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2015年10月29日

米艦船の巡視活動は「数週間から数カ月」ではなくずっと続く なぜなら



第1章 日本・沖縄の米軍基地はアジアの民主主義国家の平和に貢献している 第2章 戦後沖縄の非合法共産党・米民政府 第3章 辺野古移設の真実 第4章 辺野古埋め立ての真実 第5章 辺野古の真実を捻じ曲げた者たち 第6章 辺野古の真実を捻じ曲げた沖縄タイムス・琉球新報 第7章 辺野古の真実を捻じ曲げた翁長知事 第8章 辺野古の真実を捻じ曲げた落合恵子 第9章 辺野古の真実を捻じ曲げた宮崎駿 第10章 自民党県連批判 

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米艦船の巡視活動は「数週間から数カ月」ではなくずっと続く なぜなら

アメリカ国防総省のカーター長官は27日、南シナ海で中国が埋め立てた人工島の周辺12カイリ以内に艦船を派遣したことを、初めて公式に認めた。そして、巡視活動を「今後、数週間から数カ月継続する」と明言した。
カーター長官は、議会の公聴会で、駆逐艦の派遣を初めて認め、航行は通常の活動の一環だとして、「国際法が許すかぎり、航行・飛行を続ける」との立場を繰り返し強調した。また、国務省のカービー報道官は、「公海上で、航行の自由を行使する際、何者も威嚇すべきではない」と中国をけん制する一方で、「海軍の作戦が、両国関係に悪影響を与えることはない」と強調した。
 
軍事筋は、米海軍が小規模な艦隊を編成するという選択肢を取らず、ラッセン1隻だけを投入したことは、中国を過度に刺激しないための「控えめな対応」だったとしている。ラッセンはまた、フィリピンやベトナムが領有権を主張する複数の岩礁の12カイリ内も航行し、「公明正大さ」も示した。
 米軍が中国との対立を避け、「公明正大さ」を示す行動をとったのは当然である。しかし、それは中国を恐れているからではない。中国と争うのが目的ではなく南沙諸島は公海であることを示すのが目的だったからだ。しかし、米軍事アナリストの多くは、米海軍が今後も軍事衝突を避けるため、「抑制的な活動」を繰り返す公算が大きいとみているが、中国が南沙諸島を領土だと主張して、南沙諸島から引き上げなければ米軍の行動は次第に強行な態度に変わっていくだろう。米国が中国の南沙諸島占領を黙認することはあり得ない。
 
領有権問題で中国と衝突するフィリピンやベトナムなどは、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議など、来月に相次いで開かれる一連の国際会議で、中国への非難を強める姿勢であるが、マレーシアは領有権問題を抱えるが、中国に配慮する姿勢が強く、カンボジアなど「親中派」とされる加盟国に加え、欧米から制裁を受けるタイの軍事政権が中国シフトを強めているもようであり、米イージス艦の南シナ海派遣を東南アジアの国々は対中姿勢に「温度差」があることを報道は注目している。

報道は東南アジアの親中国派と反中国派の国々の 存在に注目し、南沙諸島での米軍と中国の対立の展開の不透明さを述べている。TPPとの関連で報道したマスコミはまだない。米国が中国が埋め立てた人工島の周辺12カイリ以内に艦船を派遣したのは12か国によるTPPの締結に密接な関係がある。
ベトナム、マレーシア、ブルネイ、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドはTPPに参加している。フィリピン、インドネシア、タイもTPP参加を宣言している。東南アジアのほとんどの国々がTPPに参加するだろう。

 

 南沙諸島はTPPの交通路として重要な存在になる。南沙諸島を自由に通行するためには中国の南沙諸島居座りを排除する必要がある。
 米国がいずれは中国と妥協してしまうだろうと考えるのは間違っている。中国が南沙諸島は領土であると居座れば米軍の行動は次第に厳しくなっていく。TPPを国内で法制化すれば、アジアの国々は結束が強くなるし、日本もTPPを法制化すれば南沙諸島に自衛隊を派遣するだろう。
 南沙諸島の緊張は次第に高まっていく。最終的に敗北するのは中国である。

2015/10/16 に公開
平成27年10月15日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康­隆氏が「一国平和主義からアジア平和主義へ」、自身が出版した本「ジュゴンを食べた話­」の解説、コラムコーナーでは翁長知事の埋立承認取り消しについて批判していきます。
※ネット生放送配信:平成27年月10月15日、19:00~
出演:
  又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)



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Posted by ヒジャイ at 01:34│Comments(0)アジア情勢
 
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