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2023年09月26日

デニー知事は国連で辺野古移設反対の理由は反米軍基地であると本音を吐いた

デニー知事は国連で辺野古移設反対の理由は反米軍基地であると本音を吐いた


 デニー知事など辺野古移設反対派は普天間飛行場の辺野古移設に反対する理由を2019年の県民投票の時は埋め立てすれば辺野古の海が汚染されサンゴ礁は死滅し魚やジュゴンは棲めなくなるとしていた。埋め立てによる海の汚染を信じた県民は70%以上が埋め立てに反対した。しかし、それは埋め立てで海が汚染されるというは嘘であった。埋め立てても海は汚染されなかった。海の水はきれいだった。

 辺野古の埋め立ては順調に進んでいったが、大浦湾に問題が浮上した。大浦湾には軟弱地盤があり、埋め立てるのが困難であることが判明したのだ。すると移設反対派は埋めたて反対の理由を大浦湾の軟弱地盤に代えた。軟弱地盤を埋め立てる技術は日本にはないとか建設完成には10年以上掛かることを移設反対の理由にした。現在辺野古移設に反対する理由は軟弱地盤である。しかし、デニー知事は国連では辺野古移設反対の理由を軟弱地盤であるとはいわなかった。国連理事会では辺野古問題は人権問題変えていった。

 デニー知事は国連人権理事会で、「沖縄の基地問題は人権問題だ」と強調した。デニー知事が辺野古移設に反対している理由は軟弱地盤であるとは主張しなかった。人権問題であると主張した。そして、人権問題を起こす米軍基地は沖縄から撤去すべきであると主張したのである。デニー知事は辺野古移設に反対というより沖縄の米軍基地全体に反対である。デニー知事の本音は沖縄の米軍基地撤去であったのだ。

 辺野古に建設するのは普天間飛行場を移設するのが目的であるから辺野古に建設されるのは辺野古飛行場である。しかし、デニー知事は「移設」ではなく「新」といい。飛行場」ではなく「基地」と言い続けている。「辺野古新基地」とあたかも辺野古に新しい米軍基地が建設される印象を市民に与えているデニー知事である。
 辺野古には新基地は建設されない。普天間飛行場の移設飛行場が建設される。辺野古に飛行場が建設されれば普天間飛行場はなくなる。辺野古飛行場が建設されれば宜野湾市民は騒音被害がなくなり、生命の危機もなくなる。辺野古移設は宜野湾市民の基地被害をなくす人権問題である。新基地問題ではない。それなのに辺野古移設を新基地といって人権問題を言葉巧みに基地問題にすり替えたのが国連でのデニー知事である。

デニー知事は普天間飛行場による宜野湾市民の人権問題を口にしない。デニー知事は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に関し、「県民投票という民主主義の手続きにより反対という民意が示されたにもかかわらず、日本政府は新基地建設を強行している」と移設ではなく新基地建設と主張し、辺野古移設飛行場を辺野古新基地ということによって辺野古に新たな米軍基地が建設される印象を与えている。新基地ということによって辺野古移設を沖縄の米軍基地全体の問題にすりかえたのだ。そして、米軍基地は人権侵害だと国連人権理事会にうそぶいたのである。

国連で嘘を振りまいたデニー知事をマスコミや学者たちは応援する。タイムスは「名護市辺野古の新基地建設、米軍基地由来の有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)、深夜早朝の航空機騒音-。戦後、沖縄を『占領』する形の米軍基地は、戦後78年を経ても住民に影を落とし続けている」と米軍が沖縄を占領し続けているような印象を読者に与えている。
15年の翁長氏の国連訪問から携わっている琉球大の島袋純教授は、「国際人権法に照らしていかなる不条理が沖縄で起きているのか、根拠を示し、正確に指摘する文書を特別報告者に届け続けることが重要だ」と述べ、「実務の担当者との太いつながりを作らなくてはならない」と県の継続した活動の必要性を強調したという。一回きりの演説だから堂々と嘘がつける。何回も国連と接していけば嘘がばれていく。それは嘘をついたデニー知事がよく知っている。だから、島袋氏のいうような国連の担当者とのつなかりを持つことをデニー知事は避ける。翁長前知事と同じように。国連で演説する目的は県民の支持を高めるのが目的である。国連で演説し国連の委員たちと親しい関係を築いたと県民にイメージさせ、県民の支持率を高めるのが目的である。
国連演説は政治的効果は全然ない。県との裁判に勝った国土交通相は辺野古大浦湾の軟弱地盤工事を着実に進める。辺野古移設工事は県の抵抗で遅れてはいるが確実に進んでいく。デニー知事は阻止できない。それが真実。


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Posted by ヒジャイ at 14:35│Comments(0)二大政党
 
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