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2018年06月26日

予想以上に末期症状の「県民投票」運動



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予想以上に末期症状の「県民投票」運動
 ブログ「県民投票運動に見られる末期症状」で「辺野古基地建設工事は進み、8月には埋め立て工事が始まる段階になった。もう止めようがないことを自覚せざるをないのが辺野古移設反対派である。止めようがないことを自覚しながら止めようとする運動が反対運動の矛盾を生みだし、末期症状を露呈しているのである」と書いたが、驚いたことに、現在行っている署名運動からも末期症状であることが判明した。予想以上に辺野古移設反対派の県民投票運動は末期症状を呈しているようである。
県民投票を県議会に請求するための書名運動を始めてから一カ月経過したが、署名数がなんと五千筆しかないというのである。県議会に請求書を提出するには二カ月以内で県内の有権者の50分の1である二万三千筆余りの署名が必要である。期限が半分過ぎたというのに集まった署名は目標の四分の一以下であるのだ。予想を超える低調振りである。「『辺野古』県民投票の会」は署名を始めた時に有権者のおよそ10分の1に当たる約一一万五千筆の署名獲得を目指すと宣言していた。一一万五の署名は無理と思っていたが二万三千筆は確実に集めるだろうと思っていた。ところが予想に反して1カ月で四分の一以下の五千筆だというのである。一一万五千筆どころか二万三千筆さえ危うい状況である。末期症状そのものである。
 
 辺野古飛行場建設反対派の主力を占めているのは自治労、沖教祖などの団体である。規模は大きいし組織活動も秀でている。県民投票を目指しているのは辺野古飛行場建設反対派だから組織力で二万三千筆余りの署名は確実に集めることができると思っていた。しかし、一カ月が過ぎても四分の一の五千筆である。辺野古飛行場建設反対派の組織力を考慮すればあまりにも少ない。こんなに少ないのは建設反対派の勢いが衰退していると考えることができる。
 県民投票派と埋め立て承認撤回派の二派に分かれたとしても二つとも建設反対の運動であるのだから書名には協力するはずである。承認撤回は翁長知事がやるのであって建設反対派はなにもすることはない。県民投票申請のための署名くらいやって当たり前である。そう考えていたから二万三千筆余の署名は集まると思っていた。しかし、一カ月過ぎてたった五千筆である。
 原因は「辺野古」県民投票の会の運動が弱いというより辺野古移設反対派の衰退以外には考えられない。

。翁長知事が自信たっぷりに宣言した埋め立て承認取り消しが最高裁で敗北した。自治労、沖教祖の組合員は教養の高い人たちである。裁判で敗北したことはかなり大きいショックだっただろう。違法行為をした翁長知事を支持する組合員は減少し、辺野古建設反対運動にも疑問を持った組合員が増えただろう。自治労や沖教祖の組合員で建設反対運動に距離を置くようになった組合員は増えたはずである。
 翁長知事の承認取り消しが最高裁で違法であるという判決が下っただけではない。防衛局は8月18日から土砂による埋め立てを始めると県に通告してきた。
・・・辺野古飛行場建設は阻止することができない・・・
そのように考える組合員が増えたはずである。
 建設反対運動から遠ざかる組合員が増えたので署名運動に協力する組合員が増えなかった。そして、署名する組合員も少なかった。その結果が五千筆であると考えられる。

 県民投票運動の末期症状は署名運動でも明らかになった、はっきりした答えは7月22日に出る。
 例え、目標の署名が集まったとしても県民投票運動の末期症状は変わらない。



Posted by ヒジャイ at 11:27│Comments(0)
 
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