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2024年11月27日

知事選圧勝した斎藤知事の政治改革は着実に進む

知事選圧勝した斎藤知事の政治改革は着実に進む

 17日に兵庫県知事選に当選した斎藤知事と市長らの懇話会が26日午後3時半に開かれた。齋藤知事は懇話会に参加した市長たちと意見交換をした。投票直前に対立候補である稲村候補の支持表明した22市町長も参加した。
机をバンバン叩きながら斎藤知事を批判した相生市の谷口芳紀市長は、懇話会が始まる前、斎藤知事が入ってくるのを待ち、現れた斎藤知事に対して、頭を深く下げた。

 県民は県知事選で斎藤氏を知事に選んだ。メディアはSNSが斎藤氏を知事にしたと主張しているが、市長たちの考えは違う。SNSが斎藤氏を知事にしたのではないと考えている。そもそもSNSが知事にすることはできない。斎藤氏を知事にしたのは紛れもなく兵庫県民である。兵庫県民が斎藤氏を知事にしたのだ。兵庫県民が選んだ斎藤氏は市長たちにとっては県民の代表であり、絶対的な存在である。
マスメディアは斎藤氏の当選はメディアとSNSの闘いで選挙期間はメディアよりSNSが有利であり、SNSのおかげで斎藤氏は当選したと主張している。そして、SNSが斎藤候補を知事にした根拠を説明している。しかし、市長たちにはメディアもSNSも眼中にない。斎藤候補を知事に当選させたのは紛れもなく県民である。県民による選挙で斎藤候補が当選し、知事に任命されたのだ。県民以外に斎藤候補を知事にした存在はない。兵庫県民が直接投票した結果、斎藤候補が当選したのである。県民が斎藤候補を知事にしたのだ。これだけははっきりしている。

市長たちにとって斎藤氏が知事であるという現実が絶対的な現実である。だから、稲村候補を支持し、斎藤候補は知事としての資格はないと断言した相生市の谷口芳紀市長であっても県民が選んだ斎藤知事に深く頭を下げて謝罪したのである。

 知事と市長は敵ではない。兵庫県民のための政治を追求するコンビである。

懇話会の意見交換で、丹波篠山市の酒井隆明市長は、
「知事はいったん失職されたものの、この度の選挙でみごと当選されました。県民の皆様の『知事は斎藤さんがふさわしい』という民意は尊重しなければならないと思っています」
 と述べた。ということは斎藤知事の政策を民意として尊重するということだ。斎藤知事の政策を市長たちは受け入れるようになるだろう。

斎藤知事は、
「感謝の気持ちと謙虚な心をもう一度抱かせていただいて、県職員の皆様との信頼関係をもう一度再構築していく、県議会の皆様ともいい県政を進めていくという思いは同じだと思うので、兵庫県がもっとよくなるように私自身が一から頑張っていくという思いでやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」
と述べた。
 斎藤知事は議員の経験もないし、市長の経験もない。政治家の経験がない国家公務員から3年前にいきなり兵庫県の知事になったのだ。3年前はいきなり県知事になったことで、斎藤知事は維新の会流の政治改革をやるのに必死であり、強引に政治改革を進めてきた。そのために多くの職員の反感が生じた。7つの告発文書は斎藤知事の強引な政治改革を止めさせるために斎藤知事を辞職させるための画策であった。画策は成功し、斎藤知事は失職に追いられた。
失職の体験が斎藤知事の心をを変革した。

再び県知事の座に帰り咲いた斎藤知事は強引に政治改革を進めたことを反省した。政治改革を実現するためには強引ではなく、感謝の気持ち、謙虚な心、職員との信頼関係が重要であることを知ったのだ。これからの斎藤知事は職員との話し合いを大切にしながら政治改革を進めていくだろう。

 斎藤知事の政治改革は着実に進む。




Posted by ヒジャイ at 19:12│Comments(1)
この記事へのコメント
拝米主義者ヒジャイ。
君の一連の兵庫県知事選に関するブログを読んで違和感を覚えるところがあった。そのことについて触れたい。
全政党を敵にした斎藤氏が不利な状況を跳ね返して圧勝した理由の一つに、SNSの影響が大きかったのではないかとマスメディアが指摘している。それに対して君は斎藤氏を当選させたのは彼の3年間の実績を兵庫県民が高く評価したからであり、SNSが斎藤氏を当選させたのではないと主張している。この点に関しては不明なところが多くあり、真相が明らかになるには相当の時間を要すると思われる。しかし、僕が感じた違和感はそこにはない。
兵庫県知事選と沖縄県知事選に対する君の捉え方の落差の大きさに僕は非常な違和感を覚えるのだ。君は斎藤氏の勝利を、あたかも民主主義の勝利のような調子で絶賛している。しかし、翁長雄志候補が仲井真弘多候補に圧勝して沖縄県知事になった時、君は翁長知事を執拗に批判し続けた。兵庫県知事選と同じように県民が翁長氏を選んだにも関わらず、君は翁長知事を批判し斎藤氏を称賛したのだ。
当時の君は、あたかも沖縄には民主主義が機能していないかのようなブログを書き連ねていた。民主主義の原則に則り有権者が独自に判断して投票するのに、兵庫県民の判断は正しく沖縄県民の判断は間違っているとでも言いたいのだろうか?
君の唱える内なる民主主義とはいったい何なんだ?
そこで、よくよく考えるとある結論に行き着く。翁長知事は普天間飛行場の辺野古移設に反対した。占領軍基地の県内移設は認めないと言う原点からの反対だった。占領軍の立場に立つ拝米主義の君はそれが許せなかった。だから徹頭徹尾、翁長知事を批判し続けた。
その一方、基地問題の絡まない兵庫県知事選では民主主義が機能したと絶賛する。つまり君が唱える内なる民主主義とは、先のコメントでも指摘したが、ご都合民主主義でしかないのだ。自分の都合に合わせて民主主義に色をつける。そんな君のいい加減な民主主義思想なんて誰が信用する?
そろそろ「内なる民主主義」というあやふやな言葉は撤回した方が良い。
Posted by 金城武男 at 2024年11月28日 11:24
 
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