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2016年08月28日

小池都知事と自民都連のシビアな闘いが始まる






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 安波ヘリパッドだ。高江ヘリパッドではない。
 
建設されるN-1地区、H地区、G地区は国頭村安波である。高江ではない。だから高江ヘリパッドではない。安波ヘリパッドだ。N-4地区だけが高江ヘリパッドである。

高江中学校からの距離
N4地区・・・1,5km    N1地区・・・2,5km    H地区・・・2km   G地区・・・2,8km
1km離れていたらオスプレイの騒音被害はない。
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小池都知事と自民都連のシビアな闘いが始まる

小池百合子都知事はブレーンを5人から11人に増やした。

【特別顧問】
上山信一(慶大総合政策学部教授)
加茂修(弁護士、政府調達苦情検討委委員会委員長)
小島敏郎(青山学院大国際政治経済学部教授、弁護士)
坂根義範(弁護士)
須田徹(公認会計士、税理士)
工藤裕子(中大法学部教授)
佐藤主光(一橋大国際・公共政策研究部教授)
山梨広一(イオン株式会社特別顧問)
飯塚正史(SBIホールディングス株式会社顧問)

【特別参与】
町田裕治(経営コンサルタント)
安川新一郎(グレートジャーニー合同会社代表)

 小池百合子都知事のブレーンは政治家ではない。教授、弁護士、会計士、経営指導者である。政治家は一人もいない。まるで行き詰った大企業の改革のためのブレーンのようである。小池都知事のようにブレーンを集めたのが大阪府知事時代の橋下徹氏である。
 橋下氏は府知事時代に三十人位のブレーンがいた。大阪府をどんどん改革することができたのはブレーンが存在していたからである。小池都知事も橋下氏のように専門のブレーンによって東京都の政治改革をやっていく積もりだろう。大阪府改革のブレーンの中心人物が上山信一氏であった。彼が小池都知事のブレーンにもなっている。

 小池都知事は26日、都庁で会見し、都知事選に公約として掲げた「都政改革本部」を9月1日付で設置すると発表した。第1回会議を同日午前10時から行い、インターネットで生中継する予定。設置目的は「都民ファーストの都政の実現に向けた改革の推進」で、都政の課題についての実態調査及び評価、並びに課題の整理及び改善策の検討をしていくとしている。
小池都知事の改革の特徴は情報公開である。改革ブレーンの中心的存在である上山信一氏も都庁改革のカギは、情報公開であると述べている。

「もともと優秀な都庁官僚がプレスの協力も得て、情報公開に背中を押されると頑張れるはずです。
なので、小池知事のもとでの都庁改革の成否は、いい話も悪い話も、ひたすらどんどん情報公開をしていくことにつきます。
ところで改革の当事者、実践の主役は、コンサルタントや委員ではありません。いうまでもなく経営者と社員、自治体の場合は知事と職員です。
私の方は、職員との共同チームを作って問題点を調べ、課題を体系的に整理し、改革案を出すところまでです。改革コンサルタントは、いわば医者の役割です。しかし、言いっぱなしでは進まない。案を出した後も状況を見続けます」

植山氏は28歳の時から30年間も巨大組織の改革をやってきた人物である。企業、公的機関を合わせるとそれぞれ40件くらいに関わってきている。
今までやったうちで大掛かりで長期にわたるものが(全社改革とか経営統合など、あるいは大阪維新、新潟市など)がそれぞれ5件あったと上山氏は述べている。企業は大企業がほとんどであり、公的機関では財団法人や大学、美術館、病院、国連海事大学(スエ―デンのマルメにある)がある。
大阪維新は最近であり、進行中である。大阪維新の経験が東京都政改革に役立つだろう。
9月1日は東京維新の始まりである。

 9月1日が小池都知事の政治改革の始まりであるが、小池都知事の前に大きく立ちはだかるのが自民都連である。
小池知事が帰国した24日に、「都議会のドン」自民党東京都連前幹事長の内田茂都議(77)が地元・千代田区のホテルで「内田茂さんの政治活動40年を祝い励ます会」と題した政治資金パーティーを開催した。内田氏が「都議会のドン」と呼ばれているのにふさわしい人物であることはパーティーに集まった政治家を見れば分かる。
パーティーには菅義偉官房長官(67)、自民党の二階俊博幹事長(77)ら国会議員約30人を含む、都連関係者ら約1000人が駆け付けた。

会場には、細田博之総務会長(72)、丸川珠代五輪相(45)、石原伸晃経済再生担当相(59)、下村博文総裁特別補佐(62)、萩生田光一官房副長官(52)ら政府、自民党のトップが現れた。
10年前の総務大臣時代から親交があるという菅氏は、当時、地方との格差是正するために法人事業税の消費税1%分の約2兆6000億円を地方に再配分する仕組みを作ったが、「東京の税収入が減る」と国会議員に猛反対されたため内田氏に「おそるおそる」相談に行ったことを明かした。「(会ったら)私が聞いていた内田茂という政治家像と全く違った。国の現状を話すと『それは日本全国のことを考えれば当然のことじゃないか』と言っていただいた。今でもその仕組みが続いている。地方創生にどれだけ貢献しているか分からない」と謝意を示した。「内田先生のすごいところは東京だけが発展するのではなく、地方の様々な要望を受け止めて、ウィンウィンの関係を作る。区議会議員から都議会議員になった内田先生らしい発想。私は心底、政治家として尊敬しております」と最大級の敬意を払った。
幹事長の二階氏も「内田先生は群を抜いて、東京都全体のことにお力を発揮していただいた。随所で国の政治と都の政治を密接に結びあわせて、いろいろとご高配いただいた。私が取り組んでいる小笠原(諸島)の空港問題が、内田先生のおかげで解決する見通しがついた」と感謝した。
出席者は都の副知事や局長級ら幹部職員も出席していた。パーティーに小池知事は招待されていなかった。パーティは踏み絵であり、出席者を確認するために会を開いたといわれている。自分と小池知事のどっちを取るのかと踏み絵を踏ませるための「内田茂さんの政治活動40年を祝い励ます会」であったのだ。

実力と人気を誇った石原慎太郎元都知事だが、側近の浜渦武生副知事が公共工事の仕切りに口を挟むようになると、内田氏の怒りを買って百条委員会を立ち上げられ、05年、浜渦氏は失脚した。石原氏でさえ内田氏には歯がたたず、内田氏との対立を避けた。
石原氏以降、猪瀬直樹氏も舛添要一氏も、都知事は内田氏との直接対決を避けてきた。敵に回せばうるさいからで、石原軍団を率いていた石原氏は、「内田利権」には手を出さずに“棲み分け”を狙っていたのである。また、猪瀬氏も、現役時代に堂々と反目に回るだけの度胸はなかった。舛添氏に至っては、戦いを最初から放棄、都知事生命の断末魔、延命を内田氏に懇請したくらいである。
内田氏の権力の強さは並々ならぬものであり、都政の陰の支配者ともいうべき存在である。

「都連のドン」の歴史は終戦直後から始まった。内田氏が3代目である。
現代ビジネスに掲載された「東京都政、その「巨大利権」と知られざる歴代のドンたち」(伊藤 博敏)によると

初代は新田新作氏であった。彼は「任侠の世界」にいたが、戦中、日本軍に捕らえられていた米軍捕虜に対して、持ち前の侠気を発揮、食料面などでなにかと面倒を見た。
戦後、それがGHQに伝わり、任侠界から足を洗い「新田建設」という土建業を立ち上げていた新田氏に、大量のGHQ関連工事がもたらされて繁栄するとともに、一部の秩序維持が新田氏に託された。新田氏は、明治座を再建して社長に就き、元関脇の力道山を抱え込んで爆発的なプロレスブームの仕掛け人となった。持っている東京都関連の肩書きは本人にも覚え切れないほどで、その力とカネにすがって区議や都議が日参するようになった。
新田氏は権力のピークを極めた1957年に死去した。新田氏を引き継いだのが三田政吉氏であった。彼は新田氏の支配が及んだ世界を、効率的な圧力団体に変え、自民党都連の最大の集票・集金組織を築き上げた。
「選挙の際、三田さんの所に挨拶に行くのは自民党議員の常識」とされ、懐に入った政治家は可愛がったが、筋の通らないことが大嫌いだった。91年の都知事選で、挨拶なしで元キャスターの磯村尚徳氏を候補者に立てた自民党を許さず、鈴木俊一都知事の4選を三田氏は実現させた。当時の小沢一郎自民党幹事長など、どんな大物が懇請しても、三田氏は鈴木支持を曲げなかった。。
三田氏は2006年、95歳で死去した。
 三田氏の後を継いだのが内田茂氏である。内田氏は、そんな東京都政と自民党都連に流れる義理と人情と浪花節の世界で生きてきた人物である。大切なのは人の縁と、お世話になったら返すという気持ち。それが政治の役回りと内田氏は心得ている。
 「利権」というと、政治家への請託があり賄賂が発生するイメージだが、実はその前に、長く結ばれた人間関係と、そこから発生する票と政治活動支援のバーターの歴史がある。その集積が利権であり、内田氏は40年以上の区議、都議の政界歴のなかで、都政と業界の双方に太いパイプを築き、特にカネと権力を握る幹事長職に居座った10年で、「ドン」としての器量を備えた。
  (東京都政、その「巨大利権」と知られざる歴代のドンたち・伊藤博敏)を参考。

 歴史を見ると内田氏の強大な権力を小池知事が倒すのは不可能に見えるがそうではない。可能だ。それは時代の流れが小池知事に味方するからだ。
 戦後の業界は大きく変化してきた。個人商店から個人スーパーになり、個人スーパーが大型スーパーとチェーンスーパーに発展していった。スーパーだけではない。小型商店もチェーン方式のコンビニエンストアになった。ラーメン、すし、カレーライスなど飲食店もチェーンストア化していった。
 昔の多くの個人企業はなくなり、株式会社によるチェーン店が増えていったのが東京の経済社会である。内田氏が生きてきた「東京都政と自民党都連に流れる義理と人情と浪花節の世界」は現在の東京では衰退している。今は、そんな政治は社会を発展させるのではなく、利権を独占して足を引っ張る政治になっているだけであり、都政の健全化の足を引っ張る存在になっている。

下村氏は「自民党は47都道府県連がある。(都連)幹事長代行として党本部から都道府県連を見てきたが、その中でも間違いなく東京都連がピカイチと自負している。その中核的な部分を内田都連幹事長が10年近く、才能を持って対応してきた。まさに余人を持って代え難い」と持ち上げたというが、そのようにボスに媚び、ボスに従属するような政治で東京の政治・経済が発展することはできない。

 現在の都政に必要なものは「義理と人情」の政治家たちではなく政治・経済に卓越した見識を持っている専門家たちである。それが小池知事がブレーンにした11人の専門家である。
 小池知事のブレーンによる情報公開、正確な分析、正確な政策は自民都連の古い政治をぶち壊すだろう。

【沖縄の声】小泉首相・橋下府知事・安倍首相そして小池都知事、ヘリパッド建設は順調しかし・・[桜H28/8/26]
チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」
2016/08/26 に公開
平成28年8月25日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆氏が前半「小泉首相・橋下府知事・安倍首相そして小池都知事」、後半のコラムコーナー”又吉康隆のこれだけは言いたい”では「ヘリパッド建設は順調しかし・・」のテーマについて解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月8月25日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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Posted by ヒジャイ at 11:20│Comments(0)大阪維新
 
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