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2021年04月01日

慰安婦は売春婦。自称元慰安婦たちは妓生・性奴隷理論こそが「慰安婦は性奴隷」を打破できる


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慰安婦は売春婦。自称元慰安婦たちは妓生・性奴隷理論こそが「慰安婦は性奴隷」を打破できる

 「慰安婦は合法であり公娼制度上の売春婦だった」というハーバード大学のマーク・ラムザイヤー教授の論文が発表されると「慰安婦は性奴隷」を主張する日米韓中など世界の学者から批判の嵐が巻き起こった。ラムザイヤー教授批判の国際会議も開かれた。
一方では「慰安婦は売春婦」の勢いも増してきた。
植村隆氏が文藝春秋社と研究者の西岡力氏らを名誉毀損で訴えた裁判は、東京地裁提訴から6年を経て、最高裁に退けられたというニュースが今日掲載された。裁判は1991年に金学順さんが、当時の韓国挺身隊問題対策協議会に元「慰安婦」として名乗り出た事実をつかみ、その証言テープの内容を『朝日新聞』で報じたが、村上氏の記事は、
(1)金さんがキーセンに身売りされたことを知りながら、権力による強制連行との前提にとって都合が悪いためあえて記事にしなかった。
(2)記事を書いたのは太平洋戦争犠牲者遺族会の幹部である義母の裁判を有利にするためだった。
(3)「金さんが女子挺身隊の名で戦場に強制連行された」は事実ではない。
と、村上氏が事実とは異なる記事をあえて書いたと西岡氏は、92年ごろから批判した。西岡氏の記事は植村氏や家族にまで激しい誹謗中傷や殺害予告などの脅迫が相次いだため、植村氏が言論で対抗するとともに、司法での救済も求めて15年に提訴した。裁判は植村氏が負けた。

国会では「強制連行」というのが虚偽の断定であり、慰安婦「強制連行」はなかったと政府が完全な公式明言した。
・「強制連行」示す物証は日韓ともにない、と政府が国会で明言した。
・慰安婦問題の核心の不当性、虚構性を明白にした。
・日本非難の客観性は否定され、河野談話が虚構であることを再び提起。

ラムザイヤー教授の「慰安婦は売春婦」の論文出た後に、裁判で植村氏は敗訴し、国会では慰安婦の強制連行はなかったの政府発表があった。「慰安婦は売春婦」の勢いが増してきた。
 しかし、ラムザイヤー教授の「慰安婦は売春婦」論には大きな弱点がある。韓国には性奴隷であったと主張する元慰安婦たちが存在している。彼女たちは自分たちの体験を根拠に慰安婦=性奴隷であることを主張している。
ラムザイヤー教授が主張するように慰安婦は全員売春婦だったとすると元慰安婦だったと名乗る女性たちは嘘をついていることになる。慰安婦が売春婦であったと主張するラムザイヤー教授であるならば元慰安婦たちが嘘をついていると証明しなければならない。しかし、ラムザイヤー教授は元慰安婦を名乗っている女性たちが嘘をついていることを証明していない。彼女たちが嘘をついていないとすれば彼女たちが慰安婦ではなかったことを証明しなければならない。しかし、ラムザイヤー教授は証明していない。「慰安婦は売春婦だった」だけでは「慰安婦は性奴隷」論を完全に否定したことにはならない。これでは「慰安婦は売春婦」論と「慰安婦は性奴隷」は平行線になるだけである。

 ラムザイヤー教授の「慰安婦は売春婦だった」が正しいとするなら「慰安婦は性奴隷」は正しくないことになる。韓国の性奴隷だったと主張する元慰安婦たちは売春婦であったのに性奴隷だったと嘘をついているか、それとも慰安婦ではなかったということになる。このことをはっきりさせない限り「慰安婦は売春婦だった」が正しいと断言することはできない。両方が正しいならば「一部の慰安婦は売春婦であったが、一部の慰安婦は性奴隷だった」ということになる。しかし、ラムザイヤー教授は慰安婦全員が売春婦だったという理論であり、「慰安婦は性奴隷」派も全員性奴隷であると主張している。売春婦か性奴隷の二者択一である。

韓国挺身隊問題対策協議会と共同で調査をおこなった安秉直は、慰安婦として名乗り出た人の中には事実を歪曲している人もいたとした上で、「私たちが調査を終えた19人の証言は私たちが自信をもって世の中に送り出すものである。証言の論理的信憑性を裏付けるよう、証言の中で記録資料で確認できる部分はほとんど確認した」と述べている。19人は嘘偽りのない元慰安婦であるということである。
元慰安婦を名乗る女性たちが嘘をついているとは考えられないということだ。
「慰安婦は性奴隷だった」が嘘であると断言することはできないのである。慰安婦に性奴隷は居なかったと仮定するならば彼女たちは慰安婦ではなかったという説が有力になる。しかし、彼女たちが慰安婦ではなかったと論じた学者は過去に一人も居ない。元慰安婦の9人に名誉棄損だと提訴された「帝国の慰安婦」の著者朴裕河教授は、元慰安婦を名乗る女性たちが慰安婦であったことを否定していない。「帝国の慰安婦」では「日本軍を同士」と思う慰安婦や売春婦の慰安婦など色々な慰安婦が居たと指摘しているだけである。裁判でも元慰安婦を名乗る女性たちが慰安婦であることを朴裕河教授は認めている。「慰安婦は性奴隷」は否定していない。
世界の学者たちに流布しているのは「慰安婦は性奴隷」である。「慰安婦は性奴隷」が世界の学者の定説である。「慰安婦は売春婦」を発表したのはラムザイヤー教授が初めてである。だから、世界の学者を驚かせると同時に強く反発された。

1991年に、元慰安婦だったと金学順(キム・ハクスン)が名乗り出た時、朝日新聞の植村隆記者が金学順は十七歳の時、だまされて慰安婦にされたとしてスクープ記事をでっち上げた。そして、1992年には吉見義明中央大学教授が日本軍が強制連行して慰安婦にしたと発表し、1993年に慰安婦は性的奴隷(Sex Slaves またはSexual Slavery)」 として扱い、国連から日本政府に補償をおこなうように働きかけた結果、ウィーンの世界人権会議において「性的奴隷制」が初めて「国際連合の用語」として採用され、1996年クマラスワミ報告書で「軍隊性奴隷制(military sexual slavery)」と明記された。このような過程を経て作り上げられた「慰安婦は性奴隷」である。
強固な「慰安婦は性奴隷」論が定着している中での「慰安婦は売春婦」の発表は学術的に成り立たないとして、アメリカ国内の学術界、韓国社会、日本をはじめとした多くの国の学術関係者が批判する声明を出している。

〇「不誠実で根拠なく否定論を展開するという前例のない事例である。これに対し、世界中の日韓史の学者が反発をしている。
〇文献の扱いが恣意的で、歴史的史料が示されないまま主張が展開されている
〇女性の人権という観点や、女性たちを束縛していた家父長制の権力という観点が欠落している。
〇「女性たちの居住、外出、廃業の自由や、性行為を拒否する自由などが欠如していたという意味で、日本軍『慰安婦』制度は、そして公娼制度も性奴隷制だったという研究蓄積がありますが、そのことが無視されています。
〇法と経済の重なる領域を扱う学術誌の論文であるにもかかわらず、当時の国内法(刑法)、国際法(人道に対する罪、奴隷条約、ハーグ陸戦条約、強制労働条約、女性・児童売買禁止条約等)に違反する行為について真摯な検討が加えられた形跡もない。
〇「歴史学が政治的な攻撃の対象となったり道具となったりすることが起こっている中、政治やアイデンティティー抗争の最前線にある歴史学は『勇気ある分野』という評もいただきました。歴史学の慎重な研究がなぜ大事なのか、多くの人にわかってもらう機会になっています。
〇物議を醸す、さらには不快な意見についても議論する必要がありますが、情報自体が間違っていたり、歪曲している人と公正な議論を行うことは不可能です。そのため、特定の種類の欺瞞を間違っていると正すことが必要です。これは通常、論文の査読がすべきなのですが、今回のケースではそれがうまく働きませんでした。
世界の学者たちのラムザイヤー教授批判はこのようにすごい。「慰安婦は性奴隷」が世界の学者の定説であることがひしひしと感じる。「慰安婦は性奴隷」は簡単には崩せない強固な理論である。ラムザイヤー教授は強固な牙城に一石を投じたのである。

新聞記者、歴史学者、日弁連のコンビネーションによって国連に認めさせ、学者の定説にした「慰安婦は性奴隷」である。「慰安婦は性奴隷」は日本と韓国が発信し、世界に拡大した。日本が発信したのだから世界の学者が「慰安婦は性奴隷」を信じ、定説にするのは当然のことである。

「慰安婦は性奴隷」を作り上げたのは日本と韓国の共闘である。日韓の共産党系の左翼は共闘できる。しかし、日韓の保守、右翼は共闘しない。だから日韓共闘で「慰安婦は性奴隷」を打破するのは難しい。残念ながら日本の学者も「慰安婦は性奴隷」を打破していない。むしろ「慰安婦は売春婦」を否定し「慰安婦は性奴隷」を支持する学者が多い。

「慰安婦は性奴隷」を否定できなかった根本的な原因は1991年に慰安婦だったと最初に名乗った金学順が本当の慰安婦ではないことを見破ることができなかったことにある。金学順は15歳の時に妓生学校に40円で売られたと証言している。金学順が慰安婦ではなく妓生であったのは確実であった。妓生は慰安婦になる手続きをしないで〝慰安所〟に入った。金学順は慰安所ではない〝慰安所〟に入ったのである。金学順が慰安婦ではなかったことを証明すれば「慰安婦は性奴隷」論がつくられることはなかったはずである。

慰安婦問題で私がすぐにおかしいと思ったのは元慰安婦だったという女性のほとんどが17未満に慰安婦になっていたと証言したことだった。17未満では慰安婦になれない。彼女たちは慰安婦ではなく妓生であることに気づいた。
「彼女は慰安婦ではない 違法少女売春婦だ 少女慰安婦像韓国の恥だ」を2017年に出版した。


日本軍が管理する慰安所には17歳未満の女性は居なかったという確信があった。明治政府になって日本は法治国家になった。娼妓取締規則を制定して18歳未満の女性が売春するのを禁じた。日本軍の慰安婦制度は娼妓取締規則に則ったものであり、日本軍は日本女性はⅠ8歳未満、韓国女性は17歳未満は慰安婦になるのを禁じた。だから、慰安婦に日本女性は18歳未満、韓国女性は17歳未満はいなかった。
「彼女は慰安婦ではない・・」を最初に「内なる民主主義」に掲載したのは2013年である。2013年には元慰安婦を名乗る韓国女性たちは本当は慰安婦ではないことに確信があった。だから書いたのである。

少女慰安婦像が韓国だけでなく米国にも設置されていった。17歳未満の慰安婦が居なかったことは日本軍の慰安婦制度ではっきりしている。だから、少女慰安婦像は慰安婦ではなく韓国の性奴隷妓生であり、17歳未満の少女を妓生にしたのは韓国の恥であるとして「少女慰安婦像は韓国の恥」としたのである。少女慰安婦こそが韓国の妓生である。少女性奴隷である。性奴隷少女像は韓国の恥である。韓国の恥を自分で世界の目にさらしている。
慰安婦は日本軍が管理した売春婦。自称元慰安婦たちは韓国の妓生であり性奴隷であったという理論こそが「慰安婦は性奴隷」を打破できるものである。この理論は日本にしか構築できない。残念ながら日本の学者にまだ居ない。早く出てきてほしい。


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Posted by ヒジャイ at 21:46│Comments(0)慰安婦問題
 
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