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2017年11月05日

高江ヘリコプター不時着事故の時、沖縄国際大学の不時着事故を報道しなかった理由


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高江ヘリコプター不時着事故の時、沖縄国際大学の不時着事故報道しなかった理由

 衆議院選挙前に高江で米海兵隊のヘリコプターが高江の牧草地に不時着し、大炎上した。沖縄二紙は選挙期間中、毎日高江のヘリコプター不時着を報道し、過去のオスブレイやヘリコプター事故のことを報道して、米軍のオスプレイやヘリコプターが県民の生命を脅かす危険な存在であることを強調した。
 沖縄二紙の米軍基地危険の報道は衆議院選挙に大きく影響しただろう。その効果を狙って選挙期間中連日ヘリコプター不時着大炎上の報道をしたといっても過言ではない。
 
 沖縄二紙は高江の不時着大炎上と過去のヘリコプター事故を報道して、危険性を強調したが、ヘリコプター事故の危険性を強調するなら、絶対に取り上げなければならないのが2004年に起こった国際大学のヘリコプター不時着事故である。
 沖縄国際大学は1972年に那覇市の沖縄大学と沖縄市の国際大学が合併して普天間飛行場の側に設置された大学てある。沖国大の側に普天間飛行場があるが、沖国大の側に普天間飛行場を建設したのではなく、普天間飛行場の側に沖国大が設置されたのである。
 普天間飛行場の上空写真である。



 普天間飛行場は宜野湾市の住宅密集地に囲まれている。
2004年8月13日に米海兵隊ハワイ所属の大型輸送ヘリCH53Dが沖縄国際大学に不時着した。ヘリコプターは一号館本館に接触して大炎上した。
 ヘリコプターが不時着した沖国大の場所である。


 ヘリコプターは運動場に不時着しようとしたが、運動場には学生たちがいたので不時着することができず、学生が居なかった一号館本館の近くに不時着した。


 写真のようにヘリコプターは高江のヘリコプターと同じように大炎上した。


 幸いなことに犠牲者は出なかったが、人口密集地のど真ん中にある普天間飛行場の危険性を浮き彫りにした事故であった。


 ヘリコプターが牧草地ではなく高江の部落に不時着していたら死者が出る大惨事になっていただろうと沖縄二紙は報道した。
もし、そのことを強調したいのであれば沖国大のヘリコプター不時着を写真も掲載して報道するのが当然である。そうすれば県民は米軍ヘリコプターの危険性をもっと感じただろう。しかし、沖縄二紙は報道しなかった。
 米軍のヘリコプター不時着の危険性を強調するのにもっともふさわしい沖国大不時着を報道しなかったのは、沖国大が普天間飛行場の側にあるからである。ヘリコプターの危険性を強調すればするほど普天間飛行場の危険性を強調することにつながるのだ。
普天間飛行場は「世界一危険な飛行場」と呼ばれたように人口密集地の中にある。危険性は高江の比ではない。
その普天間飛行場の危険性を除去する目的で辺野古飛行場建設をしている。
だから、国際大学のヘリコプター不時着大惨事を報道すればするほど、普天間飛行場の危険性をなくすために行われている辺野古基地建設に賛成する県民が増える可能性がある。 
沖縄二紙は辺野古飛行場建設に反対している。沖縄二紙にとって県民の辺野古飛行場建設賛成者が増えるのは困ることである。賛成者を減らし反対者を増やすのが沖縄二紙の目的であるから、沖国大のヘリコプター不時着事故を報道するのは痛しかゆしなのである。

 沖縄二紙が高江のヘリコプター不時着や過去のヘリコプター事故を報道したのに沖国大のヘリコプター不時着を報道しなかったのは普天間飛行場の移設を目的にした辺野古飛行場建設に関係があるからである。辺野古飛行場建設反対者を増やすためには、高江のヘリコプター不時着事故は大きく扱う一方沖国大のヘリコプター不時着は報道しなかったのである。


 実は、沖国大のヘリコプター不時着事故の後に、辺野古飛行場建設反対派が市民の人権を無視し、米軍基地撤去イデオロギーの塊の連中であることが分かることが起こった。

 1995年9月4日に米兵による少女暴行事件が起こり、基地反対運動が激しくなった。1996年に大田知事との会談で橋本首相は普天間基地の早期返還要求に応じ、日米政府のSACO合意で普天間飛行場の移設が決まった。移設先は辺野古の海上を予定した。
 2003年4月8日に移設先となる辺野古沖で政府が現地技術調査を開始した。沖国大にヘリコプターが不時着炎上したのは移設先の現地調査をしている最中であった。
人口密集地のど真ん中にある普天間飛行場の危険性を浮き彫りにした事故は、辺野古沖への移設に拍車をかけると思われたが、意外なことが起こった。2004年9月9日に防衛施設局が辺野古沖でボーリング調査を開始したが、移設反対派はボーリング調査用のやぐらを占拠してボーリング調査を妨害したのである。
沖国大にヘリコプターが不時着炎上したことは、普天間飛行場周辺の住民の生命が危険であり、危険性をなくすためには辺野古海上に移設したほうがいいことは周知の事実である。しかし、辺野古飛行場建設に反対している革新系運動家たちは辺野古沖への移設にも反対し、やぐらを占拠してボーリング調査を暴力で阻止したのである。




宜野湾市民の騒音被害や命の危険を危惧するよりも県内移設することに断固反対する革新系運動家は市民の人権を軽視したのである。
 政府は反対派の妨害により海上移設を断念した。

 普天間飛行場を辺野古沖の海上に移設すれば宜野湾市民だけでなく県民の人命の危険がなくなるのは確実であり、普天間飛行場の騒音被害からも解放される。
 人命を尊重するのなら海上移設に賛成するべきであるのに辺野古飛行場建設反対派は反対したのである。彼らの人命尊重はまやかしであることは2004年の辺野古沖のボーリング調査を阻止した時から明らかである。

 掲載している写真を紹介しながら11月2日のチャンネル桜沖縄支局でこのことを説明した。
 そして、辺野古飛行場の建設予定地は大浦湾の沿岸であり、大浦湾を汚染することがないことも説明した。


 汚染しないのは、埋め立ての土砂をいれる前に、基礎捨石、ケーソン、上部コンクリートで埋め立て地を囲み、土砂が外界に流出しないからだ。


 
 来週のチャンネル桜では(11月6日)、平安座忠雄氏をゲストに予定している。彼は「宜野湾市民安全な生活を守る会」の代表である。守る会は翁長知事が埋め立て承認取り消しをした翁長知事を訴訟した時に結成した団体である。
翁長知事が埋め立て承認を取り消したことは辺野古移設を止めるのを目的にしている。それは宜野湾市民の安全な生活を破るものであるから取り消しを撤回しろと守る会は翁長知事を訴訟したのである。
平安座氏の主張を訊こうと思っている。

平安座氏の次にも普天間飛行場の辺野古移設に関するゲストを招く予定である。

来年の2月4日が名護市長選挙である。辺野古移設反対派の現職の稲嶺進氏(72)が3期目を目指して立候補する。自民党は市議の渡具知武豊氏(56)が立候補することが決まった。
稲嶺氏は辺野古移設の阻止を訴え、前回は相手候補に4155票差をつけて再選した。「海にも陸にも基地は造らせない」と繰り返し強調しているのが稲嶺氏である。
自民党候補の渡具知氏は、辺野古移設について「これまで議会議員として容認してきた」と明言している。

辺野古移設問題を通じて辺野古移設反対派の稲嶺氏が米軍基地撤去イデオロギーに呪縛されているだけの嘘つきで、人権無視の人間であることを暴き、微力ながら辺野古移設を容認している渡具知氏を応援していこうと思っている。

琉球新報は、名護市長選の結果は辺野古の移設計画に大きな影響を与えると書いているが、それはない。誰が市長になっても辺野古飛行場建設が中止になることはないし、滞ることもない。ただ、稲嶺氏が当選すれば辺野古移設反対が民意であると沖縄二紙や反対派が騒ぐだろう。それだけである。
ただ、来年11月ごろ予定される知事選を占う上では重要な選挙ではある。稲嶺氏が当選すれば翁長氏の知事当選に有利になるだろう。ただ、翁長氏が当選したとしても辺野古飛行場建設にはなんの影響もない。
とにかく嘘八百の稲嶺氏や翁長氏の政治を終わらして沖縄の政治を浄化しなければならない。



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Posted by ヒジャイ at 15:38│Comments(0)辺野古移設問題
 
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