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2024年04月16日

政府は陸上自衛隊の訓練場新設を取りやめる 日本は議会制民主主義国家だから当然のことである

政府は陸上自衛隊の訓練場新設を取りやめる 日本は議会制民主主義国家だから当然のことである

木原稔防衛相は11日、沖縄県うるま市で計画していた陸上自衛隊の訓練場新設を取りやめると表明した。議会制民主主義国家である日本だから当然のことであ.る。まだ、訓練場建設を取りやめることが決まっていない3月22日に、取りやめることをブログで予想した、取りやめる根拠は日本が議会制民,b主主義であるからだとした。ブログで掲載した24日後に政府は訓練場建設を取りやめることを発表とした。

うるま市で二つの反自衛隊基地運動 内閣の民主主義が問われる


うるま市で二つの反自衛隊基地運動が展開されている。⓵うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に、地対艦ミサイル部隊の連隊本部と新たな中隊を配備する 計画に反対する運動。②うるま市石川のゴルフ場跡地への陸上自衛隊訓練場整備計画に反対する運動。二つの運動には参加者に大きな違いがある。

⓵は
「1発撃てば何百発も返ってくる」
「いずれ敵基地攻撃能力を持つミサイルに置き換えられる」
「沖縄を中心にアメリカと一体となって戦争しようとしている」
を根拠に反対運動を展開している。
②は
「自由と権利を守りたい」
「県民の政治不信は取り返しがつかなくなる」
「自衛隊の方は災害(救助)とかやってらっしゃるから、感謝はしているんです。でもこれは受け入れられない」
を根拠に反対している。
⓵に参加する人は少ない。一方、②に参加する人は多い。
 ミサイル基地を設置するのは戦争をするのが目的であるように考える市民は限られている。自衛隊が先にミサイル攻撃はするはずがないのに自衛隊が先に発射すると考えているし、米軍は中国の攻撃からアジアの国々を守っているのであり、戦争をしかけることはない。それなのに日本と米国が戦争をすると信じているのである。⓵に参加している市民は反米反自民の左派系であるのは明らかだ。だから、保守系の市民は参加しない。だから、参加する市民は少ない。②の場合は場所の問題である。訓練場を予定している場所は石川のゴルフ場跡地である。その場所は石川少年の家の目の前であり、公園や公民館から200~300メートルほどしか離れていない。すぐ傍には高速道路も走っている。住宅も多い。反対する理由は市民が住んでいる場所に近いことだ。
 訓練場整備に反対しているのは反自衛隊の市民だけでなく保守の市民も反対している。ミサイル基地配備に反対していない中村正人市長も反対である。自民党県連は防衛大臣に「土地購入の中止含めた、白紙撤回」を要請した。



 


 岸田内閣がミサイル部隊を配置するのは確実である。問題は保守も左翼も反対している訓練場を配備するか否かである。

 訓練場配備反対と辺野古埋め立て反対とは内容が違う。
辺野古埋め立ては県民投票で70%以上の県民が反対したが内閣は埋め立てを強行した。強行したのは仲井間知事と埋め立てを合意していたし、反対の理由が海の汚染という嘘を反対活動団体が県民に信じさせたからである。反対の根拠が成り立っていなかった。だから、埋め立てを進めた。しかし、ゴルフ場跡地への訓練場配備は辺野古のような嘘はない。市民がそれぞれに感じたことを根拠に反対している。
岸田内閣は市民の生活から出てきた保守左翼の枠を超えた反対を受け入れるのか、撥ねつけるのか。

議会制民主主義が問われている問題である。

「うるま市で二つの反自衛隊基地運動 内閣の民主主義が問われる」

訓練場建設に反対したのは建設に影響を受ける住
民たちが中心であった。自衛隊基地に反対しているの
ではない。生活空間の安全が損なわれるから反対した
のだ。生活者の権利を奪うことを議会制民主主義は避
ける。だから、訓練場建設をあきらめたのである。建
設中止を決めたのは自衛隊ではない。政府である。

デニー知事は防衛省が整備を断念する方針という報道を受けて「住民の声に政府は真摯に向き合うという姿勢をこれからも堅持してほしい」と述べた。デニー知事がいうまでもなく政府は住民に真摯に向き合っている。むしろ真摯に向き合っていないのはデニー知事のほうである。デニー知事は「県内のどこにも訓練施設はいらないという声があり、引き続きわれわれも住民の声、民意を尊重してもらうよう要望していきたい」と言っているが、石川の住民は自衛隊の訓練施設に反対しているのではない。住宅の近い場所に建設することに反対しているのである。反対する理由は自衛隊の訓練施設はいらないという考えからではない。訓練場はどこにもいらないと住民が言ったことはない。石川のゴルフ場跡に設置するのに反対しているのだ。自衛隊に反対していない証拠に同じうるま市に陸上自衛隊勝連分屯地を設置することには一部の自衛隊反対派が反対しただけで自衛隊訓練施設のように住民は反対しなかった。だから、分屯地は設置されている。ところがデニー知事は自衛隊の訓練場だから反対しているのである。自衛隊基地ならすべて反対であるのがデニー知事であり、デニー知事は自衛隊基地だから反対しているのである。

政府は住民の声、民意を尊重している。尊重するというより尊重しなければ政府は成り立たない。政府は議会制民主主義によって成り立っているからだ。
日本は議会制民主主義国家である。民主主義のルールが法律として存在する。政府は民主主義のルールを守っている。というより守らなければ政府として成り立たない。

デニー知事は民主主義のルールを破った。裁判で大浦湾の埋め立てを最高裁は認めた。デニー知事にも認めるように判決を下した。しかし、デニー知事は判決に従わなかった。デニー知事は日本の議会制民主主義の民主ルールを破ったのである。デニー知事には内なる民主主義はない。デニー知事にあるのは左翼のエセ民主主義である。


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Posted by ヒジャイ at 16:34│Comments(0)二大政党
 
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