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2022年12月19日

共産党・左翼と対決しているのはデニー知事 対決しない自民党県連のふがいなさ

共産党・左翼と対決しているのはデニー知事 対決しない自民党県連のふがいなさ

 デニー知事は日米安全保障を認め、専守防衛のための軍事力保有を認めている。そして、中国の攻撃に対する防御を目的とした南西諸島における自衛隊の体制強化についても、米軍基地の整理縮小を進め基地負担の軽減につながるのであれば認めると発言している。
 デニー知事の方針は自衛隊基地建設に反対しているオール沖縄の共産党と社民党の左派と対立する。すぐにノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会がデニー知事に公開質問状を出した。共同代表は石原昌家、宮城晴美、具志堅隆松、ダグラス・スミス、山城博治とそうそうたるメンバーである。
 
 質問状は、台湾有事の際には沖縄が戦場になるのは必至。政府の大規模な戦争準備政策に対し、県民の命と暮らしを守ることを最大の使命とすべき県知事が戦争準備政策に賛成していると批判している。
 長距離ミサイルが沖縄配備されると沖縄の島々が中国ミサイルの攻撃目標になるし、沖縄が戦場にされると主張し、デニー知事に「二度と沖縄を戦場にしない」という公約を守り、反対の意思を示すように要求している。

1 12月8日回答は知事の本位ということで間違いないですか。
2 島々の港湾・空港の使用許可が、ひいては全面的な軍事利用に繋がっていくだろうことは、辺野古新基地建設用土砂の搬出港となっている塩川港を見れば明らかですが知事にそのような懸念や認識はありませんか。
3 沖縄配備の地対艦ミサイルの中国に届く長射程化、その他長射程ミサイルの沖縄配備が報道されています。「専守防衛」を逸脱し、沖縄のミサイル戦場化懸念されます。知事はこれからミサイルの沖縄配備を容認なさるのか。自衛隊「旅団」の「師団」格上げも容認するのか、お伺いします。
4 沖縄が戦争に巻き込まれることに歯止めをかけるにはどうしたらいいかお考え聞かせてください。
        ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会
 南西諸島の自衛隊強化についてデニー知事はオール沖縄の左派と真っ向から対立している。左派が自衛隊強化を認めることは絶対にない。対立を解消しなければデニー知事支持を止めるほどの対立である。
 デニー知事がオール沖縄左派と真っ向から対立するとは予想していなかった。
 デニー知事は自衛隊の増強を否定していない。増強するなら国政でしっかりとした議論することを要求している。左派には受け入れられない考えである。デニー知事と左派の対立はデニー知事が左派に同調するまで続くだろう。左派がデニー知事に同調することは絶対にないからだ。

 南西諸島における自衛隊の体制強化の問題がオール沖縄内でデニー知事派と左派の対立になった。オール沖縄の内部分裂である。左派は知識人が多い。理論でどんどん攻める。ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会が出した公開質問状のように厳しい理論攻めをする。デニー知事にとって厳しい対立である。左派の軍門に下るか、それとも反論して自分の主張を守り抜くか。

 自民党県連の知事なら簡単に負ける。左派の主張に賛成する。2012年に「沖縄に内なる民主主義はあるか」を出版したが、その出版のきっかけとなったのがブログに書いた「県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155憶5千万円経済効果資産の真っ赤な嘘」であった。自民党県連の仲井真知事の時代に左派がつくった嘘の理論を県議会で認めたのだ。嘘の理論に簡単に虜にされる自民に呆れた。「沖縄・・・」には「普天間飛行場の移設は辺野古しかない」も掲載した。


自民党県連は左派つくった嘘の理論を信じて辺野古移設反対だった。自民党県連は基地問題に関しては左派の言いなりである。共産党議員が那覇軍港の浦添市移籍に賛成したデニー知事に反対している時に「そうだ」と共産党に味方したのが自民議員グループであった。怒ったデニー知事ば思わずその議員グループを指さした。指さした行為はあるまじき行為であると自民党は抗議し、デニー知事は陳謝した。共産党に賛同したことは不問である。そのことではっきりしたのは那覇軍港移設に真剣に考えているのがデニー知事であり、いい加減であるのが自民党であることだ。
 デニー知事が左派の軍門に下るかそれとも最後まで踏ん張るか予想できないが自民党県連がデニー知事を支援することはない。不甲斐ない自民党県連である。


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