てぃーだブログ › 沖縄・日本・アジア・世界 内なる民主主義 › 二大政党 › 国会を与党対野党でしか見ない愚かなジャーナリスト

2024年04月11日

国会を与党対野党でしか見ない愚かなジャーナリスト

国会を与党対野党でしか見ない愚かなジャーナリスト

 NHKによる政党別の支持率調査である。
「自民党」28.4%
「立憲民主党」6.5%
「日本維新の会」4.7%
「公明党」4.0%
「共産党」2.4%
「国民民主党」1.5%
「れいわ新選組」1.7%
「社民党」0.5%
「参政党」が0.5%
「みんなでつくる党」0.1%
「特に支持している政党はない」41.3%

 調査結果に対してあるジャーナリストは、
「調査結果では、内閣支持率は2ポイントダウンしたものの、自民党があれだけの事件を起こしたにもかかわらず、3割近い支持率があります。自公合わせた支持率が32.4%なのに対し、立憲、維新、共産、国民、れいわ、社民を足しても17.3%しかありません。ダブルスコアに近い数値です」と述べている。政権交代はないのかもしれないと予想しているジャーナリストである。

 裏金問題で大騒ぎしたのは立憲、共産党などの左翼政党とジャーナリストたちである。大騒ぎすれば自民党の支持率は下がると予想していただろうが、予想に反して下がらなかった。むしろ微増したのである。裏金問題くらいで支持率を大きく下げることはありえないことである。だから、下がらなかった。大騒ぎすれば徐々に下がっていくだろうとジャーナリストは期待したのだろうが、期待は外れた。ジョーナリストに支持率を左右させる力は全然ない。

 自民党の支持率は最初から落ちることはなかった。それがずっと続いている。これからも続いていくだろう。

「自公合わせた支持率が32.4%なのに対し、立憲、維新、共産、国民、れいわ、社民を足しても17.3%しかありません。ダブルスコアに近い数値です」
とジャーナリストの念頭には自民党対野党という構図しかない。だから、四六時中このように与党の支持率対野党の支持率を比べて、それを根拠にこれからの政治を予測する。そのような予測の仕方は間違っている。

 今の政治は与党対野党だけではない。保守対左翼の問題もある。維新と国民は保守であり、立憲、共産、れいわ、社民は左翼である。保守と左翼は基本政策が違う。だから野党という一つの枠に入れることはできない。
ジャーナリストのいう野党は立憲を中心とした政党であるから維新と国民は「野党」から外さなければならない。ジャーナリストのいう野党は17.3%ではないのだ。11.1%である。立憲を中心と野党が政権を握る可能性はますます不可能であることを示しているのがNHKの政党別支持率調査である。

「政党支持率が、そのまま選挙結果として数字に表れるわけではありませんが、与党と野党の政党支持率は接近しているのでは、と予想していました。なので、この数字は想像を超えており、かなり驚きましたね」
 この数字は当然である。想像通りである。
 政治に無知なアホな政治ジャーナリストだね。


同じカテゴリー(二大政党)の記事

Posted by ヒジャイ at 13:36│Comments(0)二大政党
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。