沖縄二紙のオスプレイ支援報道には怒りを超えて虚しくなる

ヒジャイ

2016年04月19日 12:52






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沖縄二紙のオスプレイ支援報道には怒りを超えて虚しくなる

琉球新報と沖縄タイムスのオスプレイの救援物資搬送に関する記事を読んだ。虚しくなった。

琉球新報
オスプレイ物資輸送に賛否、熊本 県内被災者の声
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新型輸送機MV22オスプレイが18日、熊本県南阿蘇村に救援物資を搬送したことに、熊本県内の被災者からは支援を喜ぶ一方、安全性を危ぶむ声も上がった。

 「オスプレイは事故が多いと感じる。地震と事故が重なったら支援どころの話ではない」。同県阿蘇市内牧の自営業広瀬進さん(73)は、安全への不安を口にし「他の方法を考えるべきだ」と訴えた。同市の会社員の女性(46)は「あまりいいイメージはないが、お年寄りや子どもが多いので、救援物資が届くのはいいことだ」と評価した。

 大規模な土砂崩れがあり、行方不明者の捜索が続く南阿蘇村の主婦(75)は「ありがたいこと」とした上で「家の中がめちゃくちゃだが腰が痛くて片付けができない。物的な支援よりも人的な支援を考えてほしい」。

 被災者には日米同盟のパフォーマンスと見る向きもある。この日、夫婦で同村の避難所を訪れた同村の男性(81)は「いちいちオスプレイで運んだと明らかにすることに政治的な意図を感じる。今まで通り自衛隊のヘリで良いのではないか」といぶかしがった。

 食料不足が深刻な熊本市東区の避難所。息子と一緒に避難するパート従業員、坂本信子さん(64)は「外国の人たちの善意を思うと泣けてくる」と話す一方、困惑した表情で「沖縄で配備に反対する人もいるオスプレイを使うと言われると、物資を運ぶ以外の目的もあるのかなと思ってしまう」と話した。(琉球新報・2016年4月18日))

沖縄タイムス
熊本に普天間のオスプレイ2機到着 救援歓迎と懸念
 【熊本県で新垣卓也】普天間飛行場に配備されている米海兵隊の輸送機MV22オスプレイ2機が18日午後4時すぎ、熊本地震の被災者支援のため、熊本県内に到着した。水や食料など約20トンを搬送。日本の災害支援に初めてオスプレイが参加した。
 17日、4機のオスプレイが演習先のフィリピンから普天間飛行場を経由して米軍岩国基地に到着した。関係者によると2機は整備などの都合で初日は運用しなかった。
 2機は18日午後3時半ごろ、山口県の岩国基地を離陸し、約45分後に熊本県益城町の陸上自衛隊高遊原分屯地に着陸。同県南阿蘇村の白水運動公園に救援物資を運んだ。同分屯地広報室によると、輸送した物資はペットボトルの水2リットル計1200本や食料(ごはん・パン)、テント80張り、簡易トイレ160個など。
 オスプレイは19日以降も、輸送を行う。活動中は、同県八代市沖に停泊している海自のヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」で燃料補給を受ける予定。安倍晋三首相は衆院特別委員会で「高い能力を生かした支援を期待できる」と述べた。
 被災地では、オスプレイの救援物資輸送への歓迎と懸念が交錯した。益城町木山の団地から避難した男性(32)は「水も食べ物もない中での支援は本当にありがたい」と評価。同町惣領に住む男性(65)は「ニュースで事故が多いと聞いた。万が一何か起きたら話にならないし、そもそも他の手段があるのでは」と首をかしげた。(沖縄タイムス 4月19日・火)

 沖縄二紙は熊本大地震被災の深刻さを本当に認識しているのだろうか。
 マグニチュード7.3の本震発生から4日目になったが、被災は拡大し、防衛省は自衛隊の派遣規模を2万人から2万6000人に増強する方針に変更した。一連の地震による死者は44人、重軽傷者は熊本、福岡、佐賀、大分など各県で計約1100人である。
避難者は18日現在で約9万3000人。避難生活が長期化することで、高齢者を中心に過労などによる震災関連死も懸念されている。車で寝泊まりしている人も多い。狭い座席に長時間座り、足を動かさないと静脈に血のかたまりができて、肺塞栓症を引き起こすエコノミークラス症候群という病気になる。すでにに意識不明の重体となった女性が3人出たし、阿蘇市の避難所では市内の女性(77)が17日に死亡していたことが判明した。

熊本大地震被災は非常に深刻である。命を守る最低条件である食物の配布でさえ危機的な情況なのだ。
「報道なら、ちゃんと書いてくれよ。はじめはちゃんとしたものが食べられたのに、いまは1時間以上並んで、やっと食べ物がもらえる。米軍でも自衛隊でも使って、ちゃんと届けてくれ」
これが現場の悲痛な叫びである。食料は充分に準備してある。しかし、すべての被災現場に届けることができないのが現状である。
「問題は、行政同士の意思疎通と道路状況です。これだけの大規模災害ははじめてで、意志疎通がうまくいかないこともある。うまくいったとしても、道路が寸断されているところが多いでしょ。どうしても、時間がかかるし、行き渡っていないところがでてきてしまう」
食物が届かない被災現場の人たちの悲痛と、届けることができない役所の悲痛な叫びが交錯しているのが熊本大地震の現実である。

 そのような情況の中で米軍のオスプレイは大規模な斜面崩落などが発生し、道路が遮断され物資輸送が困難な南阿蘇村に物資を届けたのである。これから物資輸送が困難な場所にオスプレイは物資を輸送し、病人や怪我人を運ぶだろう。

 米軍はフィリピンで訓練しているオスプレイを熊本に派遣した。沖縄にもオスプレイはあるし沖縄から派遣することもできたはずである。フィリピンより沖縄の方が熊本にずっと近いから普通に考えれば沖縄から派遣するだろう。しかし、はるかに遠いフィリピンから派遣した。それはなぜか。理由はパイロットの操縦能力の問題だ。
熊本被災地はオスプレイパイロットにとっては初めての場所である。物資を輸送する場所は地震被害現場であるし、初めての場所である。場所に確実に到達するのに高度な知識能力がなくてはならない。そして、着陸するのに適していない場所にも着陸しなくてはならないから高度な操縦テクニックがなければならない。  
熊本に派遣するパイロットは経験豊富な優秀なパイロットでなくてはならないのだ。優秀なパイロットは沖縄ではなくフィリピンに居た。だから、フィリピンのオスプレイが熊本の被災地に派遣されたのである。

琉球新報は、熊本県内の被災者の安全性を危ぶむ声があると報道した。
「オスプレイは事故が多いと感じる。地震と事故が重なったら支援どころの話ではない」。
「他の方法を考えるべきだ」
「いちいちオスプレイで運んだと明らかにすることに政治的な意図を感じる。今まで通り自衛隊のヘリで良いのではないか」
「沖縄で配備に反対する人もいるオスプレイを使うと言われると、物資を運ぶ以外の目的もあるのかなと思ってしまう」

本当に熊本の被災者がそんなことを言ったのだろうか。信じられない。
政治的な意図と、物資を運ぶ以外の目的とはなにか。それはオスプレイで支援することによって米軍の人気を高め、米国支持を高める目的のことか。そんな推理はバカげたことである。日本国民の米国に対する親近感は、85%である。


 韓国、ロシア、中国には比べることができないくらいに高い。これ以上親近感を高める必要はない。
「外国の人たちの善意」に泣く人なら、物資輸送が困難な南阿蘇村に、ペットボトルの水2リットル計1200本、食料(ごはん・パン)、テント80張り、簡易トイレ160個の計20トンの物資を届けたオスプレイに感激して泣き叫ぶのではないか。ところが「物資を運ぶ以外の目的もあるのかな」と疑うというのである。そんな人間は共産党など反米国主義の人間しかいない。
被災を受けた人はあらゆる救援に感謝するのであり、「米軍でも自衛隊でも使って、ちゃんと届けてくれ」が切なる思いである。

沖縄タイムスは、
「ニュースで事故が多いと聞いた。万が一何か起きたら話にならないし、そもそも他の手段があるのでは」
と報道している。
 オスプレイが墜落したり、着陸に失敗して炎上した場合、最悪の時はパイロットは事故死するだろう。死ぬのはオスプレイのパイロットであって熊本の県民ではない。命を懸けているのは熊本県民ではなくオスプレイのパイロットである。自分たち被災者を救うために命を懸けているオスプレイパイロットに対して被災者が「万が一何か起きたら話にならない」なんて言うはずがない。

 
支援物資のスムーズな分配には被災者の命がかかっているが、大動脈である九州自動車道が寸断されているだけでなく、「物資の仕分けなどを担当する職員が足りず、作業が追いつかない」状態であり、支援が進まず被災者の生活環境は刻一刻と悪化しているのが現実である。そんな状況の中で、琉球新報、沖縄タイムスに登場するオスプレイを危惧する被災者が熊本の被災地に存在するというのは信じることができない。その証拠にそのような人は沖縄二紙だけに登場していて、他の本土紙には登場していない。私は琉球新報、沖縄タイムスに登場する人物は地震被災地の熊本には存在していないと確信じている。つまり、琉球新報、沖縄タイムスが作り上げた架空の人物であるのだ。

なぜ、沖縄二紙はこのような悲惨な情況の時にオスプレイ支援を危惧する人物を登場させるのだ。沖縄二紙のヒューマニズムの欠落を感じてしまう。今は米軍基地問題、オスプレイ問題はどうでもいいじゃないか。とにもかくにも被災者を救援することのみが国民とっても政府にとってもマスコミにとっても第一ではないのか。
それなのに沖縄二紙は・・・・・・・・・。

なぜ、これほどまでに沖縄二紙はヒューマニズムを失ってしまったのか。
怒りより虚しさが湧いてくる。

2016/04/08 に公開
平成28年4月7日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆­が「議会制民主主義を否定するキャンプ・シュワブ」、コラムコーナー”又吉康隆のこれ­だけは言いたい”では「目取真俊氏の欺瞞」のテーマについて解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月4月7日、19:00~
出演:
  又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)

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