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2016年06月23日

タイムスの写真がゴルフ場と民間地による大浦湾汚染を証明した






新発売・沖縄内なる民主主義8 A4版  148ページ
定価1620円(税込み)

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
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タイムスの写真がゴルフ場と民間地による大浦湾汚染を証明した

2016年6月14日の沖縄タイムスに読者が投稿した写真とともに「海が泣いている… 名護・大浦湾が赤土で染まる」という記事が掲載された。写真は大浦湾の北側から撮影したものである。
 大浦湾に赤土が流れ出て、海を真っ赤に染めている。原因は断続的に強い雨が降り、赤土が国道331号を挟んだ山手側から赤土が流れ出たせいである。山手側にはゴルフコースがある。 
写真を見ると赤土で汚染されているのは北側の331号線沿いである。向こう側は青い海であり赤土に汚染されていない。
 写真でわかることは、大浦湾全体が赤土に汚染されているのではなく、北側半分が汚染されていて南側は汚染されていないことである。


南側にあるのが米軍基地キャンプ・シュワブである。キャンプ・シュワブは大雨が降っても赤土は流出しないことが写真で分かる。
北側には住宅と畑があり、カヌチャゴルフ場がある。大浦湾を汚染しているのは民間地でありキャンプ・シュワブは自然を守っているというのが本当である。写真でその事実がはっきりした。
大浦湾の藻が繁茂している原因
 美謝川はキャンプ・シャワブにある辺野古ダムから国道339号線の下を抜け、緑の木々の中を流れている。山の自然の水がそのまま海に流れ出ているのが美謝川である、
埋め立て反対派グループの報告である。
「特にキャンプ・シュワブ大浦湾側、つまり普天間代替飛行場移設事業による直接の埋め立て地の中が最も多くジュゴンに利用されている」
グループはキャンプ・シュワブ側に藻が最も多く生えていると報告している。だから、埋め立てるとジュゴンに多大な被害を与えると主張していて辺野古埋め立てに反対している。グループはキャンプ・シュワブ側に藻が繁茂している原因は報告していない。原因を報告するのは彼らにとって不都合であるからだ。
藻が繁茂している場所はキャンプ・シュワブを流れている美謝川河口付近である。つまり藻が繁茂している原因は美謝川にある。
美謝川は畑の赤土や生活排水に汚染されないでキャンプ・シュワブの山の豊富な養分をそのまま大浦湾河口に運んでいる。それが藻が繁茂している原因である。
大雨で大浦湾を汚染しているのはゴルフ場だけではない。大浦湾には二見川、大浦川、汀間川が流れ出ているが、川沿いには人家や畑があり生活排水や赤土が川に流れ込み、川はそれらを大浦湾に運んでいる。
三つの川の中で大浦川が一番大きい。大浦川には沖縄で一番大きいマングローブ林があるが、マングローブが植わっている場所は上流から赤土が流れてきて堆積している場所である。
大浦川の川沿いは住宅とウコン畑が続いている。ウコン畑の溝は川につながっている。雨が降ると生活排水や畑の赤土が大浦湾に流れ出るのである。
二見川、大浦川、汀間川の河口は赤土の混ざった砂である。白ではなく茶色にくすんだ砂である。汚染された砂である。三つの川は住宅や畑沿いを流れて赤土や生活排水を大浦湾に流している。
 
キャンプ・シュワブの山は昔のままである。その山から大浦湾に流れている美謝川が大浦湾の自然を豊かにしている。
 川沿いに住宅や畑のある二見を流れる川の河口には赤土が流れ出て汚染されている。大浦湾の北側には広大なカヌチャゴルフ場がある。ゴルフ場も海の汚染こそすれ、自然を豊かにはしない。大浦湾・辺野古の海が豊かなのはキャンプ・シュワブの山のお蔭であるといっても過言ではない。山の自然が保たれれば大浦湾の自然も保たれる。それが真実だ。

 大浦湾を汚染してるのは米軍基地であると辺野古移設反対派は繰り返し主張し、沖縄2紙も事実であるように報道してきた。しかし、嘘である。嘘であることを沖縄タイムスに掲載したひとつの写真が証明したのである。

 辺野古飛行場建設のために埋め立てをするが、その埋め立てが大浦湾を汚染するというのも嘘である。

埋立ての土砂は外に出ない

埋め立てる時には、海底に土台をつくり、コンクリート製の箱船を埋め立て地の周りに隙間無く並べる。この箱船の名前はケーソンと言う。沈んだケーソンに岩石や解体ビルの破片などを入れて重くする。
土砂も同時に入れる。ケーソンの上に上部コンクリート壁を築く。消波ブロック(テトラポット)は魚巣にもなる。
全部沈むと埋め立て地の外壁ができあがるが、海水は最初は吸い上げない。だから外海の水圧の影響は受けない。囲いの中に土砂を流し込む。それに応じて海水を吸い上げ放出する。中に土砂を流し込んで埋め立て地の出来上がり。だから土砂が外海に出ることはない。埋め立てで大浦湾が汚染されるというのは真っ赤な嘘である。

キャサリン・ミュージックさんは、10年以上も沖縄に滞在してサンゴの保護活動をした海洋学者であるが、大浦湾に関しては間違った発言をしている。キャサリンさんは「山ぬはぎねー、海んはぎん(山が枯れると海も枯れる)」と自然法則の真理をウチナー言葉で述べた学者であるが、キャサリンさんが2年前に琉球新報に語ったことが嘘であることが、2年後の沖縄タイムスに掲載された一枚の写真が証明した。

 2014年に名護市辺野古沖の大浦湾を訪れたキャサリン・ミュージックさんは、ハマサンゴやアオサンゴの群集するポイントに潜り、視察した。「まだ大丈夫。美しい」と笑みを浮かべ「世界中で(美しい海が)失われている。辺野古の海は絶対に守る。私は諦めない」と話した。

キャサリン・ミュージック=1948年生まれ。海洋生物学者。世界中の海をフィールドにし、1980年代に石垣島新空港建設計画があった白保でサンゴの保護活動に関わり、その後沖縄に述べ11年滞在し、現在はハワイ在住。

 キャサリンさんはこれまでプエルトリコの海やグレートバリアリーフ(オーストラリア)など世界各地の海に潜り、サンゴ礁の調査をしてきた。米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古崎の埋め立てについては「恐ろしい行為。ばかなこと」と批判している。
「辺野古の海には千種を超える魚がいる。サンゴも400種以上が生きている。新種もまだいるはずだ。こんなにも美しく、貴重な海は世界中どこにも残っていない」
と話し、
「軍事基地ではなく、海洋公園にするべきだ。世界中の人に辺野古の海の美しさを知ってもらいたい。そうすればきっと、ばかな行為(新基地建設)は止められる」「カリブ海など世界中でサンゴ礁が失われている。温暖化や赤土汚染、酸性化など理由はさまざまだが、(基地建設で)わざと殺すのは信じられない」と基地建設が大浦湾の自然を破壊すると強調した。
「大浦湾は山と川があり、マングローブの生物など、全てを備えたエコシステムだ。軍事基地より海洋公園にした方が雇用や教育の面でも効果がある」と指摘し、「破壊か調和か、沖縄の人には選ぶことができる。スコットランドと同じで、沖縄には民主主義が生きている」と語った。
  
米軍基地は自然を破壊しない。そのことを証明しているのが沖縄タイムスに掲載された一枚の写真である。辺野古飛行場建設で自然を破壊することはあり得ない。しかし、キャサリンさんは自然破壊をするという。キャサリンさんの学者としての見識を疑わなければならない。

 キャサリンさんは、「山ぬはぎねー、海んはぎん、海んはぎねーウチナーんはぎん(山がはげれば海もはげる。海がはげれば沖縄もはげる)」とウチナー言葉で言った。その通りである。山からの栄養を含んだ水が海に流れ出て、その養分が海の植物や動物を育てる。山の自然を保つということは海の自然を豊かにするということである。大浦湾の周囲は山である。山の自然が大浦湾の自然を豊かにしているのは事実である。
キャサリンさんの言う通りであるが、しかし、「山ぬはぎねー、海んはぎん」にはひとつ大事なことが抜けている。川である。山の水は川を伝って海に流れ込む。だから、山の自然が保たれたとしても川が汚染された場合は山からの水は汚れてしまい。汚れた水が海に流れ込んでしまう。川が汚れていると海も汚れてしまう。
川を汚染する正体は川沿いにある工場や住宅や畑である。工場や住宅や畑から汚染水が流れ出て、川を汚し海を汚すのである。山は自然のままであっても川が汚染されていると海は汚染されてしまう。

             
 キャサリンさんは「大浦湾は山と川があり、マングローブの生物など、全てを備えたエコシステムだ。軍事基地より海洋公園にした方が雇用や教育の面でも効果がある」と指摘しているが、その指摘は実は間違っている。
 大浦湾には二見川、大浦川、汀間川、美謝川がある。二見川は上流にダムがあり、雨が降らないときはほとんど水が流れていない。雨が降ると溜まった生活排水を海に流し込む。そして、写真のように赤土で海を汚染する。
しかし、美謝川は違う。美謝川はキャンプ・シュワブ内を流れていて、ゴルフ場や住宅や畑からの排水が流入することはない。山の水がそのまま大浦湾に流れ込んでいるのが美謝川である。実はジュゴンの食する藻が繁茂している場所は美謝川河口である。大きな藻が生えているのも美謝川河口の近くにある。民間地を流れている三つの川の河口にジュゴンの藻が繁茂しているという記事はまだ一度も載ったことがない。もし、軍事基地を撤去し美謝川沿いが住宅や畑になったら美謝川も他の三つの川と同じように汚染されてジユゴンの藻は生えなくなるだろう。キャンプ・シュワブが民間地になれば大浦湾の汚染がもっと進み、キャサリンさんのいうエコシステムは破壊されるだろう。
 「山ぬはぎねー、海んはぎん、海んはぎねーウチナーんはぎん(山がはげれば海もはげる。海がはげれば沖縄もはげる)」は辺野古飛行場の埋め立てとは関係のない理論である。
「山ぬはぎねー、海んはぎん」は嘉手納飛行場以南の北谷、宜野湾、浦添、那覇市、豊見城市、糸満市などの人口密集地にはてはまる理論である。北谷町から那覇市にかけては緑の山はほとんどない。山を切り拓いて草木を切り倒し住宅や工場をつくったからだ。そのために山ははげたのである。それが原因で海岸の多くのサンゴは死滅していった。藻なども少なくなり魚は激減していった。「山ぬはぎねー、海んはぎん、海んはぎねーウチナーんはぎん」である。
 サンゴの再生に必要なのは苗を植えることではない。山を元に戻すことである。川をきれいにすることである。中南部の山を元に戻すことできないかも知れないが、川の汚染をなくし、海を浄化することはできる。海が浄化しサンゴが育つ環境をつくれば自然にサンゴは増える。川をきれいにすることがサンゴや海の動植物を保護する最良の方法である。
皮肉なことであるが、キャンプ・シュワブがあったから大浦湾の自然は保たれている。キャンプ・シュワブが民間地であったなら大浦湾は他の民間地域と同じように汚染されていただろう。海洋学者キャサリン・ミュージックさんの指摘は的外れである。

「山ぬはぎねー、海んはぎん」のキャサリンさんが真っ先に非難するべき対象は辺野古飛行場建設ではなく、広大なゴルフ場のあるカヌチャリゾートである。カヌチャリゾートは約80万坪(東京ドーム約60個分)あり、広大な自然の山を破壊してホテル、ゴルフ場、コンドミニアムをつくった。カヌチャリゾートこそが「山ぬはぎねー」である。カヌチャリゾートを一言も批判しないで辺野古飛行場建設を批判するのは、キャサリンさんは海洋生物学者というより海洋生物学者の肩書をした辺野古移設反対派のプロパガンダである。
 沖縄では自然科学者でさえ堂々と大嘘をつくのである。

【沖縄の声】米軍犯罪防止に県民大会は何の効果もない、政府のパトロールの方が効果がある[桜H28/6/17]
2016/06/17 に公開
平成28年6月16日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆­氏が19日の県民大会が米軍犯罪防止に何の効果もないことを解説すると共に、コラムコ­ーナー”又吉康隆のこれだけは言いたい”では「日米地位協定の抜本的改定要求は米軍基­地撤去要求と同じ」のテーマについて解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月6月16日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
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Posted by ヒジャイ at 13:14│Comments(0)辺野古移設問題
 
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