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2016年04月06日

ドナルド・トランプは米国民の本音を言っているという







新発売・沖縄内なる民主主義7 1620円(税込み)A4版
沖縄県民は翁長知事に騙されている
沖縄地方紙のプロパガンダに成り下がった佐藤優
事実を隠蔽する最低ジャーナリスト金平茂紀


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ドナルド・トランプは米国民の本音を言っているという

 チャンネル桜沖縄支局に出演してから、昔の知り合い二人から連絡があった。一人は金城で、もう一人は大城である。金城は琉大時代の演劇クラブで知り合った。大城は読谷高校時代の同級生だ。
 チャンネル桜はネット世界であるし、よっぽど政治に興味がある人しか見ない。二人は政治に興味がありチャンネル桜を見ていたから私を知ったのだ。私よりチャンネル桜や水島社長のことを知っていた。
 私がチャンネル桜に出るようになったのは5つの偶然が重なったからである。一つは、「沖縄に内なる民主主義はあるか」を自費出版しようとした時、出版社に断られたからである。ボーダーインクは県内の出版社の中では活発であり、自費出版を積極的に募集していたので、私はボーダーインクに原稿を送り、見積りをお願いした。しかし、ボーダーインクは私の自費出版を断った。理由は第五章の「普天間飛行場の移設は辺野古しかない」が原因だと言われた。ボーダーインクで辺野古移設反対の本を出版していて、その本と内容が対立するからと編集長に言われた。
 八重山の出版社に自費出版をお願いしたら、第六章の「八重山教科書問題はなにが問題だったか」を理由に断られた。理由は八重山教科書問題は裁判中だからと言われた。沖縄タイムスにも原稿を送って自費出版をお願いしたが、何の連絡も来なかった。ボーダーインクの時にも電話がなく、一週間後に私のほうから電話すると断られたので、沖縄タイムスもボーダーインクと同じように自費出版を断るだろうと思ったから電話をしなかった。沖縄タイムスからはその後も連絡はなく、原稿も返済していない。

 沖縄タイムスは原稿を返していないという怒りの文章をブログに書いたら、一週間後に八重山の出版社から原稿と自費出版を断る理由が送られてきた。その時に私のブログはすでに彼らに見られていることに気づいた。アクセス数はわずかに200件から300件の間である。そんなブログも監視対象にしていることに驚いた。表現の自由が民間社会にないことをその時初めて知った。沖縄の出版会は沖縄タイムス、琉球新報を頂点にしたピラミット型の弾圧社会である。 私は「沖縄に内なる民主主義はあるか」は沖縄の人に読んでもらいたかったので、本土の出版社に頼む気はなかったが、県内の三社に断られたので、本土の出版社と交渉をしたが、本土の出版社では沖縄の限られた書店にしか置けないと言われた。私は本土の人に読んでもらいたい気持ちはなく、できるだけ多くの沖縄の人に読んでもらいたかったので、本土の出版社に頼むのは止めた。自分で出版することにした。

 私は学習塾、レンタルビデオ店、コンビニストアと商売を続けてきた。沖縄には小さな出版会社は多いし、私に出版会社をつくれないはずはない。そえう考えると出版会社つくりに入った。出版するには本の後ろに印刷しているISBNバーコードの権利を得なければならない。WEBで調べて、日本書籍出版協会に加入すればISBNバーコードの権利を得ることを知り、日本書籍出版協会に加入した。特殊なISBNバーコードをつくるのは特別なソフトが必要だったが、それもWEBで探して購入した。

 沖縄の印刷会社で印刷料金を調べるとかなり高額である。私はネットで本の印刷が安くできる会社を探した。調べた中で一番安いのが東京印刷という会社だった。安い原因は、表紙も原稿もPDFにして送るからだった。印刷する時は普通は印刷前に数回下刷りするからその分だけ値段が上がる。東京印刷ではPDFがそのまま印刷される。下刷りのない一発勝負の印刷ということになる。心配なのは間違った文字や漢字があることだ。間違った文字や感じをなくすためにはどうしても第三者に添削をお願いしなければならない。しかし、私の周囲に添削をお願いできる人間は居なかった。どうしても第三者の添削をお願いしなければならないと思った私はブログ「狼魔人日記」の管理者である江崎孝さんにお願いしてみることにした。

 私は江崎孝さんとは面識はなかった。「狼魔人日記」に私のブログの文章が載っていることを教えられて、「狼魔人日記」を見た。それで江崎さんを知った。しかし、沖縄タイムスと琉球新報を発狂二紙と呼び、過激な内容に私はいい印象を持たなかった。ただ、それは表現のやり方の問題であり、内容は納得したし、情報量の多さにとても感心した。
 ブログをやっているので文章力はある。それに「沖縄に内なる民主主義はあるか」はブログに掲載したのをまとめたものだから私のブログを見ていた江崎さんだからブログで原稿の文章も読んだだろう、添削にそんなに困ることはないだろうと考えて、駄目で元々と江崎さんに添削依頼のメールを送った。
 江崎さんが添削を断ったら、第三者の添削はあきらめる積もりでいた。江崎さんの返事は早く、私への質問はなく、即OKをした。添削だけではなく、表紙のほうは「狼魔人日記」ファンの息子で表紙作成の専門家が那覇市に居ることを突き止めて、紹介してくれた。
江崎さんのお陰で「沖縄に内なる民主主義はあるか」は出版することができた。それにネット販売もやってくれた。口は過激だが心は優しくて面倒見のいい江崎さんである。

私がチャンネル桜に出演することになったのも江崎さんのお陰である。
チャンネル桜は月曜から金曜までキャスターは決まっていた。ところが放送直前になって予定していたキャスターが一人出演できなくなってしまった。チャンネル桜のスタッフは代わりのキャスターを探したがなかなか見つからなかった。困ったスタッフにキャスター探しを頼まれた江崎さんは私を推薦してくれたのである。私はチャンネル桜というのを知らなかった。江崎さんから聞いてチャンネル桜を知った。そんな私がキャスターをできるかどうか心配したと思うが、人材不足は否めない状態であり、私は月2回やることになった。
5つの偶然
1 「沖縄に内なる民主主義はあるか」を3出版会社に自費出版を断られた。
2 自分で出版する決心をした。
3 江崎さんが私のブログを転載したので江崎さんを知った。
4 江崎さんに添削をしてもらった。
5 チャンネル桜のキャスターに欠員が出た。

 5つの偶然があって私はチャンネル桜のキャスターになった。私は江崎さんからキャスターをやらないかと言われた時、OKをしたが、私がキャスターになった理由は自分が出版した本の宣伝がやりたかったからだ。宣伝効果はブログより遥かに大きい効果があるだろうと期待した。
しかし、「沖縄内なる民主主義」シリーズの売り上げは悪い。他の本も売り上げが悪い。売れるか売れないかは本の中身が大きく関係するということだ。チャンネル桜の宣伝効果に頼ることは邪道なのだ。売れる本をつくるにはどうすればいいのか、それが私の大きな課題である。

 高校の同級生であった大城は私がチャンネル桜に出ているのを見て、びっくりしたという。
「網走番外地を歌っていたお前が、どうしてチャンネル桜に出ているんだ」
高校時代の私を知っている大城には私がチャンネル桜のキャスターになっていることが信じられないことだった。
 高校時代の私は映画が好きだった。勝新太郎の大ファンで「悪名」シリーズと「座頭市」シリーズは必ず見ていた。「網走番外地」は最初の映画は白黒映画であったが見応えのある映画だったし、歌も好きだった。

 大城は2、3週間に一度は私の家にやってきて一時間くらい雑談をする。沖縄のチャンネル桜を見ている彼は当然本部のチャンネル桜を見ている。また、衛星放送で7時から2時間の討論番組を見ているということだ。彼が注目している評論家の話や最近読んだ本の話をやってくれる。また、日本、韓国、中国の情勢やこれからの展開の予想などについても話し合う。
 一昨日に私の家に大城は来て、一時間ほど座談をしたが、彼は、今米国で行われている大統領候補選に出馬しているドナルド・トランプ氏の話をした。興味ある話だった。私も大城の考えに近い面がある。今までブログにドナルド・トランプ氏だけでなく民主党候補のヒラリー・クリントン氏やバーニー・サンダース氏について書いたことはない。大統領候補選に興味がないのではない。むしろ逆で強い興味がある。ただ、大統領は米国民が決めることであり、誰が大統領になっても選挙で決まったことに批判する気はないからブログには書かなかった。
 大城の話と橋本前市長のツイッターを読んでから、書く気になった。
 最初に橋本前市長のツイッターから書いてみる。彼はトランプ氏の主張が日本メディアの主張を混乱させることを皮肉っている。
 

「在日米軍基地撤退では朝日、毎日が、核兵器保有では産経、読売が、結局日本のメディアは皆トランプ支持ですね(笑) 日本の政治家は、トランプ氏がアメリカ大統領に就任した時に慌てない準備をしなければなりません」
「トランプ氏の躍進はアメリカが守ってくれるという平和ボケ意識を改める大チャンス。防衛の是非から、防衛を前提に自主防衛か共同防衛かの議論にやっと移る。集団的自衛権の否定は完全自主防衛そして核保有の流れになる」
「トランプ砲は強烈だ。あれだけ集団的自衛権に反対と言っていた毎日新聞の社説がもうグダグダになっている。トランプに触れない朝日新聞はまだ反対一辺倒だがトランプに触れた途端、朝日の社説もグダグダになるだろう」
「トランプ砲は毎日新聞を直撃。毎日の社説はグダグダ。日本は思いやり予算や在日米軍基地で十分負担をしていると主張。えっ?毎日新聞は沖縄の米軍基地に反対だろ?また軍事の領域では血を流さない負担は負担とは認めないとういう世界の常識を湾岸戦争で学んでいないのか?」
「トランプ砲は毎日新聞を直撃。毎日の社説はグダグダ。トランプに触れると集団的自衛権を一定認めなければならない流れになることにはたと気付き、意味不明なロジックに。在日米軍を引き揚げる、日米安保を見直すと言われたときにも集団的自衛権を否定する覚悟があるか」(橋本前市長ツイッター)

 トランプ氏は「米国は世界の警察になることはできない。他人が我々を愚かだと思うのをやめさせるべき時期だ。私が大統領に当選したら、数年間にわたり(韓国と日本が)我々に借りた金をすべて回収する」と言い、米軍駐留のほとんどは日本が負担するべきだと主張している。そして、日本は日本自身が守るべきであると主張し、「日本の防衛に関して「紛争が起きたら本当に恐ろしいことだが、(戦争は彼らが)やる時はやるものだろう」と日本だけで防衛はするべきだと主張している。朝日、毎日、共産党は米軍基地撤去を主張しているからトランプ氏に賛成ということになる。ぜひ共産党にインタビューしてほしいものだ。
 トランプ氏は国を守ることができるのは憲法9条ではなく軍隊であり、核武装であると考えている。朝日、毎日、共産党はトランプ氏にもろ手を挙げて賛成というわけにはいかないが、米軍が撤去すれば日本国だけで決めればいいから、まずは米軍基地撤去をさせて、その後に憲法9条か、それとも軍隊強化、核武装かを決めればいいから、朝日、毎日、共産党は米軍基地撤去を主張しているトランプ氏に賛成しなければならない。
 米軍基地が撤去した時、憲法9条たけで国を守ると朝日、毎日、共産党は言い続けるだろうか。共産党は言い続けたとしても朝日、毎日は言えなくなるだろう。

トランプ氏は
「北朝鮮が隣国と戦争を起こしても、その地域の国の出来事に過ぎない」
「紛争が起きたら本当に恐ろしいことだが、(戦争は日本・韓国が)やる時はやるものだろう」
「(韓国や日本の)幸運を祈る。勝手にやって」
「(北朝鮮と戦争をするなら、日本などが)かなり速く(北朝鮮を)消し去ることもありえる」
「自分を自分で守る方が、米国の保護を受けるよりもはるかにましだ」
と言った。トランプ発言について自民党だけでなく、すべての政党に質問してほしいものだ。

 大城の話は橋本前市長のツイッターと違う話であった。トランプ氏は不動産業などを営む企業人であり政治家ではない。知事など政治家としての経験もない。それに演説は派手でおもしろいが内容的には現実性が低く、候補選が始まれば早々に大統領候補選から脱落すると予想していた。ところが蓋を開けてみるとトランプ氏の圧勝である。大城はトランプ氏の支持率の高さは米国民の本音をトランプ氏が話しているからだと言った。
 共和党のベテランやマスコミはトランプ氏を痛烈に批判しトランプ氏を潰そうと頑張っているが、それでもトランプ氏支持は高い。その理由について大城は、
「米国の中流層の貧困化が広がっているだろう。自国民が貧しくなっているのになぜ他国を守るために自分たちの税金を使うんだ。税金は自国民のために使うものだ。これがトランプ氏の主張だ。だから国民はトランプ氏を支持している。このことを他の政治家やマスコミは知っていない」
と、説明した。私も彼の分析に賛成だ。民主党のサンダース氏も粘っている。彼は社会主義者を名乗っている。米国では社会主義は禁句に近いが、社会主義を堂々と名乗るサンダース氏支持が若者を中心にして広がっている。
 社会主義は貧富の差をなくし、貧乏人の居ない社会を目指すことを主張する。それはアメリカの象徴であるアメリカンドリームを否定することになる。努力すれば出世し努力しなければ貧しくなるというのがアメリカンドリームである。それは激しい競争意識を煽る。今の若者はアメリカンドリームの出世競争より、出世競争のない穏やかな社会を求めるようになっているのだろう。そして、日本や韓国に米軍を駐留させるのは他国のために税金を使うものであるというイメージが米国民の中に生まれて来た。

 第二次世界大戦が終わり、資本主義・民主主義の米国、日本、ドイツなどの国々と社会主義国家のソ連、中国の対立は軍事力による緊張した対立だった。軍事衝突は繰り返された。しかし、ソ連は崩壊した。ソ連の多くの国は議会制民主主義国家になった。クリミアなどで紛争が起こったが大きな戦争に発展するようなことはなくなった。
議会制民主主義国家になったロシアもドイツなどヨーロッパの国々との軍事的な対立は低くなっていった。
中国は経済発展をして世界第二位の経済大国になった。それは米国やヨーロッパの国々と貿易したお陰である。第二位の地位になった中国は世界経済の発展に重い責任を要求されるようになった。今の中国が米国や日本などと戦争をする確率は0に近い。尖閣や南沙諸島の紛争問題は続いているが、それが拡大して戦争になることはない。戦争になれば貿易が中止され中国経済が破綻するからだ。

中国に軍事的な用心をしなくなった米国民は増えているだろう。中国は米国とは対立しないで、太平洋・アジア支配を分け合おうとしている。米国とは仲良くなりたいのが中国である。だから米国と戦争になるのを中国は避けている。南沙諸島で対立しているが大きな戦争にはならないだろう。それを中国は恐れているから。

第二位の経済大国になった中国は、資本力と政治力でアジアを支配し、世界に進出しようとしている。戦争は戦争でも軍事ではなく、経済戦争がすでに始まっている。世界は軍事による戦争から経済戦争に変わりつつある。

2016/03/18 に公開
平成28年3月17日木曜日に放送された『沖縄の声』。政府と沖縄県との代執行訴訟は­、政府は「辺野古移設が唯一の解決策」、県は「辺野古移設阻止」という互いに譲らない­まま和解成立となった。本日は、キャスターの又吉康隆が「安倍政権の暫定案和解に失望­」をテーマに政府と県の和解について批判していきます。
※ネット生放送配信:平成28年月3月17日、19:00~
出演:
  又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千­人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、­全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/



子供の頃、アメリカの音楽がよく流れていた。曲の題名、歌手や演奏家の名前は知らなかったが、二つの曲が私の心に残った。ひとつはテイクファイブでもうひとつはマヘリア・ジャクソンのサマータイムだ。シンプルなピアノとマヘリアの歌は子供の私でも感動した。
マヘリア・ジャクソンは聖歌を歌うゴスペル歌手である。
サマータイムが一番多くの音楽家が扱った曲だろう。サマータイムはジャズでもなくポピュラーでもない。『ポーギーとベス」というオペラの曲である。
『ポーギーとベス』(あるいは『ポギーとベス』、Porgy and Bess)は、アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンが死の2年前にあたる1935年に作曲した3幕9場からなるオペラである。様式から言うとミュージカルの先駆的な存在である。1920年代初頭の南部の町に住む貧しいアフリカ系アメリカ人の生活を描いており、ジャズや黒人音楽のイディオムを用いて作曲されている。登場人物は1人の白人を除き全て黒人である。

ジャニス・ジョプリンは伝説のロック歌手である。彼女のサマータイムはレコードで聞いたが、まさか映像があったとは。感激である。
ジョン・コルトレーンはサックス奏者。モード奏法というコード進行に合わせた即興演奏をつくりだしたミュージシャンである。
マリア・カラスは有名なオペラ歌手。変な言い方だが、マリア・カラスの歌がちゃんとしたサマータイムである。

マヘリア・ジャクソン

ジャニス・ジョプリン

ジョン・コルトレーン

マリア・カラス


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