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2024年03月21日

奈良県議会は保守対保守の国会がなるべき二大政党を実現している

奈良県議会は保守対保守の国会がなるべき二大政党を実現している

 奈良県知事は維新の会の山下真知事である。山下知事は自民党の前知事が進めていた数々のプロジェクトを中止した。
山下知事は、前知事が実施予定だった29事業の全部または一部を中止することで将来的におよそ4730億円の予算を削減して、浮いた予算は「教育・子育て支援・医療・福祉など、県民の生活に直接関係のある分野のソフト事業を中心に使っていく」方針である。
自民は山下知事の方針には反対である。自民は県予算案が可決されるか否かにかかわらず、対案として独自の修正予算案を提出する方針である。県議会で山下知事の予算案と自民党の予算案のどちらがいいかを協議することになる。これが当たり前の議会である。
奈良県議会の政党別議員を調べた。
自由民主党・無所属の会・22名 日本維新の会・14名 公明党・3名 改新なら・3名無所属共産党・1名

奈良県議会は保守の自民と維新が占めていて、保守と左翼が同居している立憲民主がいない。共産党もたった1名である。左翼が非常に少ない。二大政党になっているのが奈良県である。

自民の政策は大型公共事業中心である。自民党の前知事も大型公共工事を中心に計画していた。しかし、維新は違う。維新の山下知事は前知事が決めた公金の使い方を変えるとし、私立高校の授業料無償化や子育て支援策、観光・産業振興などに重点を置いたのだ。
自民党は県が提出した予算案に対して県民に対案を示す必要があると判断し、独自の予算案を提出する方向で調整している。  
予算案で自民党と維新が政策論争を展開し、予算を決めていくのだ。自民党と維新の主張のどちらを奈良県民は支持するか、それが次の選挙に反映する。

国会で実現していない二大政党を奈良県議会は実現している。これからの奈良県議会に注目していこう。

国会も奈良県のように二大政党になるべきである。


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Posted by ヒジャイ at 11:05│Comments(0)二大政党
 
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