい島であったことを痛感した。「命どぅ宝」と「物食ゆすどぅ我が御主」は嫌いなことわざではあるが、このことわざの重さを感じざるをえなかった。

「物食ゆすどぅ我が御主」は琉球王朝時代の古いことわざであり現在の議会制民主主義社会では否定することわざである。民主主義では人間は自由・平等であり人権は尊重されているからだ。労働者は奴隷ではない。自由と平等が保障された人間だ。しかし、「物食ゆすどぅ我が御主」の精神の人間が居ないわけではない。

佐藤氏は琉球新報に毎週土曜日に「ウチナー評論」を掲載しているが、今では佐藤氏にとって琉球新報は御主人様である。御主人様の命令にはなんでも従うのが「物食ゆすどぅ我が御主」精神の佐藤氏である
ウチナー評論「沖縄人は間抜けていない」がその証拠である。佐藤氏は「正す会」について知らなかった。我那覇真子さんも知らなかった。それなのに「正す会」を批判するコラムを書いたのである。なぜ書いたか。御主人である琉球新報に「正す会」批判を書くように依頼されたからである。依頼された佐藤氏は「正す会」について知らないのに琉球新報好みの内容の「沖縄人は間抜けていない」を書いたのである。
現代の「物食ゆすどぅ我が御主」版が琉球新報と佐藤優氏の関係である。

【沖縄の声】高江ヘリパッド反対運動は市民運動ではなく共産・社民・社大党の政治運動[桜H28/7/29]
チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」
2016/07/29 に公開
平成28年7月28日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆氏が前半「高江ヘリパッド反対運動は市民運動ではない。共産党・社民党・社大党の政治運動である」、後半のコラムコーナー”又吉康隆のこれだけは言いたい”では「自民党と対峙できる政党は民進党ではない。おおさか維新の会である」のテーマについて解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月7月28日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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Posted by ヒジャイ at 10:27│Comments(0)評論家への批判
 
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